Apple Accountの2ファクタ認証
2ファクタ認証は、本人以外による不正アクセスからアカウントを守る認証方式です。2ファクタ認証の仕組みと、有効にする方法をご案内します。
2ファクタ認証とは
2ファクタ認証は、Apple Accountの認証を二重化することでセキュリティを強化し、たとえパスワードが他人に漏れても本人以外はアカウントにアクセスできないようにする認証方式です。
Apple Accountと、Appleに保管される個人データのセキュリティは、2ファクタ認証のおかげで劇的に向上します。新しいデバイスやWeb上で初めてApple Accountにサインインする場合、以下が必要になります。
Apple Accountのパスワード
信頼済みのデバイスに自動的に表示される、または信頼済みの電話番号に送信される6桁の確認コード。
ほとんどのアカウントでは、2ファクタ認証がデフォルトのセキュリティ対策となっています。Apple Payや「Appleでサインイン」など、Appleの一部のサービスや機能を使う場合は、2ファクタ認証が必須です。さらに、Appleでは、以下の方法でデバイスを安全に保つことを推奨しています。
パスコード(またはMacのログインパスワード)でデバイスを保護する
Face ID、Touch ID、またはOptic IDを有効にする(お使いのデバイスが対応している場合)
2ファクタ認証でサインインするとどうなるか
新しいデバイスやWebでApple Accountにサインインするときに、確認コードの入力が必要になる場合があります。エンドツーエンドで暗号化され、iCloudに保存されているApple製デバイス上のコンテンツを利用する場合にも、いずれかのデバイスのパスコードを入力するよう求められることがあります。
初めてサインインした後は、以下の状況以外では、そのデバイスで再び確認コードの入力を求められることはありません。
そのデバイスでApple Accountから完全にサインアウトする
デバイスを消去する
セキュリティ上の理由からパスワードを変更する必要がある
確認コードを入手する
Apple Accountの2ファクタ認証を有効にする
ほとんどのアカウントではすでに2ファクタ認証が利用されています。Apple Accountで2ファクタ認証を利用していない場合は、デバイス本体またはWeb上で有効にすることができます。
Apple製デバイスの場合
iPhoneまたはiPadで「設定」を開くか、Macで「システム設定」を開きます。
「[ユーザ名]」を選択し、「サインインとセキュリティ」を選択します。
2ファクタ認証をオンにし、画面の案内に従います。
Webサイトの場合
account.apple.comにアクセスし、Apple Accountにサインインします。
メールアドレスに送信されるコードを入力するか、セキュリティ質問に答えなければならない場合があります。
「アカウントセキュリティをアップグレード」をタップし、画面の案内にそって進みます。
Apple Accountの作成時から2ファクタ認証をお使いの場合、この追加保護は解除できません。2ファクタ認証を新しく有効にした場合は、登録から2週間以内であればアカウントのセキュリティを低くするオプションを選択できます。
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