Mac で Safari 機能拡張を使う

Safari機能拡張で、MacでのWebの閲覧が格段と快適になり、また、閲覧の仕方を自分仕様に変更できます。インストール方法やアンインストール方法、複数のデバイスで共有する方法をご案内します。

Safari機能拡張は、Safariに機能を追加して、Webを思い通りに閲覧できるようにしてくれます。Webページに関する有用な情報を知らせる、ニュースの見出しを表示する、お気に入りのサービスを使いやすくする、Webページの見た目を変えるなど、機能拡張でできることはさまざまです。Webの楽しみ方を自分好みに変える手段として、機能拡張は秀逸です。

機能拡張をインストールする

App Storeを使って、Safari機能拡張をニーズに合わせてダウンロードし、インストールできます。App Storeの機能拡張はすべて、その安全面をAppleが審査して署名した上で管理しており、自動的に最新版にアップデートされます。

  1. まず、最新のmacOSアップデートをインストールして、Safariを最新の状態にしておきましょう。App StoreからSafari機能拡張を入手するには、Safari 12以降が必要です。

  2. Safariを開いて、メニューバーから「Safari」>「Safari機能拡張」の順に選択します。

  3. App Storeが開いて、「Safari機能拡張」ページが表示されます。機能拡張をダウンロードおよびインストールするには、「入手」または価格のボタンをクリックします。場合によっては、Apple Accountでサインインする必要があります。

  4. 「インストール」をクリックします。

  5. 機能拡張がインストールされたら、「開く」をクリックして、画面に表示される機能拡張の指示に従います。

機能拡張を有効にする

機能拡張をインストールしたら、以下の手順で有効にします。

  1. 「Safari」>「設定」(または「環境設定」)の順に選択します。

  2. 「機能拡張」をクリックします。

  3. 機能拡張の名前の横にあるチェックボックスを選択します。拡張機能を有効にすることができない場合の対処法については、こちらの記事を参照してください。

Safariのプロファイルを使っている場合、デフォルトのプロファイルの拡張機能は、Safari設定のメインの「拡張機能」タブで管理します。その他のプロファイルの機能拡張は「プロファイル」タブで個別に管理でき、プロファイルごとに「機能拡張」タブがあります。デフォルトでは、新しいプロファイルでは機能拡張がオフになっています。

プライベートウインドウでブラウズしている場合、macOS Sonoma 14以降では、Webサイトへのアクセスを必要とする機能拡張は、デフォルトで無効になります。プライベートブラウズ時に機能拡張を使うには、以下の手順を実行します。

  1. 「Safari」 >「設定」を選択します。

  2. 「機能拡張」をクリックします。

  3. サイドバーで機能拡張を選択し、右側の「プライベートブラウズで許可」を選択します。

  4. プライベートブラウズかどうかにかかわらず、特定のWebサイトへの機能拡張のアクセスを制限することもできます。「Webサイトを編集」ボタンをクリックして、「Webサイト」設定で機能拡張を表示します。その画面でアクセスの許可/拒否を設定できるほか、各Webサイトでアクセス許可の確認を求めるように設定することもできます。

機能拡張を無効にする

  1. 「Safari」>「設定」(または「環境設定」)の順に選択し、「機能拡張」をクリックします。

  2. 機能拡張を無効にするには、そのチェックボックスの選択を解除します。

機能拡張をアンインストールする

機能拡張の用途がわからない場合や、もう使わないと思う場合は、アンインストールしてください。

  1. 「Safari」>「設定」(または「環境設定」)の順に選択し、「機能拡張」をクリックします。

  2. 機能拡張をアンインストールするには、機能拡張を選択して「アンインストール」ボタンをクリックします。

複数のデバイスで機能拡張を共有する

macOS Ventura 13、iOS 16、iPadOS 16以降では、Mac、iPhone、iPadの間で機能拡張を共有できます。

  • Macでは、Safariを開いて、「Safari」>「設定」の順に選択し、「機能拡張」をクリックします。ウインドウの一番下で「デバイス間で共有」を選択してください。

  • iPhoneまたはiPadでは、「設定」>「アプリ」>「Safari」>「機能拡張」の順に選択し、「デバイス間で共有」をオンにします。

1 台のデバイス上の機能拡張がほかのデバイスにも対応している場合、それぞれのデバイスの「機能拡張」設定に自動的に表示されます。機能拡張の横にある「入手」ボタンまたは iCloud アイコン画像の代替テキストなし をクリックして、ダウンロードしてください。機能拡張の有効/無効を切り替えると、ほかのデバイスでも同様に変更されます。

すべてのデバイスから機能拡張をアンインストールするには、各デバイスでそれぞれアンインストールする必要があります。

関連情報

Safariでは、ほとんどのWebプラグインがサポート対象外になりました。Web ページの読み込み時間を短縮し、省エネとセキュリティ強化を図るため、Safari では、HTML5 Web 標準を採用したコンテンツを最適に閲覧できるようになりました。HTML5 なら、プラグインは不要です。閲覧機能を強化し、カスタマイズするには、Web プラグインの代わりに Safari 機能拡張を使います。

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