macOS Mojave 10.14.5、セキュリティアップデート 2019-003 High Sierra、セキュリティアップデート 2019-003 Sierra のセキュリティコンテンツについて

macOS Mojave 10.14.5、セキュリティアップデート 2019-003 High Sierra、セキュリティアップデート 2019-003 Sierra のセキュリティコンテンツについて説明します。

Apple セキュリティアップデートについて

Apple では、ユーザ保護の観点から、調査が終了してパッチやリリースが公開されるまでは、セキュリティ上の問題を公開、説明、または是認いたしません。最近のリリースについては、「Apple セキュリティアップデート」ページに一覧形式でまとめています。

Apple のセキュリティ関連の文書では、可能な場合、脆弱性の CVE-ID に言及しています。

セキュリティについて詳しくは、Apple 製品のセキュリティに関するページを参照してください。

macOS Mojave 10.14.5、セキュリティアップデート 2019-003 High Sierra、セキュリティアップデート 2019-003 Sierra

2019 年 5 月 13 日リリース

Accessibility Framework

対象 OS:macOS Sierra 10.12.6、macOS High Sierra 10.13.6、macOS Mojave 10.14.4

影響:アプリケーションが、制限されたメモリを読み取れる可能性がある。

説明:入力のサニタイズ処理を強化し、検証の脆弱性に対処しました。

CVE-2019-8603:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する Phoenhex および qwerty (@_niklasb、@qwertyoruiopz、@bkth_)

AMD

対象 OS:macOS Mojave 10.14.4

影響:アプリケーションにシステム権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2019-8635:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する TrendMicro Mobile Security Research Team の Lilang Wu 氏および Moony Li 氏

アプリケーションファイアウォール

対象 OS:macOS Sierra 10.12.6、macOS High Sierra 10.13.6、macOS Mojave 10.14.4

影響:アプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:制限を強化し、ロジックの脆弱性に対処しました。

CVE-2019-8590:英国の National Cyber Security Centre (NCSC)

CoreAudio

対象 OS:macOS Sierra 10.12.6、macOS High Sierra 10.13.6

影響:悪意を持って作成されたオーディオファイルを処理すると、任意のコードが実行される可能性がある。

説明:エラー処理を改善し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2019-8592:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する VulWar Corp の riusksk 氏

CoreAudio

対象 OS:macOS Mojave 10.14.4

影響:悪意を持って作成されたムービーファイルを処理すると、任意のコードが実行される可能性がある。

説明:入力検証を強化することで、領域外読み込みに対処しました。

CVE-2019-8585:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する VulWar Corp の riusksk 氏

DesktopServices

対象 OS:macOS Mojave 10.14.4

影響:悪意のあるアプリケーションに Gatekeeper チェックを回避される可能性がある。

説明:この問題は、チェックを強化することで解決されました。

CVE-2019-8589:AV-Comparatives の Andreas Clementi 氏、Stefan Haselwanter 氏、および Peter Stelzhammer 氏

ディスクイメージ

対象 OS:macOS Sierra 10.12.6、macOS Mojave 10.14.4、macOS High Sierra 10.13.6

影響:アプリケーションが、制限されたメモリを読み取れる可能性がある。

説明:入力のサニタイズ処理を強化し、検証の脆弱性に対処しました。

CVE-2019-8560:バウマン・モスクワ州立工科大学の Nikita Pupyshev 氏

2019 年 5 月 14 日に更新

EFI

対象 OS:macOS Mojave 10.14.4

影響:ユーザが別のユーザのアカウントに予期せずログインできてしまう。

説明:ステート管理を改善し、認証の脆弱性に対処しました。

CVE-2019-8634:Jenny Sprenger 氏および Maik Hoepfel 氏

Intel Graphics Driver

対象 OS:macOS Mojave 10.14.4

影響:アプリケーションにシステム権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2019-8616:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する Trend Micro Mobile Security Research Team の Lilang Wu 氏および Moony Li 氏

Intel Graphics Driver

対象 OS:macOS High Sierra 10.13.6、macOS Mojave 10.14.4

影響:アプリケーションにシステム権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ初期化の脆弱性に対処しました。

CVE-2019-8629:Solita Oy の Arash Tohidi 氏

IOAcceleratorFamily

対象 OS:macOS High Sierra 10.13.6

影響:アプリケーションにシステム権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4456:Cisco Talos の Tyler Bohan 氏

IOKit

対象 OS:macOS High Sierra 10.13.6、macOS Mojave 10.14.4

影響:ローカルユーザが、未署名のカーネル拡張機能を読み込める可能性がある。

説明:symlinks の処理に、検証不備の脆弱性がありました。この問題は、シンボリックリンクの検証を強化することで解決されました。

CVE-2019-8606:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する Phoenhex および qwerty (@_niklasb、@qwertyoruiopz、@bkth_)

カーネル

対象 OS:macOS Sierra 10.12.6、macOS High Sierra 10.13.6

影響:アプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:ステート管理を改善し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2019-8525:Qihoo 360 Nirvan Team の Zhuo Liang 氏および shrek_wzw 氏

2019 年 5 月 14 日に追加

カーネル

対象 OS:macOS Sierra 10.12.6、macOS High Sierra 10.13.6

影響:ローカルの攻撃者が、メモリを漏洩させる可能性がある。

説明:領域外読み込みの脆弱性があり、これを悪用されると、カーネルメモリが漏洩する可能性がありました。この問題は、入力検証を強化することで解決されました。

CVE-2019-8547:derrek 氏 (@derrekr6)

2019 年 5 月 14 日に追加

カーネル

対象 OS:macOS Sierra 10.12.6、macOS High Sierra 10.13.6、macOS Mojave 10.14.4

影響:悪意のあるアプリケーションにシステム権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ管理を強化し、解放済みメモリ使用 (use-after-free) の脆弱性に対処しました。

CVE-2019-8605:Google Project Zero の Ned Williamson 氏

カーネル

対象 OS:macOS Mojave 10.14.4

影響:ローカルユーザにシステムを突然終了されたり、カーネルメモリを読み取られる可能性がある。

説明:配列境界チェック機能を改善することで、領域外読み込みの脆弱性に対処しました。

CVE-2019-8576:Google Project Zero の Brandon Azad 氏、LINE Security Team の unho Jang 氏および Hanul Choi 氏

カーネル

対象 OS:macOS Sierra 10.12.6、macOS High Sierra 10.13.6、macOS Mojave 10.14.4

影響:アプリケーションにシステムを突然終了されたり、カーネルメモリを読み取られる可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、型の取り違え (type confusion) の脆弱性に対処しました。

CVE-2019-8591:Google Project Zero に協力する Ned Williamson 氏

マイクロコード

対象 OS:macOS Mojave 10.14.4

影響:投機的実行を利用するマイクロプロセッサを搭載したシステムのロードポート、フィルバッファ、ストアバッファをローカルユーザのアクセス権を持つ攻撃者に悪用され、サイドチャネル攻撃を通じて情報が漏えいするおそれがある。

説明:マイクロコードを更新し、OS スケジューラを変更して、ブラウザで実行される Web コンテンツからシステムを切り離すことで、複数の情報漏えいの脆弱性に部分的に対処しました。こうした問題に完全に対処するため、追加の影響緩和策を任意で適用できるようになっています。適用すると、ハイパースレッディングが無効になり、マイクロコードベースの影響緩和策がすべてのプロセスに対してデフォルトで有効になります。この影響緩和策について詳しくは、こちらの記事を参照してください。

CVE-2018-12126:Intel の Ke Sun 氏、Henrique Kawakami 氏、Kekai Hu 氏、および Rodrigo Branco 氏、Qihoo 360 CERT の Lei Shi 氏、Marina Minkin 氏、ミシガン大学の Daniel Genkin 氏、アデレード大学の Yuval Yarom 氏

CVE-2018-12127:Microsoft Windows Platform Security Team の Brandon Falk 氏、Intel の Ke Sun 氏、Henrique Kawakami 氏、Kekai Hu 氏、および Rodrigo Branco 氏

CVE-2018-12130:Microsoft Research の Giorgi Maisuradze 氏、Intel の Ke Sun 氏、Henrique Kawakami 氏、Kekai Hu 氏、および Rodrigo Branco 氏、グラーツ工科大学の Moritz Lipp 氏、Michael Schwarz 氏、および Daniel Gruss 氏、VU Amsterdam の VUSec group の Stephan van Schaik 氏、Alyssa Milburn 氏、Sebastian Osterlund 氏、Pietro Frigo 氏、Kaveh Razavi 氏、Herbert Bos 氏、および Cristiano Giuffrida 氏、Volodymyr Pikhur 氏、BitDefender の Dan Horea Lutas 氏

CVE-2019-11091:Intel の Ke Sun 氏、Henrique Kawakami 氏、Kekai Hu 氏、および Rodrigo Branco 氏、グラーツ工科大学の Moritz Lipp 氏、Michael Schwarz 氏、および Daniel Gruss 氏

2019 年 5 月 14 日に追加

セキュリティ

対象 OS:macOS Sierra 10.12.6、macOS High Sierra 10.13.6、macOS Mojave 10.14.4

影響:アプリケーションにシステム権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2019-8604:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する Fluoroacetate 氏

SQLite

対象 OS:macOS Mojave 10.14.4

影響:アプリケーションに、昇格した権限を取得される可能性がある。

説明:メモリ処理を改善し、入力検証の脆弱性に対処しました。

CVE-2019-8577:Checkpoint Research の Omer Gull 氏

SQLite

対象 OS:macOS Mojave 10.14.4

影響:悪意を持って作成された SQL クエリによって、任意のコードが実行される可能性がある。

説明:入力検証を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2019-8600:Checkpoint Research の Omer Gull 氏

SQLite

対象 OS:macOS Mojave 10.14.4

影響:悪意のあるアプリケーションが、制限されたメモリを読み取れる可能性がある。

説明:入力検証を強化し、入力検証の脆弱性に対処しました。

CVE-2019-8598:Checkpoint Research の Omer Gull 氏

SQLite

対象 OS:macOS Mojave 10.14.4

影響:悪意のあるアプリケーションに権限を昇格される可能性がある。

説明:脆弱なコードを削除することで、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2019-8602:Checkpoint Research の Omer Gull 氏

StreamingZip

対象 OS:macOS Mojave 10.14.4

影響:ローカルユーザが、ファイルシステムの保護された部分を変更できる可能性がある。

説明:symlinks の処理に、検証不備の脆弱性がありました。この問題は、シンボリックリンクの検証を強化することで解決されました。

CVE-2019-8568:Dany Lisiansky 氏 (@DanyL931)

sysdiagnose

対象 OS:macOS Sierra 10.12.6、macOS High Sierra 10.13.6、macOS Mojave 10.14.4

影響:アプリケーションにシステム権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2019-8574:Seekintoo (@seekintoo) の Dayton Pidhirney 氏 (@_watbulb)

Touch Bar のサポート

対象 OS:macOS Sierra 10.12.6、macOS High Sierra 10.13.6

影響:アプリケーションにシステム権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2019-8569:Viktor Oreshkin 氏 (@stek29)

WebKit

対象 OS:macOS Mojave 10.14.4

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、複数のメモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2019-6237:Trend Micro Zero Day Initiative に協力する G. Geshev 氏、Qihoo 360 Vulcan Team の Liu Long 氏

CVE-2019-8571:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する 01 氏

CVE-2019-8583:Tencent Xuanwu Lab の sakura 氏、Tencent Keen Lab の jessica 氏 (@babyjess1ca_)、Venustech の ADLab の dwfault 氏

CVE-2019-8584:Trend Micro Zero Day Initiative に協力する MWR Labs の G. Geshev 氏

CVE-2019-8586:匿名の研究者

CVE-2019-8587:Trend Micro Zero Day Initiative に協力する G. Geshev 氏

CVE-2019-8594:KAIST Web Security & Privacy Lab の Suyoung Lee 氏および Sooel Son 氏、KAIST SoftSec Lab の HyungSeok Han 氏および Sang Kil Cha 氏

CVE-2019-8595:Trend Micro Zero Day Initiative に協力する MWR Labs の G. Geshev 氏

CVE-2019-8596:Georgia Tech の SSLab の Wen Xu 氏

CVE-2019-8597:Trend Micro Zero Day Initiative に協力する 01 氏

CVE-2019-8601:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する Fluoroacetate 氏

CVE-2019-8608:Trend Micro Zero Day Initiative に協力する G. Geshev 氏

CVE-2019-8609:Georgia Tech の SSLab の Wen Xu 氏

CVE-2019-8610:Trend Micro Zero Day Initiative に協力する匿名の研究者

CVE-2019-8611:Google Project Zero の Samuel Groß 氏

CVE-2019-8615:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する MWR Labs の G. Geshev 氏

CVE-2019-8619:Georgia Tech の SSLab の Wen Xu 氏、Chaitin Security Research Lab の Hanqing Zhao 氏

CVE-2019-8622:Google Project Zero の Samuel Groß 氏

CVE-2019-8623:Google Project Zero の Samuel Groß 氏

CVE-2019-8628:Georgia Tech の SSLab の Wen Xu 氏、Chaitin Security Research Lab の Hanqing Zhao 氏

WebKit

対象 OS:macOS Mojave 10.14.4

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、プロセスメモリが漏洩する可能性がある。

説明:入力検証を強化することで、領域外読み込みに対処しました。

CVE-2019-8607:LINE Security Team の Junho Jang 氏および Hanul Choi 氏

Wi-Fi

対象 OS:macOS Mojave 10.14.4

影響:ネットワーク上の特権的な地位を悪用した攻撃者がドライバの状態を改ざんできる。

説明:ステート管理を改善し、ロジックの問題に対処しました。

CVE-2019-8612:ダルムシュタット工科大学 Secure Mobile Networking Lab の Milan Stute 氏

2019 年 5 月 14 日に追加

ご協力いただいたその他の方々

CoreFoundation

m4bln 氏、Xiangqian Zhang 氏、Tencent の Xuanwu Lab の Huiming Liu 氏、Vozzie 氏、Rami 氏のご協力に感謝いたします。

2019 年 5 月 14 日に更新

カーネル

Denis Kopyrin 氏のご協力に感謝いたします。

2019 年 5 月 14 日に更新

PackageKit

Csaba Fitzl 氏 (@theevilbit) のご協力に感謝いたします。

Safari

Turnitin 傘下の Gradescope の Michael Ball 氏のご協力に感謝いたします。

システム環境設定

匿名の研究者のご協力に感謝いたします。

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