Mac Pro で Radeon Pro W5700X MPX モジュールを使う

Mac Pro (2019) の MPX モジュールでは、ディスプレイをさまざまに設定して使いこなせます。詳しくご説明します。

Radeon Pro W5700X MPX モジュールは、AMD Radeon Pro W5700X グラフィックプロセッサ (GPU)、16 GB の GDDR6 メモリ、4 基の Thunderbolt 3 ポート、1 基の HDMI 2.0 ポートを搭載しています。Thunderbolt 3 ポートを使って、ディスプレイや外付けのデバイスを Mac Pro に接続できます。Mac Pro で Radeon Pro W5700X MPX モジュールを使っている場合、Mac Pro の上部*や背面にある Thunderbolt 3 ポートも併せて使い、さらにディスプレイを追加して接続できます。

Boot Camp を使ってすでに Windows を設定してある場合は、Radeon Pro W5700X MPX モジュールを取り付ける前に AMD ドライバをインストールしてください。

ポートとバスについて

MPX モジュールには、Thunderbolt 3 ポート用のバスが 2 つあります。MPX モジュールの Thunderbolt 3 ポートに 5K または 6K のディスプレイを 2 台接続する場合は、それぞれのバスに 1 台ずつ接続してください。

MPX モジュールの HDMI ポートにディスプレイを接続する場合、バス 0 の Thunderbolt 3 ポートに 4K 以下の解像度のディスプレイを追加で 1 台接続できます。HDMI ポートに接続したディスプレイにオーディオを出力する必要があり、Thunderbolt 3 でほかのディスプレイも接続する場合、HDMI ポートの横にある Thunderbolt 3 ポートにはディスプレイを接続しないでください。


1 つの Radeon Pro W5700X MPX モジュールにディスプレイを接続する

Radeon Pro W5700X MPX モジュールを 1 つ取り付けている場合、Thunderbolt 3 を使って、以下の構成で最大 6 台のディスプレイを接続できます。

  • 3 台の Pro Display XDR (解像度 6016 x 3384、60 Hz) をバス 0、バス 1、Mac Pro の上部*または背面の Thunderbolt 3 ポートのいずれか 3 か所に接続する。各場所に 1 台ずつディスプレイを接続してください。
  • 3 台の 5K ディスプレイ (解像度 5120 x 2880、60 Hz) をバス 0、バス 1、および Mac Pro の上部*または背面の Thunderbolt 3 ポートに接続する。
  • 6 台の 4K ディスプレイ (解像度 3840 x 2160、60 Hz) をバス 0、バス 1、および Mac Pro の上部*または背面の Thunderbolt 3 ポートに接続する。


2 つの Radeon Pro W5700X MPX モジュールにディスプレイを接続する

Radeon Pro W5700X MPX モジュールを 2 つ取り付けている場合、Thunderbolt 3 を使って、以下の構成で最大 12 台のディスプレイを接続できます。

  • 6 台の Apple Pro Display XDR (解像度 6016 x 3384、60Hz)。各バス、Mac Pro の上部*および背面両方にある Thunderbolt 3 ポートにディスプレイを接続してください。
  • 6 台の 5K ディスプレイ (解像度 5120 x 2880、60 Hz)。各バス、Mac Pro の上部*および背面両方にある Thunderbolt 3 ポートにディスプレイを接続してください。
  • 12 台の 4K ディスプレイ (解像度 3840 x 2160、60 Hz) を Mac Pro および各カードの Thunderbolt 3 ポートに接続する。


Microsoft Windows で Radeon Pro W5700X MPX モジュールを使う

Boot Camp を使っていて、Mac で設定が済んでいる場合は、Radeon Pro W5700X MPX モジュールを取り付ける前に AMD ドライバをインストールしてください。

  1. Mac を Windows で起動します。
  2. AMD の Web サイトにアクセスし、「ドライバーとサポート」をクリックします。
  3. メニューではなく、リストから製品を選択します。まず、「Graphics」を選択してから次の列で「Mac Graphics」を選択し、その次の列で「Apple Boot Camp」を選択します。
  4. 「送信」をクリックすると、利用できるドライバのリストが表示されます。
  5. お使いの Mac モデルに対応しているドライババージョンを確認し、「Download」をクリックします。
  6. ダウンロードした ZIP ファイルを展開し、展開されたフォルダ内の Setup App を実行して、ドライバをインストールします。
  7. Mac をシステム終了して、Radeon Pro W5700X MPX モジュールを取り付けます。

AMD ドライバをインストールしておらず、画面が真っ黒になる (何も表示されない) 場合は、ディスプレイを HDMI で接続してから、上記の手順を実行してください。AMD ドライバをインストールした後、Thunderbolt 3 でディスプレイを接続できるようになります。

関連情報

  • Mac Pro (2019) に取り付け可能な PCIe カードについては、こちらの記事を参照してください。
  • Mac Pro (2019) に PCIe カードを取り付ける方法については、こちらの記事を参照してください。
  • Apple Pro Display XDR を設定して使う方法については、こちらの記事を参照してください。
  • Mac で LG UltraFine 5K Display を使う方法については、こちらの記事を参照してください。
  • Mac で 23.7 インチの LG UltraFine 4K Display を使う方法については、こちらの記事を参照してください。

* ラックマウントモデルでは、これらのポートは上部ではなく前面にあります。

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