watchOS 6.1 のセキュリティコンテンツについて

watchOS 6.1 のセキュリティコンテンツについて説明します。

Apple セキュリティアップデートについて

Apple では、ユーザ保護の観点から、調査が終了してパッチやリリースが公開されるまでは、セキュリティ上の問題を公開、説明、または是認いたしません。最近のリリースについては、「Apple セキュリティアップデート」ページに一覧形式でまとめています。

Apple のセキュリティ関連の文書では、可能な場合、脆弱性の CVE-ID に言及しています。

セキュリティについて詳しくは、Apple 製品のセキュリティに関するページを参照してください。

watchOS 6.1

2019 年 10 月 29 日リリース

アカウント

対象となるデバイス:Apple Watch Series 1 以降

影響:リモートの攻撃者が、メモリを漏洩させる可能性がある。

説明:入力検証を強化することで、領域外読み込みに対処しました。

CVE-2019-8787:ダルムシュタット工科大学 Secure Mobile Networking Lab の Steffen Klee 氏

App Store

対象となるデバイス:Apple Watch Series 1 以降

影響:ローカルの攻撃者が、以前にログイン済みのユーザのアカウントに有効な資格情報がなくてもログインできる可能性がある。

説明:ステート管理を改善し、認証の脆弱性に対処しました。

CVE-2019-8803:Kiyeon An 氏、차민규 (CHA Minkyu) 氏

AppleFirmwareUpdateKext

対象となるデバイス:Apple Watch Series 1 以降

影響:アプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:ロック処理を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2019-8747:Mohamed Ghannam 氏 (@_simo36)

オーディオ

対象となるデバイス:Apple Watch Series 1 以降

影響:アプリケーションにシステム権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2019-8785:Google Project Zero の Ian Beer 氏

CVE-2019-8797:SSD Secure Disclosure に協力する 08Tc3wBB 氏

連絡先

対象となるデバイス:Apple Watch Series 1 以降

影響:悪意のある連絡先を処理すると、UI を偽装される可能性がある。

説明:ステート管理を改善し、ユーザインターフェイス不一致の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-7152:Thinking Objects GmbH (to.com) の Oliver Paukstadt 氏

ファイルシステムイベント

対象となるデバイス:Apple Watch Series 1 以降

影響:アプリケーションにシステム権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2019-8798:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する ABC Research s.r.o.

カーネル

対象となるデバイス:Apple Watch Series 1 以降

影響:アプリケーションが、制限されたメモリを読み取れる可能性がある。

説明:入力のサニタイズ処理を強化し、検証の脆弱性に対処しました。

CVE-2019-8794:SSD Secure Disclosure に協力する 08Tc3wBB 氏

カーネル

対象となるデバイス:Apple Watch Series 1 以降

影響:アプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2019-8786:匿名の研究者

libxslt

対象となるデバイス:Apple Watch Series 1 以降

影響:libxslt に複数の脆弱性がある。

説明:入力検証を強化し、複数のメモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2019-8750:OSS-Fuzz により検出

VoiceOver

対象となるデバイス:Apple Watch Series 1 以降

影響:iOS デバイスに物理的にアクセスできる人物が、ロック画面から連絡先にアクセスできる可能性がある。

説明:この問題は、ロックされたデバイスで提示されるオプションを制限することで解決されました。

CVE-2019-8775:videosdebarraquito 氏

WebKit

対象となるデバイス:Apple Watch Series 1 以降

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、ユニバーサルクロスサイトスクリプティング攻撃につながるおそれがある。

説明:ステート管理を改善し、ロジックの問題に対処しました。

CVE-2019-8764:Google Project Zero の Sergei Glazunov 氏

WebKit

対象となるデバイス:Apple Watch Series 1 以降

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、複数のメモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2019-8743:Qi'anxin Group の Legendsec の Codesafe Team の zhunki 氏

CVE-2019-8765:Google Project Zero の Samuel Groß 氏

CVE-2019-8766:OSS-Fuzz により検出

CVE-2019-8808:OSS-Fuzz により検出

CVE-2019-8811:SSLab at Georgia Tech の Soyeon Park 氏

CVE-2019-8812:匿名の研究者

CVE-2019-8816:SSLab at Georgia Tech の Soyeon Park 氏

CVE-2019-8820:Google Project Zero の Samuel Groß 氏

ご協力いただいたその他の方々

boringssl

テルアビブ大学の Nimrod Aviram 氏、ルール大学ボーフムの Robert Merget 氏、ルール大学ボーフムの Juraj Somorovsky 氏のご協力に感謝いたします。

CFNetwork

Google の Lily Chen 氏のご協力に感謝いたします。

カーネル

Google Project Zero の Jann Horn 氏のご協力に感謝いたします。

Safari

Ron Summers 氏のご協力に感謝いたします。

WebKit

Qi'anxin Group の Legendsec の Codesafe Team の Zhiyi Zhang 氏のご協力に感謝いたします。

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