watchOS 4.3.2 のセキュリティコンテンツについて

watchOS 4.3.2 のセキュリティコンテンツについて説明します。

Apple セキュリティアップデートについて

Apple では、ユーザ保護の観点から、調査が終了してパッチやリリースが公開されるまでは、セキュリティ上の問題を公開、説明、または是認いたしません。最近のリリースについては、「Apple セキュリティアップデート」ページに一覧形式でまとめています。

セキュリティについて詳しくは、Apple 製品のセキュリティに関するページを参照してください。Apple との通信は、Apple Product Security PGP キーで暗号化できます。

Apple のセキュリティ関連の文書では、可能な場合、脆弱性の CVE-ID に言及しています。

watchOS 4.3.2

2018 年 7 月 9 日リリース

CFNetwork

対象となるデバイス:Apple Watch の全モデル

影響:Cookie が予期せず Safari に残る可能性がある。

説明:チェックを強化し、Cookie 管理の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4293:匿名の研究者

絵文字

対象となるデバイス:Apple Watch の全モデル

影響:特定の構成において絵文字を処理すると、サービス運用妨害を受ける可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、サービス運用妨害の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4290:Digita Security の Patrick Wardle 氏

カーネル

対象となるデバイス:Apple Watch の全モデル

影響:ローカルユーザがカーネルメモリを読み取れる場合がある。

説明:領域外読み込みの脆弱性があり、これを悪用されると、カーネルメモリが漏洩する可能性がありました。この問題は、入力検証を強化することで解決されました。

CVE-2018-4282:Qihoo 360 Nirvan Team の Proteas 氏

libxpc

対象となるデバイス:Apple Watch の全モデル

影響:アプリケーションに、昇格した権限を取得される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4280:Brandon Azad 氏

libxpc

対象となるデバイス:Apple Watch の全モデル

影響:悪意のあるアプリケーションが、制限されたメモリを読み取れる可能性がある。

説明:入力検証を強化することで、領域外読み込みに対処しました。

CVE-2018-4248:Brandon Azad 氏

LinkPresentation

対象となるデバイス:Apple Watch の全モデル

影響:悪意のある Web サイトにアクセスすると、アドレスバーを偽装される可能性がある。

説明:URL の処理に、偽装の脆弱性がありました。入力検証を強化し、この脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4277:Tencent の Xuanwu Lab (tencent.com) の xisigr 氏

WebKit

対象となるデバイス:Apple Watch の全モデル

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、Safari が予期せずクラッシュする可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4270:OSS-Fuzz により検出

WebKit

対象となるデバイス:Apple Watch の全モデル

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、型の取り違え (type confusion) の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4284:OSS-Fuzz により検出

WebKit

対象となるデバイス:Apple Watch の全モデル

影響:悪意のある Web サイトから、サービス運用妨害を受ける可能性がある。

説明:検証を追加することで、競合状態に対処しました。

CVE-2018-4266:OSS-Fuzz により検出

WebKit

対象となるデバイス:Apple Watch の全モデル

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、複数のメモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4262:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する Mateusz Krzywicki 氏

CVE-2018-4264:OSS-Fuzz により検出、Ant-financial Light-Year Security Lab の Yu Zhou 氏および Jundong Xie 氏

CVE-2018-4272:OSS-Fuzz により検出

WebKit

対象となるデバイス:Apple Watch の全モデル

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、Safari が予期せずクラッシュする可能性がある。

説明:入力検証を強化し、複数のメモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4271:OSS-Fuzz により検出

CVE-2018-4273:OSS-Fuzz により検出

ご協力いただいたその他の方々

カーネル

Trend Micro の Zero Day Initiative に携わる、Trend Micro の juwei lin 氏 (@panicaII) のご協力に感謝いたします。

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