iPhone や Apple Watch の Apple ウォレットに車のキーを追加する

ウォレットアプリに車のキーを追加できます。そうすれば、iPhone や Apple Watch を使って車を施錠/解錠/始動できます。

車のキーを iPhone や Apple Watch に追加して使うには、以下のものが必要です。

  • この機能に対応した車両。お使いの車両がこの機能に対応しているかどうかを確認するには、メーカーやディーラーにお問い合わせください。

  • 最新バージョンの iOS を搭載した iPhone XS 以降/iPhone SE (第 2 世代)、または最新バージョンの watchOS を搭載した Apple Watch Series 5 以降/Apple Watch SE。

  • デバイスに Apple ID でサインインしていること。

iPhone の Apple ウォレットに車のキーを追加する方法

  1. 車両メーカーから提供されたアカウントにご自分の車両が関連付けられていることを確認します。

  2. 車両メーカーのアプリ、メール、またはテキストメッセージを開くか、車載ディスプレイを使って、画面の指示に従ってキーを設定します。

  3. ウォレットアプリに転送されたら、「続ける」をタップします。

  4. 画面の指示に従って、iPhone をキーのリーダーに置き、iPhone と車両がペアリングされるまでそのままにしておきます。

車のキーがウォレットに追加されました

iPhone で車のキーを追加すると、iPhone とペアリングされている Apple Watch に自動的に追加される場合があります。または、ペアリングされている Apple Watch にも追加するかどうか選択肢が提示される場合もあります。

Apple Watch に手動で車のキーを追加することもできます。ペアリングされている iPhone で Apple Watch アプリを開いて、「ウォレットと Apple Pay」>車のキーの横に表示されている追加ボタンをタップします。

Apple ウォレットから車のキーを削除する方法

新しい iPhone を入手した場合や、使っている iPhone をリセットした場合は、ウォレットアプリでもう一度車のキーを設定する必要があります。

iPhone や Apple Watch に追加した車のキーを使う

iPhone や Apple Watch に追加した車のキーを使って、車を施錠/解錠したり、始動させたりできます。キーの使い方や使える機能は、車種によって異なります。キーが対応している機能について詳しくは、メーカーやディーラーにお問い合わせください。

ウォレットアプリに車のキーを追加すると、エクスプレスモードが自動的にオンになります。エクスプレスモードがオンになっている場合は、デバイスのロックを解除したり、Face ID/Touch ID/パスコードで認証したりしなくても、車のキーを使えます。

エクスプレスモードについて

パッシブエントリーで車を施錠/解錠/始動する

一部の車種では、パッシブエントリーで車の施錠/解錠/始動ができます。デバイスを持ち歩いてさえいれば施錠/解錠/始動ができるので、とても便利です。

  • デバイスを持って車に近付けば車が自動的に解錠されます。

  • 車内に入れば車を始動できます。

  • デバイスを持って車から離れれば車が自動的に施錠されます。

パッシブエントリー機能を対応車種で使うには、iPhone 11 以降または Apple Watch Series 6 以降が必要です。

デバイスを近づけて車を施錠/解錠/始動する

一部の車種では、デバイスをドアのハンドルやキーリーダーに近付けることで車の施錠/解錠/始動ができます。

  • 車を施錠/解錠するには、デバイスを車のドアハンドルに近付けます。

  • 車を始動するには、iPhone を車のキーリーダーに置くか、Apple Watch をリーダーに近付けた上で、車のスタートボタンを押します。

リモートで車を施錠/解錠する

一部の車種では、デバイスを使ってリモートで車を施錠/解錠し、その他の機能を利用できます。

  1. デバイスでウォレットアプリを開きます。

  2. 車のキーをタップします。

  3. 車両によって、施錠、解錠、始動など、異なる機能が表示されます。

リモートエントリー機能を対応車種で使うには、iPhone 11 以降または Apple Watch Series 6 以降が必要です。車の Bluetooth 通信圏内にいることも必要です。

車のキーを共有する

車種によっては、メッセージ、メール、WhatsApp などのメッセージングアプリや AirDrop で車のキーを共有できる場合があります。

  1. iPhone でウォレットアプリを開いて、車のキーを選択します。

  2. 共有ボタンNo alt supplied for Image をタップします。共有オプションが表示されない場合は、最新バージョンの iOS または watchOS にアップデートしてください。

  3. 共有オプションを選択します。

  4. 共有するキーの名前を指定して (または最近使った連絡先を選択してその名前を使えます)、共有キーのアクセス権を設定し、セキュリティ強化のためアクティベーションコードを必須にするかどうかを選択します。車のキーによっては、車両コードが必要です。

  5. 共有相手を選択します。最近使った連絡先からキーに名前を付けた場合は、メッセージで共有する際に、その連絡先が共有相手として自動的に設定されます。

  6. 「続ける」をタップし、Face ID で認証して、画面の案内にそって操作します。

  7. アクティベーションコードを必須にする選択肢を選んだ場合や、車両コードが必要なキーの場合は、キーを共有した後でコードが表示されます。共有相手が本人のデバイスにキーを追加するためには、このワンタイムコードが必要です。「共有」をタップしてこのコードを相手に送信するか、セキュリティに最大限に配慮するなら、実際に会って渡すか電話で伝えます。

さらに、車のキーフォブか、車のキーがすでに追加されている別のデバイスを用意できなければ、共有相手が本人のデバイスにキーを追加できない場合もあります。

車のキーの共有を取り消すには、ウォレットアプリを開いて、車のキーをタップします。メンバーボタン No alt supplied for Image をタップし、共有をやめたい相手を選択してから「共有を停止」をタップしてください。

iPhone の充電が必要な場合

iPhone のモデルによっては、iPhone のバッテリーが切れてしまっても車のキーを使うことができます。

デバイスをなくした場合

  • デバイスを紛失したり盗まれたりした場合は、「紛失としてマーク」することができます。そうしておけば、持ち主以外の人がデバイスを使えなくなり、ウォレットアプリに入っている車のキーや、カードやパスもすべて使えなくなります。

  • 共有したキーは、デバイスを紛失としてマークしても無効になりません。

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