MacのAutomatorでスクリプトを使用する
Automatorではスクリプトなしでも自動化を作成できますが、シェルコマンド、AppleScript、またはJavaScriptスクリプトを統合したり、スクリプトでAutomatorを制御したりすることで、Automatorの性能を強化できます。
Automatorワークフローでシェルスクリプトのアクションを使用する
いくつかのbashシェルコマンドを一緒にまとめて複雑なタスクを実行できます。
「ユーティリティ」カテゴリから「シェルスクリプトを実行」アクションをワークフローにドラッグします。
「シェル」ポップアップメニューをクリックしてから、シェル環境を選択します。
コマンドフィールドにシェルコマンドを入力します。
ワークフローをテストしてから保存します。
AutomatorワークフローにAppleScriptまたはJavaScriptスクリプトを追加する
Automatorでは、ライブラリでアクションを利用できるだけでなく、AppleScriptまたはJavaScriptスクリプトをワークフローに追加することもできます。
Automatorウインドウの左上端にある「アクション」をクリックし、「ライブラリ」で「ユーティリティ」を選択します。
「AppleScriptを実行」アクションまたは「JavaScriptを実行」アクションをワークフローにドラッグします。
アクション内でスクリプトを直接編集、コンパイル、およびテストしたり、「スクリプトエディタ」でスクリプトを開発したりできます。
Macでスクリプトを使ってAutomatorを制御する
Automatorは「スクリプト可能な」アプリケーションなので、AppleScriptおよびJavaScriptコマンドで制御できます。例えば、ワークフローを実行したり、新しいワークフローを作成したり、ワークフローにアクションを追加したり、アクション内に設定された値を取得したりできます。
スクリプトで利用可能なAutomatorコマンドを表示するには、macOSに付属の「スクリプトエディタ」を使用します。
Finderで、「アプリケーション」フォルダ内の「ユーティリティ」フォルダを開きます。
「スクリプトエディタ」アイコンが「ユーティリティ」フォルダに表示されます。
別のFinderウインドウを開き、「アプリケーション」フォルダを開きます。
Automatorアイコンが「アプリケーション」フォルダに表示されます。
Automatorアイコンを「スクリプトエディタ」アイコンにドラッグすると、Automator用のスクリプトエディタ用語説明が開きます。
AppleScript、およびスクリプティング言語の使用方法について詳しくは、「AppleScript Language Guide」にアクセスしてください。