macOS Monterey 12.4 のセキュリティコンテンツについて

macOS Monterey 12.4 のセキュリティコンテンツについて説明します。

Apple セキュリティアップデートについて

Apple では、ユーザ保護の観点から、調査が終了してパッチやリリースが公開されるまでは、セキュリティ上の問題を公開、説明、または是認いたしません。最近のリリースについては、「Apple セキュリティアップデート」ページに一覧形式でまとめています。

Apple のセキュリティ関連の文書では、可能な場合、脆弱性の CVE-ID に言及しています。

セキュリティについて詳しくは、Apple 製品のセキュリティに関するページを参照してください。

macOS Monterey 12.4

2022 年 5 月 16 日リリース

AMD

対象 OS:macOS Monterey

影響:アプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:ステート管理を改善し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2022-26772:匿名の研究者

AMD

対象 OS:macOS Monterey

影響:アプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、バッファオーバーフローの脆弱性に対処しました。

CVE-2022-26741:ABC Research s.r.o

CVE-2022-26742:ABC Research s.r.o

CVE-2022-26749:ABC Research s.r.o

CVE-2022-26750:ABC Research s.r.o

CVE-2022-26752:ABC Research s.r.o

CVE-2022-26753:ABC Research s.r.o

CVE-2022-26754:ABC Research s.r.o

Apache

対象 OS:macOS Monterey

影響:apache に複数の脆弱性がある。

説明:apache をバージョン 2.4.53 にアップデートして、複数の脆弱性に対処しました。

CVE-2021-44224

CVE-2021-44790

CVE-2022-22719

CVE-2022-22720

CVE-2022-22721

AppleGraphicsControl

対象 OS:macOS Monterey

影響:悪意を持って作成された画像を処理すると、任意のコードが実行される可能性がある。

説明:入力検証を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2022-26751:Trend Micro Zero Day Initiative の Michael DePlante 氏 (@izobashi)

AppleMobileFileIntegrity

対象 OS:macOS Monterey

影響:ユーザが、重要なユーザ情報を閲覧できる可能性がある。

説明:環境変数の処理に脆弱性がありましたが、検証を強化して対処しました。

CVE-2022-26707:SecuRing の Wojciech Reguła 氏 (@_r3ggi)

2022 年 7 月 6 日に追加

AppleScript

対象 OS:macOS Monterey

影響:悪意を持って作成された AppleScript バイナリを処理すると、アプリケーションが予期せず終了したり、プロセスメモリが漏洩したりする可能性がある。

説明:入力検証を強化して、領域外読み込みの脆弱性に対処しました。

CVE-2022-26697:Trend Micro の Qi Sun 氏および Robert Ai 氏

AppleScript

対象 OS:macOS Monterey

影響:悪意を持って作成された AppleScript バイナリを処理すると、アプリケーションが予期せず終了したり、プロセスメモリが漏洩したりする可能性がある。

説明:配列境界チェック機能を改善することで、領域外読み込みの脆弱性に対処しました。

CVE-2022-26698:Trend Micro の Qi Sun 氏、Baidu Security の Ye Zhang 氏 (@co0py_Cat)

2022 年 7 月 6 日に更新

AVEVideoEncoder

対象 OS:macOS Monterey

影響:アプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:配列境界チェック機能を改善することで、領域外書き込みの脆弱性に対処しました。

CVE-2022-26736:匿名の研究者

CVE-2022-26737:匿名の研究者

CVE-2022-26738:匿名の研究者

CVE-2022-26739:匿名の研究者

CVE-2022-26740:匿名の研究者

Bluetooth

対象 OS:macOS Monterey

影響:アプリが Bluetooth に不正アクセスできる可能性がある。

説明:チェックを強化し、ロジックの脆弱性に対処しました。

CVE-2022-32783:Evolve (アイオワ州デモイン) の Jon Thompson 氏

2022 年 7 月 6 日に追加

Contacts

対象 OS:macOS Monterey

影響:プラグインがアプリケーションのアクセス権を継承し、ユーザデータにアクセスできる可能性がある。

説明:この問題は、チェックを強化することで解決されました。

CVE-2022-26694:SecuRing の Wojciech Reguła 氏 (@_r3ggi)

CVMS

対象 OS:macOS Monterey

影響:悪意のあるアプリケーションがルート権限を取得できる場合がある。

説明:メモリ初期化の脆弱性に対処しました。

CVE-2022-26721:Theori の Yonghwi Jin 氏 (@jinmo123)

CVE-2022-26722:Theori の Yonghwi Jin 氏 (@jinmo123)

DriverKit

対象 OS:macOS Monterey

影響:悪意のあるアプリケーションにシステム権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:配列境界チェック機能を改善することで、領域外アクセスの脆弱性に対処しました。

CVE-2022-26763:Pinauten GmbH (pinauten.de) の Linus Henze 氏

FaceTime

対象 OS:macOS Monterey

影響:アプリにルート権限を取得され、非公開の情報にアクセスされる可能性がある。

説明:Hardened Runtime を有効にして、この問題に対処しました。

CVE-2022-32781:SecuRing の Wojciech Reguła 氏 (@_r3ggi)

2022 年 7 月 6 日に追加

ImageIO

対象 OS:macOS Monterey

影響:リモートの攻撃者により、アプリケーションを突然終了されたり、任意のコードを実行されたりする可能性がある。

説明:入力検証を強化することで、整数オーバーフローの脆弱性に対処しました。

CVE-2022-26711:Trend Micro Zero Day Initiative に協力する Blacksun Hackers Club の actae0n 氏

ImageIO

対象 OS:macOS Monterey

影響:写真の位置情報が、プレビューインスペクタで削除された後も残る場合がある。

説明:ステート管理を改善し、ロジックの問題に対処しました。

CVE-2022-26725:Google の Andrew Williams 氏および Avi Drissman 氏

Intel Graphics Driver

対象 OS:macOS Monterey

影響:悪意のあるアプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:配列境界チェック機能を改善することで、領域外書き込みの脆弱性に対処しました。

CVE-2022-26720:Ant Security Light-Year Lab の Liu Long 氏

Intel Graphics Driver

対象 OS:macOS Monterey

影響:悪意のあるアプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:入力検証を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2022-26769:Antonio Zekic 氏 (@antoniozekic)

Intel Graphics Driver

対象 OS:macOS Monterey

影響:悪意のあるアプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:入力検証を強化して、領域外読み込みの脆弱性に対処しました。

CVE-2022-26770:Ant Security Light-Year Lab の Liu Long 氏

Intel Graphics Driver

対象 OS:macOS Monterey

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:入力検証を強化することで、領域外書き込みの脆弱性に対処しました。

CVE-2022-26748:Trend Micro Zero Day Initiative に協力する Theori の Jeonghoon Shin 氏

Intel Graphics Driver

対象 OS:macOS Monterey

影響:アプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:入力検証を強化することで、領域外書き込みの脆弱性に対処しました。

CVE-2022-26756:RET2 Systems, Inc の Jack Dates 氏

IOKit

対象 OS:macOS Monterey

影響:アプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:ロック処理を強化することで、競合状態の脆弱性に対処しました。

CVE-2022-26701:Tencent Security Xuanwu Lab の chenyuwang 氏 (@mzzzz__)

IOMobileFrameBuffer

対象 OS:macOS Monterey

影響:アプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:ステート管理を改善し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2022-26768:匿名の研究者

Kernel

対象 OS:macOS Monterey

影響:悪意のあるアプリケーションのせいで、複数のプロセスが共有しているメモリが予期せず変更される可能性がある。

説明:ステート管理を改善し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2022-26758:匿名の研究者

2023 年 10 月 31 日に追加

Kernel

対象 OS:macOS Monterey

影響:macOS 復旧でコードの実行をやり遂げた攻撃者が、カーネル権限に昇格できる可能性がある。

説明:配列境界チェック機能を改善することで、領域外書き込みの脆弱性に対処しました。

CVE-2022-26743:Jordy Zomer 氏 (@pwningsystems)

Kernel

対象 OS:macOS Monterey

影響:アプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:検証を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2022-26714:STAR Labs (@starlabs_sg) の Peter Nguyễn Vũ Hoàng 氏 (@peternguyen14)

Kernel

対象 OS:macOS Monterey

影響:アプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ管理を強化し、解放済みメモリ使用 (use-after-free) の脆弱性に対処しました。

CVE-2022-26757:Google Project Zero の Ned Williamson 氏

Kernel

対象 OS:macOS Monterey

影響:カーネルコードの実行をやり遂げた攻撃者が、カーネルメモリの軽減策を回避できる可能性がある。

説明:検証を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2022-26764:Pinauten GmbH (pinauten.de) の Linus Henze 氏

Kernel

対象 OS:macOS Monterey

影響:任意の読み取りおよび書き込み権限を持つ悪意のある攻撃者が、ポインタ認証を回避できる可能性がある。

説明:ステート処理を強化することで、競合状態の脆弱性に対処しました。

CVE-2022-26765:Pinauten GmbH (pinauten.de) の Linus Henze 氏

LaunchServices

対象 OS:macOS Monterey

影響:サンドボックス化されたプロセスが、サンドボックスの制約を回避できる可能性がある。

説明:他社製のアプリケーションに対してサンドボックスの制限を追加で設けて、アクセスの問題に対処しました。

CVE-2022-26706:Arsenii Kostromin 氏 (0x3c3e)、Microsoft の Jonathan Bar Or 氏

2022 年 7 月 6 日に更新

LaunchServices

対象 OS:macOS Monterey

影響:悪意のあるアプリケーションがプライバシーの環境設定を回避する可能性がある。

説明:アクセス権のチェックを追加で設けることで、この問題に対処しました。

CVE-2022-26767:SecuRing の Wojciech Reguła 氏 (@_r3ggi)

Libinfo

対象 OS:macOS Monterey

影響:アプリがプライバシーの環境設定を回避する可能性がある。

説明:この問題は、チェックを強化することで解決されました。

CVE-2022-32882:Tencent Security Xuanwu Lab の Zhipeng Huo 氏 (@R3dF09) および Yuebin Sun 氏 (@yuebinsun2020)

2022 年 9 月 16 日に追加

libresolv

対象 OS:macOS Monterey

影響:リモートのユーザから、サービス運用妨害を受ける可能性がある。

説明:この問題は、チェックを強化することで解決されました。

CVE-2022-32790:Google Security Team の Max Shavrick 氏 (@_mxms)

2022 年 6 月 21 日に追加

libresolv

対象 OS:macOS Monterey

影響:攻撃者にアプリケーションを突然終了されたり、任意のコードを実行されたりする可能性がある。

説明:この問題は、チェックを強化することで解決されました。

CVE-2022-26776:Crowdstrike の Zubair Ashraf 氏、Google Security Team の Max Shavrick 氏 (@_mxms)

CVE-2022-26708:Google Security Team の Max Shavrick 氏 (@_mxms)

libresolv

対象 OS:macOS Monterey

影響:攻撃者にアプリケーションを突然終了されたり、任意のコードを実行されたりする可能性がある。

説明:入力検証を強化することで、整数オーバーフローに対処しました。

CVE-2022-26775:Google Security Team の Max Shavrick 氏 (@_mxms)

LibreSSL

対象 OS:macOS Monterey

影響:悪意を持って作成された証明書を処理すると、サービス運用妨害を受ける可能性がある。

説明:入力検証を強化し、サービス運用妨害の脆弱性に対処しました。

CVE-2022-0778

libxml2

対象 OS:macOS Monterey

影響:リモートの攻撃者により、アプリケーションを突然終了されたり、任意のコードを実行されたりする可能性がある。

説明:メモリ管理を強化し、解放済みメモリ使用 (use-after-free) の脆弱性に対処しました。

CVE-2022-23308

Login Window

対象 OS:macOS Monterey

影響:Mac にアクセスできる人物が、ログインウインドウを回避できる可能性がある。

説明:ステート処理を改善し、整合性欠如の問題に対処しました。

CVE-2022-48575:Paul Walker 氏 (ベリー)、Ennate Technologies の Nathaniel Ekoniak 氏

2023 年 10 月 31 日に追加

OpenSSL

対象 OS:macOS Monterey

影響:悪意を持って作成された証明書を処理すると、サービス運用妨害を受ける可能性がある。

説明:この問題は、チェックを強化することで解決されました。

CVE-2022-0778

PackageKit

対象 OS:macOS Monterey

影響:アプリに、昇格した権限を取得される可能性がある。

説明:ステート管理を改善し、ロジックの問題に対処しました。

CVE-2022-32794:Mickey Jin 氏 (@patch1t)

2022 年 10 月 4 日に追加

PackageKit

対象 OS:macOS Monterey

影響:アプリケーションに、昇格した権限を取得される可能性がある。

説明:ステート管理を改善し、ロジックの問題に対処しました。

CVE-2022-22617:Mickey Jin 氏 (@patch1t)

2022 年 7 月 6 日に追加

PackageKit

対象 OS:macOS Monterey

影響:悪意のあるアプリケーションに、ファイルシステムの保護された部分を変更されるおそれがある。

説明:この問題は、脆弱なコードを削除することで解決されました。

CVE-2022-26712:Mickey Jin 氏 (@patch1t)

PackageKit

対象 OS:macOS Monterey

影響:悪意のあるアプリケーションに、ファイルシステムの保護された部分を変更されるおそれがある。

説明:この問題は、エンタイトルメントを改善することで解決されました。

CVE-2022-26727:Mickey Jin 氏 (@patch1t)

Photo Booth

対象 OS:macOS Monterey

影響:アプリにルート権限を取得され、非公開の情報にアクセスされる可能性がある。

説明:Hardened Runtime を有効にして、この問題に対処しました。

CVE-2022-32782:SecuRing の Wojciech Reguła 氏 (@_r3ggi)

2022 年 7 月 6 日に追加

Preview

対象 OS:macOS Monterey

影響:プラグインがアプリケーションのアクセス権を継承し、ユーザデータにアクセスできる可能性がある。

説明:この問題は、チェックを強化することで解決されました。

CVE-2022-26693: Wojciech Reguła 氏 (@_r3ggi)

Printing

対象 OS:macOS Monterey

影響:悪意のあるアプリケーションがプライバシーの環境設定を回避する可能性がある。

説明:この問題は、脆弱なコードを削除することで解決されました。

CVE-2022-26746:@gorelics 氏

Safari Private Browsing

対象 OS:macOS Monterey

影響:Safari のプライベートブラウズモードで、悪意のある Web サイトによってユーザが追跡される可能性がある。

説明:ステート管理を改善し、ロジックの問題に対処しました。

CVE-2022-26731:匿名の研究者

Security

対象 OS:macOS Monterey

影響:悪意のあるアプリが、署名の検証を回避できる可能性がある。

説明:チェックを強化し、証明書解析の脆弱性に対処しました。

CVE-2022-26766:Pinauten GmbH (pinauten.de) の Linus Henze 氏

SMB

対象 OS:macOS Monterey

影響:アプリケーションに、昇格した権限を取得される可能性がある。

説明:配列境界チェック機能を改善することで、領域外書き込みの脆弱性に対処しました。

CVE-2022-26715:STAR Labs の Peter Nguyễn Vũ Hoàng 氏

SMB

対象 OS:macOS Monterey

影響:アプリケーションに、昇格した権限を取得される可能性がある。

説明:入力検証を強化して、領域外読み込みの脆弱性に対処しました。

CVE-2022-26718:STAR Labs の Peter Nguyễn Vũ Hoàng 氏

SMB

対象 OS:macOS Monterey

影響:悪意を持って作成された Samba ネットワーク共有をマウントすると、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:入力検証を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2022-26723:Felix Poulin-Belanger 氏

SoftwareUpdate

対象 OS:macOS Monterey

影響:悪意のあるアプリケーションに、制限されたファイルにアクセスされる可能性がある。

説明:この問題は、エンタイトルメントを改善することで解決されました。

CVE-2022-26728:Mickey Jin 氏 (@patch1t)

Spotlight

対象 OS:macOS Monterey

影響:アプリに、昇格した権限を取得される可能性がある。

説明:シンボリックリンクの処理における検証に脆弱性があり、シンボリックの検証を強化して対処しました。

CVE-2022-26704:Gergely Kalman 氏 (@gergely_kalman)、Mandiant の Joshua Mason 氏

2023 年 10 月 31 日に更新

System Preferences

対象 OS:macOS Monterey

影響:アプリが、ディスクの保護された領域へのシンボリックリンクを作成できる可能性がある。

説明:シンボリックリンクの検証を改善することで、この問題に対処しました。

CVE-2022-42857:Mickey Jin 氏 (@patch1t)

2023 年 10 月 31 日に追加

TCC

対象 OS:macOS Monterey

影響:アプリがユーザの画面をキャプチャできる可能性がある。

説明:この問題は、チェックを強化することで解決されました。

CVE-2022-26726:YCISCQ の Antonio Cheong Yu Xuan 氏

2023 年 5 月 11 日に更新

Tcl

対象 OS:macOS Monterey

影響:悪意のあるアプリケーションがサンドボックスを破って外部で実行される可能性がある。

説明:この問題は、環境のサニタイズ処理を改善することで解決されました。

CVE-2022-26755:Arsenii Kostromin 氏 (0x3c3e)

Terminal

対象 OS:macOS Monterey

影響:サンドボックス化されたプロセスが、サンドボックスの制約を回避できる可能性がある。

説明:この問題は、環境のサニタイズ処理を改善することで解決されました。

CVE-2022-26696:Ron Waisberg 氏、匿名の研究者、SecuRing の Wojciech Reguła 氏 (@_r3ggi)、Perception Point の Ron Hass 氏 (@ronhass7)

2022 年 9 月 16 日に追加、2023 年 10 月 31 日に更新

WebKit

対象 OS:macOS Monterey

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、コードが実行される可能性がある。

説明:ステート管理を改善し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

WebKit Bugzilla:238178
CVE-2022-26700:ryuzaki 氏

WebKit

対象 OS:macOS Monterey

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ管理を強化し、解放済みメモリ使用 (use-after-free) の脆弱性に対処しました。

WebKit Bugzilla:236950
CVE-2022-26709:ShuiMuYuLin Ltd および Tsinghua wingtecher lab の Chijin Zhou 氏

WebKit Bugzilla:237475
CVE-2022-26710:ShuiMuYuLin Ltd および Tsinghua wingtecher lab の Chijin Zhou 氏

WebKit Bugzilla:238171
CVE-2022-26717:Theori の Jeonghoon Shin 氏

WebKit

対象 OS:macOS Monterey

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:ステート管理を改善し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

WebKit Bugzilla:238183
CVE-2022-26716:Kunlun Lab の SorryMybad 氏 (@S0rryMybad)

WebKit Bugzilla:238699
CVE-2022-26719:Venustech の ADLab に協力する Dongzhuo Zhao 氏

WebRTC

対象 OS:macOS Monterey

影響:webRTC 通話のビデオのセルフプレビューが、ユーザが電話に応答する場合に中断する可能性がある。

説明:状態処理を改善して、メディアの同時処理におけるロジックの脆弱性に対処しました。

WebKit Bugzilla:237524
CVE-2022-22677:匿名の研究者

Wi-Fi

対象 OS:macOS Monterey

影響:悪意のあるアプリケーションに、制限されたメモリを開示される可能性がある。

説明:検証を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2022-26745:Scarlet Raine 氏

2022 年 7 月 6 日に更新

Wi-Fi

対象 OS:macOS Monterey

影響:アプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2022-26761:Cyberserval の Wang Yu 氏

Wi-Fi

対象 OS:macOS Monterey

影響:悪意のあるアプリケーションにシステム権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2022-26762:Cyberserval の Wang Yu 氏

zip

対象 OS:macOS Monterey

影響:悪意を持って作成されたファイルを処理すると、サービス運用妨害を受ける可能性がある。

説明:ステート処理を改善し、サービス運用妨害の脆弱性に対処しました。

CVE-2022-0530

zlib

対象 OS:macOS Monterey

影響:攻撃者にアプリケーションを突然終了されたり、任意のコードを実行されたりする可能性がある。

説明:入力検証を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-25032:Tavis Ormandy 氏

zsh

対象 OS:macOS Monterey

影響:リモートの攻撃者によって任意のコードが実行される可能性がある。

説明:この問題は、zsh をバージョン 5.8.1 にアップデートすることで解決されました。

CVE-2021-45444

ご協力いただいたその他の方々

AppleMobileFileIntegrity

SecuRing の Wojciech Reguła 氏 (@_r3ggi) のご協力に感謝いたします。

Bluetooth

Project Zero の Jann Horn 氏のご協力に感謝いたします。

Calendar

Government Technology Agency of Singapore の Eugene Lim 氏のご協力に感謝いたします。

FaceTime

SecuRing の Wojciech Reguła 氏 (@_r3ggi) のご協力に感謝いたします。

FileVault

Promon Germany GmbH の Benjamin Adolphi 氏のご協力に感謝いたします。

Login Window

Offensive Security の Csaba Fitzl 氏 (@theevilbit) のご協力に感謝いたします。

Photo Booth

SecuRing の Wojciech Reguła 氏 (@_r3ggi) のご協力に感謝いたします。

System Preferences

Mohammad Tausif Siddiqui 氏 (@toshsiddiqui)、Victor Grinchik 氏 (grinchik.com)、匿名の研究者のご協力に感謝いたします。

2023 年 10 月 31 日に更新

WebKit

James Lee 氏および匿名の研究者のご協力に感謝いたします。

2022 年 5 月 25 日に更新

Wi-Fi

Dana Morrison 氏のご協力に感謝いたします。

 

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