Windows 用 iCloud 11.2 のセキュリティコンテンツについて
Windows 用 iCloud 11.2 のセキュリティコンテンツについて説明します。
Apple セキュリティアップデートについて
Apple では、ユーザ保護の観点から、調査が終了してパッチやリリースが公開されるまでは、セキュリティ上の問題を公開、説明、または是認いたしません。最近のリリースについては、「Apple セキュリティアップデート」ページに一覧形式でまとめています。
Apple のセキュリティ関連の文書では、可能な場合、脆弱性の CVE-ID に言及しています。
セキュリティについて詳しくは、Apple 製品のセキュリティに関するページを参照してください。
Windows 用 iCloud 11.2
ImageIO
対象 OS:Microsoft Store から入手した Windows 10 以降
影響:悪意を持って作成された画像を処理すると、任意のコードが実行される可能性がある。
説明:配列境界チェック機能を改善することで、領域外書き込みの脆弱性に対処しました。
CVE-2020-9789:VARAS@IIE の Wenchao Li 氏
CVE-2020-9790:Ant-financial Light-Year Security Lab の Xingwei Lin 氏
ImageIO
対象 OS:Microsoft Store から入手した Windows 10 以降
影響:悪意を持って作成された画像を処理すると、任意のコードが実行される可能性がある。
説明:入力検証を強化することで、領域外読み込みに対処しました。
CVE-2020-3878:Google Project Zero の Samuel Groß 氏
SQLite
対象 OS:Microsoft Store から入手した Windows 10 以降
影響:悪意のあるアプリケーションのせいでサービス運用妨害が起きたり、メモリコンテンツが漏洩したりする場合がある。
説明:配列境界チェック機能を改善することで、領域外読み込みの脆弱性に対処しました。
CVE-2020-9794
WebKit
対象 OS:Microsoft Store から入手した Windows 10 以降
影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性がある。
説明:制限を強化し、ロジックの脆弱性に対処しました。
CVE-2020-9802:Google Project Zero の Samuel Groß 氏
WebKit
対象 OS:Microsoft Store から入手した Windows 10 以降
影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、ユニバーサルクロスサイトスクリプティング攻撃につながるおそれがある。
説明:制限を強化し、ロジックの脆弱性に対処しました。
CVE-2020-9805:匿名の研究者
WebKit
対象 OS:Microsoft Store から入手した Windows 10 以降
影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性がある。
説明:メモリ処理を強化し、型の取り違え (type confusion) の脆弱性に対処しました。
CVE-2020-9800:Trend Micro Zero Day Initiative に協力する Brendan Draper 氏 (@6r3nd4n)
WebKit
対象 OS:Microsoft Store から入手した Windows 10 以降
影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性がある。
説明:ステート管理を改善し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。
CVE-2020-9806:Georgia Tech の SSLab の Wen Xu 氏
CVE-2020-9807:Georgia Tech の SSLab の Wen Xu 氏
WebKit
対象 OS:Microsoft Store から入手した Windows 10 以降
影響:リモートの攻撃者によって任意のコードが実行される可能性がある。
説明:制限を強化し、ロジックの脆弱性に対処しました。
CVE-2020-9850:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する @SSLab_Gatech の @jinmo123 氏、@setuid0x0_ 氏、および @insu_yun_en 氏
WebKit
対象 OS:Microsoft Store から入手した Windows 10 以降
影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、クロスサイトスクリプティング攻撃につながるおそれがある。
説明:入力検証を強化し、入力検証の脆弱性に対処しました。
CVE-2020-9843:Ryan Pickren 氏 (ryanpickren.com)
WebKit
対象 OS:Microsoft Store から入手した Windows 10 以降
影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性がある。
説明:検証を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。
CVE-2020-9803:Georgia Tech の SSLab の Wen Xu 氏
ご協力いただいたその他の方々
ImageIO
Lei Sun 氏のご協力に感謝いたします。
WebKit
UT Austin の Aidan Dunlap 氏のご協力に感謝いたします。
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