watchOS 5 のセキュリティコンテンツについて

watchOS 5 のセキュリティコンテンツについて説明します。

Apple セキュリティアップデートについて

Apple では、ユーザ保護の観点から、調査が終了してパッチやリリースが公開されるまでは、セキュリティ上の問題を公開、説明、または是認いたしません。最近のリリースについては、「Apple セキュリティアップデート」ページに一覧形式でまとめています。

セキュリティについて詳しくは、Apple 製品のセキュリティに関するページを参照してください。Apple との通信は、Apple Product Security PGP キーで暗号化できます。

Apple のセキュリティ関連の文書では、可能な場合、脆弱性の CVE-ID に言及しています。

watchOS 5

2018 年 9 月 17 日リリース

IOKit

対象となるデバイス:Apple Watch Series 1 以降

影響:アプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:ステート管理を改善し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4383:Apple

2018 年 10 月 24 日に追加

iTunes Store

対象となるデバイス:Apple Watch Series 1 以降

影響:ネットワーク上の特権的な地位を悪用した攻撃者に、iTunes Store のパスワードプロンプトを偽装される可能性がある。

説明:入力検証を強化し、入力検証の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4305:Jerry Decime 氏

カーネル

対象となるデバイス:Apple Watch Series 1 以降

影響:アプリケーションが、制限されたメモリを読み取れる可能性がある。

説明:カーネルに入力検証の脆弱性が存在します。入力検証を強化し、この脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4363:Google Project Zero の Ian Beer 氏

カーネル

対象となるデバイス:Apple Watch Series 1 以降

影響:アプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4336:Brandon Azad 氏

CVE-2018-4337:Google Project Zero の Ian Beer 氏

CVE-2018-4344:英国の National Cyber Security Centre (NCSC)

2018 年 9 月 24 日に追加、2018 年 10 月 24 日に更新

Safari

対象となるデバイス:Apple Watch Series 1 以降

影響:ローカルユーザに、ユーザが閲覧した Web サイトを特定される可能性がある。

説明:アプリケーションのスナップショットの処理において、整合性欠如の脆弱性がありました。この問題は、アプリケーションスナップショットの処理を改善することで解決されました。

CVE-2018-4313:11 名の匿名の研究者、David Scott 氏、Abdullah Mürşide Özünenek Anadolu Lisesi (アンカラ/トルコ) の Enes Mert Ulu 氏、Van Yüzüncü Yıl University の Mehmet Ferit Daştan 氏、Kaliptus Medical Organization の Metin Altug Karakaya 氏、ウェスタン・ガバナーズ大学 (WGU) の Vinodh Swami 氏

セキュリティ

対象となるデバイス:Apple Watch Series 1 以降

影響:攻撃者に、RC4 暗号化アルゴリズムの脆弱性を悪用される場合がある。

説明:この問題は、RC4 を削除することで解決されました。

CVE-2016-1777:Pepi Zawodsky 氏

WebKit

対象となるデバイス:Apple Watch Series 1 以降

影響:悪意のある Web サイトが、予期しないクロスオリジンの動作を引き起こす可能性がある。

説明:iframe 要素にクロスオリジンの脆弱性がありました。この問題は、セキュリティオリジンの追跡を強化することで解決されました。

CVE-2018-4319:Google の John Pettitt 氏

2018 年 9 月 24 日に追加

WebKit

対象となるデバイス:Apple Watch Series 1 以降

影響:予期しない操作により、ASSERT エラーが発生する可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ消費の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4361:OSS-Fuzz により検出

2018 年 9 月 24 日に追加、2018 年 10 月 24 日に更新

WebKit

対象となるデバイス:Apple Watch Series 1 以降

影響:予期しない操作により、ASSERT エラーが発生する可能性がある。

説明:検証を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4191:OSS-Fuzz により検出

2018 年 9 月 24 日に追加

WebKit

対象となるデバイス:Apple Watch Series 1 以降

影響:クロスオリジンの SecurityErrors に、アクセス済みのフレームのオリジンが含まれている。

説明:この問題は、オリジン情報を削除することで解決されました。

CVE-2018-4311:Erling Alf Ellingsen 氏 (@steike)

2018 年 9 月 24 日に追加

WebKit

対象となるデバイス:Apple Watch Series 1 以降

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、複数のメモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4299:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する Samuel Groβ 氏 (saelo)

CVE-2018-4359:Samuel Groß 氏 (@5aelo)

CVE-2018-4358:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する @phoenhex チーム (@bkth_ @5aelo @_niklasb)

2018 年 9 月 24 日に追加

ご協力いただいたその他の方々

Core Data

NESO Security Labs GmbH の Andreas Kurtz 氏 (@aykay) のご協力に感謝いたします。

サンドボックスプロファイル

Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する Tencent Keen Security Lab のご協力に感謝いたします。

SQLite

NESO Security Labs GmbH の Andreas Kurtz 氏 (@aykay) のご協力に感謝いたします。

WebKit

Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する Tencent Keen Security Lab のご協力に感謝いたします。

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