Boot Camp アシスタントを実行した後、Mac で Windows が起動し、Boot Camp 用の Windows サポートソフトウェアのインストーラが自動的に起動します。このソフトウェアがあれば、Mac で Windows を実行するために必要なドライバを使えるようになります。
場合によって、Boot Camp アシスタントでインストーラが自動的に起動しないことがあります。Windows を使う際に以下の症状が認められる場合、Windows サポートソフトウェアが正しくインストールされていない可能性があります。
- Apple Software Update が機能しなくなったというエラーメッセージが表示される。
- ディスプレイの 1 つまたは複数の画面解像度が Windows で表示されない/選択できない。
- 内蔵ディスプレイの明るさを Windows で調整できない。
- Apple 製のマウス、トラックパッド、またはキーボードが Windows で機能しない (感圧タッチは Windows で動作する仕様にはなっていません)。
- Mac の内蔵スピーカーからの音声が Windows で聞こえない。
- Mac に内蔵されたマイクやカメラが Windows で認識されない。
こうした問題を解決するために、Windows サポートソフトウェアを手動でインストールできます。
Windows サポートソフトウェアを手動でインストールする
上記の症状が現れた場合や、Boot Camp アシスタントで Windows サポートソフトウェアがインストールされなかったことがわかっている場合は、以下の手順でインストーラを実行できます。
この時点では Windows ドライバがインストールされていないため、USB マウスを使った方が操作しやすいかもしれません。
- OSXRESERVED パーティションに移動します。通常は、「D:\」ドライブです。
- OSXRESERVED パーティションの「BootCamp」フォルダを開いて、「Setup」ファイルを実行します。ほかのどの場所でもなく、「BootCamp」フォルダの中から「Setup」を実行してください。
- 画面の案内に従って、Boot Camp 用の Windows サポートソフトウェアのインストールを最後まで進めます。
必要に応じて、コマンドラインで「D:\BootCamp\setup.exe
」と入力して インストーラを実行することもできます。