システム環境設定の「一般」パネル
Apple メニュー >「システム環境設定」の順に選択し、「一般」をクリックして、「アプリケーションを終了するときにウインドウを閉じる」が選択されていることを確かめます。このオプションが選択されていない場合、指定しておいたページが Safari の起動時に表示されるのは、前回 Safari を閉じたときにそのページが開いていたときだけです。Mac で前回と同じウインドウ、App、書類を自動的に開く方法については、こちらの記事を参照してください。
Safari の環境設定
Safari を開いて、「Safari」>「環境設定」の順に選択して、「一般」をクリックします。以下の設定を調整します。
- Safari の起動時:「最後のセッションの全ウインドウ」以外の設定を選択します。このメニューが表示されない場合は、前のセクションに記載の通りに設定されているか確認してください。
- 新規ウインドウを開く場合:「ホームページ」を選択します。
- ホームページ:Safari の起動時に表示したいページの URL を入力します。または、「現在開いているページを指定」をクリックして、そのとき開いているページの URL を指定します。
Safari で想定外のホームページが表示され続ける場合
上記の手順を実行したにもかかわらず、Safari で思いがけないホームページや検索エンジンが表示され続ける場合は、フィッシングサイトによって不明/不審なソフトウェアが不正にインストールされている可能性があります。
Mac にマルウェアやアドウェアがインストールされているかもしれないと思う場合は、最新バージョンの macOS にアップデートしてください。Mac にすでに最新バージョンが搭載されている場合は、再起動してください。macOS は、Mac の再起動時に既知のマルウェアを削除するツールを内蔵しています。
同じホームページが以前として表示され続ける場合は、不明/不審な App、ブラウザ機能拡張、システム構成ファイルがないか調べ、あれば削除してください。Mac の App のセキュリティ設定を管理する方法については、こちらの記事を参照してください。
- App を削除するには、Mac で「アプリケーション」フォルダを開いて、不審な App をゴミ箱にドラッグします。「Finder」>「ゴミ箱を空にする」の順に選択します。
- ブラウザの機能拡張を削除するには、Safari の環境設定を開いて、「機能拡張」をクリックします。不審な機能拡張をすべて選択し、「アンインストール」ボタンをクリックしてください。
- システム構成プロファイルを削除するには*、Apple メニュー >「システム環境設定」の順に選択し、「プロファイル」をクリックします。覚えのない不審なプロファイルがないか調べます。削除すべきプロファイルは、変更したいホームページと関係していそうな場合も、関係なさそうな場合もあります。不審なプロファイルをクリックして選択し、プロファイルのリストの下にある削除ボタン (-) をクリックしてください。「削除」をクリックして確定します。Mac を再起動し、Safari の環境設定でホームページを再び変更してみてください。
* 学校や組織が所有する Mac の場合は、必要なプロファイルを削除する前に、システム管理者に確認してください。