macOS Ventura 13.4.1 のセキュリティコンテンツについて

macOS Ventura 13.4.1 のセキュリティコンテンツについて説明します。

Apple セキュリティアップデートについて

Apple では、ユーザ保護の観点から、調査が終了してパッチやリリースが公開されるまでは、セキュリティ上の問題を公開、説明、または是認いたしません。最近のリリースについては、「Apple セキュリティアップデート」ページに一覧形式でまとめています。

Apple のセキュリティ関連の文書では、可能な場合、脆弱性の CVE-ID に言及しています。

セキュリティについて詳しくは、Apple 製品のセキュリティに関するページを参照してください。

macOS Ventura 13.4.1

2023 年 6 月 21 日リリース

Kernel

対象 OS:macOS Ventura

影響:App がカーネル権限で任意のコードを実行できる可能性がある。Apple では、iOS 15.7 より前にリリースされたバージョンの iOS で、この脆弱性が悪用された可能性があるという報告を把握しています。

説明:入力検証を強化することで、整数オーバーフローに対処しました。

CVE-2023-32434:Kaspersky の Georgy Kucherin 氏 (@kucher1n)、Leonid Bezvershenko 氏 (@bzvr_)、Boris Larin 氏 (@oct0xor)、Valentin Pashkov 氏

2023 年 8 月 1 日に更新

WebKit

対象:macOS Ventura

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性がある。Apple では、この脆弱性が悪用された可能性があるという報告について把握しています。

説明:チェックを強化し、型の取り違え (type confusion) の脆弱性に対処しました。

WebKit Bugzilla:256567

CVE-2023-32439:匿名の研究者

Apple が製造していない製品に関する情報や、Apple が管理または検証していない個々の Web サイトについては、推奨や承認なしで提供されています。Apple は他社の Web サイトや製品の選択、性能、使用に関しては一切責任を負いません。Apple は他社の Web サイトの正確性や信頼性についてはいかなる表明もいたしません。詳しくは各メーカーや開発元にお問い合わせください。

公開日: