Apple Watch でアクセシビリティ機能を使用する

VoiceOver、ズーム機能、オン/オフラベル、車椅子利用者向けのオプションなど、Apple Watch で使えるアクセシビリティ機能について説明します。

iPhone と Apple Watch のアクセシビリティ設定

Apple Watch および iPhone で「アクセシビリティ」設定画面を開く

Apple Watch には、デバイスを最大限に活用していただけるように、さまざまなアクセシビリティ機能が内蔵されています。以下の手順で、Apple Watch および iPhone で「アクセシビリティ」設定画面を開いてください。

  • Apple Watch で「設定」を開き、「一般」>「アクセシビリティ」の順にタップします。
  • iPhone で Apple Watch App を開き、「マイウォッチ」タブをタップして、「一般」>「アクセシビリティ」の順にタップします。

以下のボタンの中から選択してください。該当する Apple Watch のアクセシビリティ機能について詳しくご説明します。

視覚サポート

VoiceOver、ズーム機能、グレイスケール、オン/オフラベル、特大の文字盤などについて、以下に詳しく説明します。

これらの機能は、Apple Watch で、または iPhone の Apple Watch App から有効にし、管理できます。Apple Watch で、「設定」>「一般」>「アクセシビリティ」>「視覚サポート」を表示してください。

VoiceOver

VoiceOver は内蔵の画面読み上げ機能です。画面が見えないときでも、Apple Watch で実行されていることを知らせ、操作を補助してくれます。Apple Watch では、サポート対象の 37 か国語で VoiceOver を利用できます。メール、カレンダー、マップ、メッセージなど、標準付属の App はすべて、VoiceOver に対応しています。

Apple Watch の初期設定中に VoiceOver を有効にするには、Digital Crown を 3 回押してください。

VoiceOver でスクリーンカーテンを使う

Apple Watch で VoiceOver を使う場合は、スクリーンカーテンを有効にして、プライバシーとセキュリティをさらに強化できます。スクリーンカーテンを有効にすると、デバイスも VoiceOver による操作も有効なまま、ディスプレイだけがオフになります。たとえば、公共の場で銀行の口座をチェックしたい場合、情報を見られないように、スクリーンカーテンを使って画面を暗くすることができます。 

Apple Watch でスクリーンカーテンを使う方法については、こちらの記事を参照してください。

ズーム機能

ズームは、Apple Watch のどこででも使うことができる、内蔵の拡大機能です。Digital Crown を使って画面を上下に動かすことも、2 本の指で画面を動かすこともできます。最大 15 倍まで拡大することができ、視覚に障がいのある方を支援します。

「ズーム機能」がオンの場合は、Apple Watch の画面を 2 本指でダブルタップするだけで、拡大できます。

オン/オフラベル

Apple Watch で設定がオンであるかオフであるかをわかりやすくするために、オンとオフのスイッチに追加のラベルを表示することができます。

グレイスケール

色覚障がいのある方を支援するために、Apple Watch では画面をグレイスケールで表示できます。フィルタを設定すると、システム全体に設定が適用されます。

視覚要素の改善

Apple Watch では、さまざまな方法で、画面に表示されるビジュアル要素やテキストの機能を高めることができます。文字を太くする、視差効果を減らす、透明度を下げる、特大の文字盤について、以下に詳しく説明します。

「明るさとテキストサイズ」画面

文字を太くする

「文字を太くする」をオンにすると、Apple Watch の画面上のテキストが太く表示されます。また、「テキストサイズ」設定を使って、画面に表示されるテキストのサイズを調整できます。Dynamic Type に対応している App なら、指定したサイズにテキストが調整されます。

  • Apple Watch では、「設定」を開いて、「明るさとテキストサイズ」をタップします。
  • iPhone では、Apple Watch App を開いて、「マイウォッチ」タブをタップし、「明るさとテキストサイズ」をタップします。

視差効果を減らす

Apple Watch の画面の視差効果を減らすことができます。「視差効果を減らす」をオンにすると、ホーム画面のアイコンの動きなど、画面の一部の要素がよりシンプルになり、ナビゲーションジェスチャでより直接的に操作できるようになります。

透明度を下げる

通知、Siri、グランスなどの機能で背景の透明度を下げて、画面のコントラストを上げることができます。

「特大」の文字盤

Apple Watch には、「特大」の文字盤にするオプションもあります。「特大」の文字盤では、画面全体を数字が占めて、時刻がわかりやすく表示されます。

聴覚サポート

Apple Watch には、通知の受け取り方や、メッセージへの返信方法を調整できる機能もあります。モノラルオーディオ、Taptic Engine とはっきりした触覚、指書き入力について、以下に詳しく説明します。

モノラルオーディオ

片方の耳に聴力障がいがある方が Bluetooth ヘッドフォンを使うと、音声の一部が聴き取れない場合があります。ステレオ録音では通常、右チャンネルと左チャンネルのオーディオトラックがはっきりと分かれているからです。Apple Watch なら両方のオーディオチャンネルを 1 つにまとめて両耳で聴けるように再生しながら、片方だけボリュームを上げるバランス調整もできます。

モノラルオーディオの設定は、iPhone の Apple Watch App で調整できます。Apple Watch App を開いて、「マイウォッチ」タブをタップし、「一般」>「アクセシビリティ」>「聴覚サポート」を表示してください。


「サウンドと触覚」画面

Taptic Engine とはっきりした触覚

独自の Taptic Engine が、通知が届くたびに毎回、手首を優しく叩いて知らせてくれます。「触覚による通知」を有効にすることができます。また、「はっきりした触覚」をオンにして、一般的な通知に先立って、わかりやすく振動して知らせてもらうことができます。

Apple Watch を開いて、「設定」>「サウンドと触覚」の順に選択してください。

指書き入力

音声入力を使っておらず、メッセージに適したスマートリプライ (定型文) が見つからない場合は、ディスプレイに指で文字を書けば、Apple Watch がテキストに変換してくれるので、そのまま返信できます。

指書き入力でメッセージを送信または返信するには、以下の手順を実行してください。

  1. Apple Watch で、テキストメッセージまたはメールを開いて、本文の一番下までスクロールし、「指書き入力」アイコンをタップします。
  2. 1 本指で、返信内容を書き、画面の右上隅にある「返信」をタップします。


「アクティビティ」画面

身体機能と運動能力

Apple Watch にはフィットネスのアルゴリズムとセンサーが備わっていますが、これらは、車椅子をご利用の方が運動内容を正確に記録できるように特別に作られています。そのため、「車椅子」設定がオンの場合、iPhone は歩数の代わりにプッシュ数 (漕いだ回数) を追跡し、違うタイプのプッシュ、速度、地形を記録します。アクティビティ App に、「スタンド」ではなく「ロール」のゴールも表示されます。 

車椅子固有のワークアウト

ワークアウト App には、「アウトドア・プッシュ・ペースウォーキング」「アウトドア・プッシュ・ペースランニング」という、2 つの専用ワークアウトオプションがあります。ワークアウトを選択すれば、Apple Watch で適切なセンサーが有効になります。

車椅子のアクティビティ向けに作られたヘルスケアとフィットネスの機能を有効にするには、Apple Watch App の「ヘルスケア」セクションで車椅子の設定を編集します。以下の手順を実行してください。

  1. Apple Watch App を開いて、「ヘルスケア」をタップします。
  2. 右上隅の「編集」をタップし、「車椅子」をタップします。
  3. 「はい」を選択して、右上隅の「終了」をタップします。

車椅子のワークアウトなど、Apple Watch の各種ワークアウトについて詳しくは、こちらの記事を参照してください。

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