iBooks Author の新機能

iBooks Author の新機能について説明します。

美しい縦方向のみの新しいブックの作成

  • レイアウトを完全に制御できる、縦方向のみのブックを iBooks Author で作成できるようになりました。
  • 「縦方向のみ」のテンプレートから始めると、縦方向に固定したブックを作成でき、向きを変換する UI が iBooks Author で無効になります。
  • デバイスを縦方向にして横方向のブックでテキストフローフォーマットを使用するのとは異なり、縦方向のみのブックは、デバイスを横方向にして横方向のブックで使用するのと同じナビゲーション、目次、インタラクションが可能です。

カスタムフォントをブックに埋め込んでテキストの表示を完全に制御

  • TrueType (.ttf) および OpenType (.otf) フォントに対応しています。
  • フォントファイルは、公開または書き出す iBooks ファイルに書き込まれるときに難読化 (保護) されます。
  • 作成者または出版者は、使用したフォントの権利 (画像、テキスト、およびメディアの使用権と同様の権限で) を保護する必要があります。

iBooks Author でのカスタムフォントの使用方法の詳細については、こちらの記事 を参照してください。

新しいスクロールサイドバーとポップオーバーウィジェットで、より多くのインタラクティビティを追加

  • 今回のリリースでは、スクロールサイドバーとポップオーバーという新しいマルチタッチウィジェットが追加されました。
  • スクロールサイドバーでは、最初に設定した領域を超える文字列や画像を埋め込んだ、縦向きスクロールのできる領域を追加できます。読者はこの領域をスクロールして、埋め込まれたコンテンツを読むことができます。
  • ポップオーバーウィジェットでは、スクロールサイドバーがスクロール領域を表示するのと同様の動作のトリガとなるカスタム画像を表示できます。ポップオーバーにはテキストとグラフィックスを使うことができます。

数式のサポート

  • LaTeX と MathML 表記を使用して、高度な数式を埋め込むことができます。
  • 数式は直接 iBooks Author に美しくレンダリングされます。
  • 無効な LaTeX と MathML の数式にはフラグが付きます。
  • さらに、両方向編集に対応する数式用外部エディタとして MathType 6.7d 以降を使うこともできます。

iBooks Author での LaTeX と MathML の使用方法の詳細については、こちらの記事 を参照してください。

iPad 向けのメディアを自動的に最適化

  • QuickTime でサポートされている すべてのメディアフォーマットを、iBooks Author でサポートできるようになりました。
  • iPad での表示に必要なビデオとオーディオの要件に対応するために、メディアファイルは自動的に最適化されます。
  • メディアファイルまたはメディアファイルの入った Keynote ファイルが追加されると、最適化が行われます。
  • メディアファイルの最適化は、一度に 1 つずつ行われます。複数のファイルを追加する場合、最適化を待つファイルはキューに入ります。最適化が進行中の間もブックの編集を続けることができます。
  • クオリティを維持したまま、ファイルサイズを縮小できます。
  • ムービーは .m4v のコンテナに、オーディオファイルは .m4p のコンテナに格納されます。

iBooks Author でのメディアファイルの使用方法の詳細については、こちらの記事 を参照してください。

カスタムの再生画像を含む埋め込みオーディオのサポートの向上

  • QuickTime でサポートされている すべてのオーディオフォーマットを、iBooks Author でサポートできるようになりました。
  • オーディオファイルの再生は、以下の 3 種類のインタラクションで行えます。
    • iBooks Author のスクラバー・バー。
    • iBooks Author の再生/一時停止ボタン。
    • 作成者による独自の再生/一時停止画像を指定。再生と一時停止には異なる画像を使用するのではなく、1 つの画像を使用します。

出版ワークフローの向上

  • iBooks Author では、作成者がブックを公開するプロセスを一連の画面で導いていきます。
  • iTunes Producer に書き出す前に iBooks Author でブックのエラーが検証されます。
  • 選択されたチャプタに基づいてサンプルのブックを自動的に作成できるオプションが表示されます。

ブックのバージョン番号付け

  • iBooks Store に発行済みのブックをアップデートして公開する場合は、必ずバージョン番号を付ける必要があります。
  • 作成者は、ブックを書き出す際にバージョン番号を入力する必要があります。 
  • ブックをサンプルとして書き出すときは、バージョン番号は必要ありません。
  • バージョン番号について:
    • iBooks Author によるデフォルトのバージョン番号は 1.0 です。
    • バージョン番号は、iBooks Store でブックに表示されます。
  • バージョン番号のフォーマットについて:
    • ドット区切りの整数を使用します。使用できるドットは 2 個までで 3 つの部分に分かれ、各部分に 4 つの整数を使います。例:1111.1111.1111
    • 最初のゼロは無視されます。1.01 は 1.1 と表示されます。
    • 1.10 は 1.9 より大きいと認識されます。
    • 文字は使用できません。
  • 読者がブックをアップグレードすると、新しいバージョンのブックに旧バージョンからのハイライト、メモ、およびブックマークが表示されます。ブックをアップデートしたときのハイライトとブックマークの移行方法の詳細については、こちらの記事 を参照してください。

新しい MacBook Pro の Retina ディスプレイが活かされるアップグレード

  • iBooks Author は MacBook Pro Retina ディスプレイモデルを最大限に活用しているので、グラフィックスを色鮮やかにテキストを鮮明に表示できるすばらしい体験をもたらします。

Apple がデザインした追加のテンプレート

  • iBooks Author には、「横方向 (縦見開き)」と「縦方向のみ」の 2 つの新しいテンプレートがあります。
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