watchOS 4.3 のセキュリティコンテンツについて

watchOS 4.3 のセキュリティコンテンツについて説明します。

Apple セキュリティアップデートについて

Apple では、ユーザ保護の観点から、調査が終了してパッチやリリースが公開されるまでは、セキュリティ上の問題を公開、説明、または是認いたしません。最近のリリースについては、「Apple セキュリティアップデート」ページに一覧形式でまとめています。

セキュリティについて詳しくは、Apple 製品のセキュリティに関するページを参照してください。Apple との通信は、Apple Product Security PGP キーで暗号化できます。

Apple のセキュリティ関連の文書では、可能な場合、脆弱性の CVE-ID に言及しています。

watchOS 4.3

2018 年 3 月 29 日リリース

CoreFoundation

対象となるデバイス:Apple Watch の全モデル

影響:アプリケーションに、昇格した権限を取得される可能性がある。

説明:検証を追加することで、競合状態に対処しました。

CVE-2018-4155:Samuel Groß 氏 (@5aelo)

CVE-2018-4158:Samuel Groß 氏 (@5aelo)

CoreText

対象となるデバイス:Apple Watch の全モデル

影響:悪意を持って作成された文字列を処理すると、サービス運用妨害を受ける可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、サービス拒否の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4142:Google Switzerland GmbH の Robin Leroy 氏

ファイルシステムイベント

対象となるデバイス:Apple Watch の全モデル

影響:アプリケーションに、昇格した権限を取得される可能性がある。

説明:検証を追加することで、競合状態に対処しました。

CVE-2018-4167:Samuel Groß 氏 (@5aelo)

カーネル

対象となるデバイス:Apple Watch の全モデル

影響:悪意のあるアプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、複数のメモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4150:匿名の研究者

カーネル

対象となるデバイス:Apple Watch の全モデル

影響:アプリケーションが、制限されたメモリを読み取れる可能性がある。

説明:入力のサニタイズ処理を強化し、検証の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4104:英国の National Cyber Security Centre (NCSC)

カーネル

対象となるデバイス:Apple Watch の全モデル

影響:アプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4143:derrek 氏 (@derrekr6)

カーネル

対象となるデバイス:Apple Watch の全モデル

影響:悪意のあるアプリケーションが、カーネルメモリのレイアウトを判断できる可能性がある。

説明:プログラムの状態遷移に際して、情報漏洩の脆弱性がありました。この問題は、ステート処理を改善することで解決されました。

CVE-2018-4185:Brandon Azad 氏

2018 年 7 月 19 日に追加

NSURLSession

対象となるデバイス:Apple Watch の全モデル

影響:アプリケーションに、昇格した権限を取得される可能性がある。

説明:検証を追加することで、競合状態に対処しました。

CVE-2018-4166:Samuel Groß 氏 (@5aelo)

クイックルック

対象となるデバイス:Apple Watch の全モデル

影響:アプリケーションに、昇格した権限を取得される可能性がある。

説明:検証を追加することで、競合状態に対処しました。

CVE-2018-4157:Samuel Groß 氏 (@5aelo)

セキュリティ

対象となるデバイス:Apple Watch の全モデル

影響:悪意のあるアプリケーションに権限を昇格される可能性がある。

説明:サイズ検証を強化し、バッファオーバーフローに対処しました。

CVE-2018-4144:Abraham Masri 氏 (@cheesecakeufo)

システム環境設定

対象となるデバイス:Apple Watch の全モデル

影響:構成プロファイルが削除後も誤って効力を持ち続ける場合がある。

説明:CFPreferences に脆弱性がありました。この問題は、環境設定のクリーンアップを改善することで解決されました。

CVE-2018-4115:Wandera の Johann Thalakada 氏、Vladimir Zubkov 氏、Matt Vlasach 氏

WebKit

対象となるデバイス:Apple Watch の全モデル

影響:配列タイプの予期しない操作により、ASSERT エラーが発生する可能性がある。

説明:javascript core での関数の処理時に、配列のインデックス指定に問題がありました。この問題は、チェックを改善することで解決されました。

CVE-2018-4113:OSS-Fuzz により検出

WebKit

対象となるデバイス:Apple Watch の全モデル

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、サービス運用妨害を受ける可能性がある。

説明:入力検証を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4146:OSS-Fuzz により検出

WebKit

対象となるデバイス:Apple Watch の全モデル

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、複数のメモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4114:OSS-Fuzz により検出

CVE-2018-4121:Google Project Zero の Natalie Silvanovich 氏

CVE-2018-4122:Trend Micro の Zero Day Initiative の WanderingGlitch 氏

CVE-2018-4125:Trend Micro の Zero Day Initiative の WanderingGlitch 氏

CVE-2018-4129:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する Baidu Security Lab の likemeng 氏

CVE-2018-4161:Trend Micro の Zero Day Initiative の WanderingGlitch 氏

CVE-2018-4162:Trend Micro の Zero Day Initiative の WanderingGlitch 氏

CVE-2018-4163:Trend Micro の Zero Day Initiative の WanderingGlitch 氏

WebKit

対象となるデバイス:Apple Watch の全モデル

影響:悪意のある Web サイトに、データをクロスオリジンで取得される可能性がある。

説明:fetch API にクロスオリジンの脆弱性がありました。この問題は、入力検証を強化することで解決されました。

CVE-2018-4117:匿名の研究者、匿名の研究者

WebKit

対象となるデバイス:Apple Watch の全モデル

影響:予期しない操作により、ASSERT エラーが発生する可能性がある。

説明:この問題は、チェックを強化することで解決されました。

CVE-2018-4207:OSS-Fuzz により検出

2018 年 5 月 2 日に追加

WebKit

対象となるデバイス:Apple Watch の全モデル

影響:予期しない操作により、ASSERT エラーが発生する可能性がある。

説明:この問題は、チェックを強化することで解決されました。

CVE-2018-4208:OSS-Fuzz により検出

2018 年 5 月 2 日に追加

WebKit

対象となるデバイス:Apple Watch の全モデル

影響:予期しない操作により、ASSERT エラーが発生する可能性がある。

説明:この問題は、チェックを強化することで解決されました。

CVE-2018-4209:OSS-Fuzz により検出

2018 年 5 月 2 日に追加

WebKit

対象となるデバイス:Apple Watch の全モデル

影響:配列タイプの予期しない操作により、エラーが発生する可能性がある。

説明:javascript core での関数の処理時に、配列のインデックス指定に問題がありました。この問題は、チェックを強化することで解決されました。

CVE-2018-4210:OSS-Fuzz により検出

2018 年 5 月 2 日に追加

WebKit

対象となるデバイス:Apple Watch の全モデル

影響:予期しない操作により、ASSERT エラーが発生する可能性がある。

説明:この問題は、チェックを強化することで解決されました。

CVE-2018-4212:OSS-Fuzz により検出

2018 年 5 月 2 日に追加

WebKit

対象となるデバイス:Apple Watch の全モデル

影響:予期しない操作により、ASSERT エラーが発生する可能性がある。

説明:この問題は、チェックを強化することで解決されました。

CVE-2018-4213:OSS-Fuzz により検出

2018 年 5 月 2 日に追加

ご協力いただいたその他の方々

メール

Wire Swiss GmbH の Sabri Haddouche 氏 (@pwnsdx) のご協力に感謝いたします。

2018 年 6 月 21 日に追加

セキュリティ

Abraham Masri 氏 (@cheesecakeufo) のご協力に感謝いたします。

2018 年 4 月 13 日に追加

Apple 製以外の製品に関する情報や、Apple が管理または検証していない個々の Web サイトは、推奨や承認なしで提供されています。Apple は他社の Web サイトや製品の選定、性能、使用については一切責任を負いません。Apple は他社の Web サイトの正確性や信頼性については一切明言いたしません。インターネットの使用にはリスクがつきものです。詳しくは各社にお問い合わせください。その他の会社名や製品名は、それぞれの所有者の商標である場合があります。

公開日: