Mac で Safari 機能拡張を使う
Safari 機能拡張で、Mac での Web の閲覧が格段と快適になり、また、閲覧の仕方を自分仕様に変更できます。インストール方法やアンインストール方法、複数のデバイスで共有する方法をご案内します。
Safari 機能拡張は、Safari に機能を追加して、Web を思い通りに閲覧できるようにしてくれます。Web ページに関する有用な情報を知らせる、ニュースの見出しを表示する、お気に入りのサービスを使いやすくする、Web ページの見た目を変えるなど、機能拡張でできることはさまざまです。Web の楽しみ方を自分好みに変える手段として、機能拡張は秀逸です。
機能拡張をインストールする
App Store を使って、Safari 機能拡張をニーズに合わせてダウンロードし、インストールできます。App Store の機能拡張はすべて、その安全面を Apple が審査して署名した上で管理しており、自動的に最新版にアップデートされます。
まず、最新の macOS アップデートをインストールして、Safari を最新の状態にしておきましょう。App Store から Safari 機能拡張を入手するには、Safari 12 以降が必要です。
Safari を開いて、メニューバーから「Safari」>「Safari 機能拡張」の順に選択します。
App Store が開いて、「Safari 機能拡張」ページが表示されます。機能拡張をダウンロードおよびインストールするには、「入手」または価格のボタンをクリックします。場合によっては、Apple Account でサインインする必要があります。
「インストール」をクリックします。
機能拡張がインストールされたら、「開く」をクリックして、画面に表示される機能拡張の指示に従います。
機能拡張を有効にする
機能拡張をインストールしたら、以下の手順で有効にします。
「Safari」>「設定」(または「環境設定」) の順に選択します。
「機能拡張」をクリックします。
機能拡張の名前の横にあるチェックボックスを選択します。拡張機能を有効にすることができない場合の対処法については、こちらの記事を参照してください。
プライベートブラウズの場合、またはプロファイルを使用している場合
プライベートウインドウでブラウズしている場合、Web サイトへのアクセスを必要とする機能拡張は、デフォルトで無効になります。プライベートブラウズ時に機能拡張を使うには、以下の手順を実行します。
「Safari」 >「設定」を選択します。
「機能拡張」をクリックします。
サイドバーで機能拡張を選択し、右側の「プライベートブラウズで許可」を選択します。
プライベートブラウズかどうかにかかわらず、特定の Web サイトへの機能拡張のアクセスを制限することもできます。「Web サイトを編集」ボタンをクリックして、「Web サイト」設定で機能拡張を表示します。その画面でアクセスの許可/拒否を設定できるほか、各 Web サイトでアクセス許可の確認を求めるように設定することもできます。
Safari のプロファイルを使っている場合、デフォルトのプロファイルの拡張機能は、Safari 設定のメインの「拡張機能」タブで管理します。ほかのプロファイルの機能拡張は、「プロファイル」タブで管理され、このタブには各プロファイルの「機能拡張」タブが含まれます。デフォルトでは、新しいプロファイルでは機能拡張がオフになっています。
機能拡張を無効にする
「Safari」>「設定」(または「環境設定」) の順に選択し、「機能拡張」をクリックします。
機能拡張を無効にするには、そのチェックボックスの選択を解除します。
機能拡張をアンインストールする
機能拡張の用途がわからない場合や、もう使わないと思う場合は、アンインストールしてください。
「Safari」>「設定」(または「環境設定」) の順に選択し、「機能拡張」をクリックします。
機能拡張をアンインストールするには、機能拡張を選択して「アンインストール」ボタンをクリックします。
macOS Ventura、iOS 16、iPadOS 16 以降では、Mac、iPhone、iPad の間で機能拡張を共有できます。
Mac では、Safari を開いて、「Safari」>「設定」の順に選択し、「機能拡張」をクリックします。ウインドウの一番下で「デバイス間で共有」を選択してください。
iPhone または iPad では、「設定」>「アプリ」>「Safari」>「機能拡張」の順に選択し、「デバイス間で共有」をオンにします。
1 台のデバイス上の機能拡張がほかのデバイスにも対応している場合、それぞれのデバイスの「機能拡張」設定に自動的に表示されます。機能拡張の横にある「入手」ボタンまたは
をクリックして、ダウンロードしてください。機能拡張の有効/無効を切り替えると、ほかのデバイスでも同様に変更されます。すべてのデバイスから機能拡張をアンインストールするには、各デバイスでそれぞれアンインストールする必要があります。
関連情報
Safari では、ほとんどの Web プラグインがサポート対象外になりました。Web ページの読み込み時間を短縮し、省エネとセキュリティ強化を図るため、Safari では、HTML5 Web 標準を採用したコンテンツを最適に閲覧できるようになりました。HTML5 なら、プラグインは不要です。閲覧機能を強化し、カスタマイズするには、Web プラグインの代わりに Safari 機能拡張を使います。
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