tvOS 11.2 のセキュリティコンテンツについて

tvOS 11.2 のセキュリティコンテンツについて説明します。

Apple セキュリティアップデートについて

Apple では、ユーザ保護の観点から、調査が終了してパッチやリリースが公開されるまでは、セキュリティ上の問題を公開、説明、または是認いたしません。最近のリリースについては、「Apple セキュリティアップデート」ページに一覧形式でまとめています。

セキュリティについて詳しくは、Apple 製品のセキュリティに関するページを参照してください。Apple との通信は、Apple Product Security PGP キーで暗号化できます。

Apple のセキュリティ関連の文書では、可能な場合、脆弱性の CVE-ID に言及しています。

tvOS 11.2

2017 年 12 月 4 日リリース

App Store

対象となるデバイス:Apple TV 4K および Apple TV (第 4 世代)

影響:ネットワーク上の特権的な地位を悪用した攻撃者に、App Store のパスワードプロンプトを悪用される可能性がある。

説明:入力検証を強化し、入力検証における脆弱性に対処しました。

CVE-2017-7164:Jerry Decime 氏

2018 年 1 月 11 日に追加

CFNetwork Session

対象となるデバイス:Apple TV 4K および Apple TV (第 4 世代)

影響:アプリケーションにシステム権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-7172:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する Richard Zhu 氏 (fluorescence)

2018 年 1 月 22 日に追加

CoreAnimation

対象となるデバイス:Apple TV 4K および Apple TV (第 4 世代)

影響:アプリケーションに権限を昇格され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-7171:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する 360 Security、Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する Tencent Keen Security Lab (@keen_lab)

2018 年 1 月 22 日に追加

IOKit

対象となるデバイス:Apple TV 4K および Apple TV (第 4 世代)

影響:アプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-7162:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する Tencent Keen Security Lab (@keen_lab)

2017 年 12 月 21 日に追加、2018 年 1 月 10 日に更新

IOSurface

対象となるデバイス:Apple TV 4K および Apple TV (第 4 世代)

影響:アプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-13861:Google Project Zero の Ian Beer 氏

カーネル

対象となるデバイス:Apple TV 4K および Apple TV (第 4 世代)

影響:アプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-13904:Semmle Ltd. の Kevin Backhouse 氏

2018 年 2 月 14 日に追加

カーネル

対象となるデバイス:Apple TV 4K および Apple TV (第 4 世代)

影響:アプリケーションにカーネルメモリを読み取られる可能性がある (Meltdown)。

説明:投機的実行と間接分岐予測を利用するマイクロプロセッサを搭載したシステムで、ローカルユーザのアクセス権を持つ攻撃者が、データキャッシュのサイドチャネル解析を通じて情報を不正に入手できる可能性がありました。

CVE-2017-5754:Google Project Zero の Jann Horn 氏、グラーツ工科大学の Moritz Lipp 氏、グラーツ工科大学の Michael Schwarz 氏、グラーツ工科大学の Daniel Gruss 氏、Cyberus Technology GmbH の Thomas Prescher 氏、Cyberus Technology GmbH の Werner Haas 氏、グラーツ工科大学の Stefan Mangard 氏、Paul Kocher 氏、ペンシルベニア大学/メリーランド大学の Daniel Genkin 氏、アデレード大学/Data61 の Yuval Yarom 氏、Rambus (Cryptography Research Division) の Mike Hamburg 氏

2018 年 1 月 4 日に追加、2018 年 1 月 10 日に更新

カーネル

対象となるデバイス:Apple TV 4K および Apple TV (第 4 世代)

影響:アプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-13862:Apple

CVE-2017-13867:Google Project Zero の Ian Beer 氏

CVE-2017-13876:Google Project Zero の Ian Beer 氏

2017 年 12 月 21 日に更新

カーネル

対象となるデバイス:Apple TV 4K および Apple TV (第 4 世代)

影響:アプリケーションが、制限されたメモリを読み取れる可能性がある。

説明:配列境界チェック機能を改善することで、領域外読み込みの脆弱性に対処しました。

CVE-2017-13833:Brandon Azad 氏

カーネル

対象となるデバイス:Apple TV 4K および Apple TV (第 4 世代)

影響:アプリケーションが、制限されたメモリを読み取れる可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、型の取り違え (type confusion) の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-13855:Google Project Zero の Jann Horn 氏

カーネル

対象となるデバイス:Apple TV 4K および Apple TV (第 4 世代)

影響:アプリケーションが、制限されたメモリを読み取れる可能性がある。

説明:入力のサニタイズ処理を改善することで、複数の検証不備の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-13865:Google Project Zero の Ian Beer 氏

CVE-2017-13868:Brandon Azad 氏

CVE-2017-13869:Google Project Zero の Jann Horn 氏

カーネル

対象となるデバイス:Apple TV 4K および Apple TV (第 4 世代)

影響:ローカルユーザにシステムを突然終了されたり、カーネルメモリを読み取られる可能性がある。

説明:カーネルに入力検証の脆弱性が存在します。この問題は、入力検証を強化することで解決されました。

CVE-2017-7154:Google Project Zero の Jann Horn 氏

2017 年 12 月 21 日に追加

WebKit

対象となるデバイス:Apple TV 4K および Apple TV (第 4 世代)

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、複数のメモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-13885:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する 360 Security

2018 年 1 月 22 日に追加

WebKit

対象となるデバイス:Apple TV 4K および Apple TV (第 4 世代)

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、複数のメモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-7165:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する 360 Security

2018 年 1 月 22 日に追加

WebKit

対象となるデバイス:Apple TV 4K および Apple TV (第 4 世代)

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、複数のメモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-13884:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する 360 Security

2018 年 1 月 22 日に追加

WebKit

対象となるデバイス:Apple TV 4K および Apple TV (第 4 世代)

影響:悪意のある Web サイトにアクセスすると、ユーザインターフェイスを偽装される可能性がある。

説明:401 Unauthorized へのリダイレクト応答を悪意のある Web サイトに悪用され、混在コンテンツでロック画面が間違って表示される場合がある。この問題は、URL の表示ロジックを改善することで解決されました。

CVE-2017-7153:Jerry Decime 氏

2018 年 1 月 11 日に追加

WebKit

対象となるデバイス:Apple TV 4K および Apple TV (第 4 世代)

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、複数のメモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-7156:Ant-financial Light-Year Security Lab の Yuan Deng 氏

CVE-2017-7157:匿名の研究者

CVE-2017-13856:Jeonghoon Shin 氏

CVE-2017-13870:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する Tencent Keen Security Lab (@keen_lab)

CVE-2017-7160:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する Richard Zhu 氏 (fluorescence)

CVE-2017-13866:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する Tencent Keen Security Lab (@keen_lab)

2018 年 1 月 10 日に更新

Wi-Fi

対象となるデバイス:Apple TV (第 4 世代)
tvOS 11.1 を搭載した Apple TV 4K を対象にリリース。

影響:Wi-Fi 通信範囲内にいる攻撃者が、WPA マルチキャスト/GTK クライアントでノンス (nonce) の再利用を強制する場合がある (Key Reinstallation Attacks - KRACK)。

説明:ステート遷移の処理において、ロジックに脆弱性がありました。この問題は、ステート管理を改善することで解決されました。

CVE-2017-13080:KU Leuven の imec-DistriNet グループの Mathy Vanhoef 氏

Apple 製以外の製品に関する情報や、Apple が管理または検証していない個々の Web サイトは、推奨や承認なしで提供されています。Apple は他社の Web サイトや製品の選定、性能、使用については一切責任を負いません。Apple は他社の Web サイトの正確性や信頼性については一切明言いたしません。インターネットの使用にはリスクがつきものです。詳しくは各社にお問い合わせください。その他の会社名や製品名は、それぞれの所有者の商標である場合があります。

公開日: