Windows パソコンから Mac にデータを移行する

Windows 移行アシスタントを使って、Windows パソコンから Mac に音楽、写真、書類、その他のデータを転送できます。

Windows 移行アシスタントは、Windows パソコンから連絡先、カレンダー、メールアカウントなどを転送してくれます。転送したデータは、Mac の適切な場所に配置されます。

データを Mac に移行した後で、必ず iTunes で Mac を認証しておいてください。iTunes Store からダウンロードしたコンテンツを同期または再生する前に、認証を済ませておく必要があります。

始める前に

スムーズに移行できるように、以下の準備を済ませておきましょう。

  • Windows を最新バージョンにしておきます。移行アシスタントは、Windows XP 以降に対応しています。
  • Windows パソコンの管理者アカウントの名前とパスワードを確認しておきます。
  • Mac と Windows パソコンを同じネットワーク (Wi-Fi ホームネットワークなど) に接続します。または、Mac と Windows パソコンの Ethernet ポート同士を Ethernet ケーブルでつないで、直接のネットワーク接続を形成します。
  • Windows パソコンでチェックディスク (chkdsk) ユーティリティを使って、Windows ドライブに問題がないことを確認しておきます。

チェックディスクユーティリティの実行手順は以下の通りです。

  1. 「スタート」>「ファイル名を指定して実行」を選択します。
  2. 「ファイル名を指定して実行」ウインドウに「cmd」と入力して「Enter」キーを押します。
  3. コマンドウインドウに「chkdsk」と入力して「Enter」キーを押します。
  4. チェックディスクユーティリティで問題が報告された場合は、「chkdsk drive: /F」と入力して「Enter」キーを押します。この例の「drive」の部分は、Windows 起動ディスクを表すドライブ文字 (「D」など) です。プロンプトで「Y」キーを押してから、Windows パソコンを再起動します。チェックディスクユーティリティで問題が報告されなくなるまで、この手順を繰り返してください。

チェックディスクユーティリティで報告されたディスクの問題をすべて解消できない場合は、Windows パソコンの修理が必要だと考えられます。その後、Mac にデータを移行してください。

データを移行する

ここでは、実際の移行から移行後の作業までを案内し、以下の手順でうまく移行できなかった場合の対処法も紹介します。

Windows パソコンから Mac に情報を移行する方法

  1. Windows パソコンで、Windows 移行アシスタントをダウンロードし、インストールします。
  2. Windows で開いている App があればすべて終了します。
  3. Windows 移行アシスタントを開きます。
  4. 「移行アシスタント」ウインドウで「続ける」をクリックして、移行を始めます。
  5. Mac を起動します。Mac の電源をはじめて入れると、設定アシスタントが自動的に開きます。Mac の設定がすでに終わっている場合は、「ユーティリティ」フォルダから移行アシスタントを開いてください。
  6. Mac で、画面の案内に従って、アシスタントの転送画面まで進みます。情報の転送方法のオプションとして「Windows PC から」を選択します。
  7. 入力画面が表示されたら、管理者の名前とパスワードを入力します。
  8. 「続ける」をクリックして、開いているほかの App をすべて閉じます。
  9. Mac の移行ウインドウで、利用できるコンピュータのリストの中から Windows パソコンを選択します。しばらく待つと、Windows パソコンの画面に、Mac に表示されているのと同じパスコードが表示されます。
  10. 両方のコンピュータに同じパスコードが表示されたら、Windows パソコンと Mac で「続ける」をクリックします。
  11. Mac が Windows パソコン上のドライブをスキャンし、移行できる情報のリストを作成します。スキャンが終わったら、Mac に移行したい情報を選択して「続ける」をクリックします。転送できるデータについては、こちらを参照してください。

進捗状況と推定残り時間を Windows パソコンと Mac の両方で確認できます。移行が終わると知らせてくれます。

データの移行が終わったら

移行が終わったら、Windows パソコンで Windows 移行アシスタントを閉じてください。その後、Mac で新しいユーザアカウントにログインします。Windows パソコンから移行されたユーザアカウントにはじめてログインすると、パスワードの設定画面が表示されます。Windows パソコンで使っていたのと同じパスワードを使うことも、新しいパスワードを作成することもできます。安全性の高いパスワードの選択方法については、こちらの記事を参照してください。

移行したユーザアカウントにログインしたら、必ず iTunes で Mac を認証してください。iTunes Store からダウンロードしたコンテンツを同期または再生する前に、認証を済ませておく必要があります。

データの移行がうまくいかない場合

上記の手順でうまくいかない場合は、以下の方法を試してみてください。

Windows のほかの App を終了する

以下の手順にそって、移行中はほかの App が開いていない状態にしてください。

  1. 「Alt + Tab」キーを押して、開いているアプリケーションを選択します。
  2. 「Alt + F4」キーを押して、選択したアプリケーションを終了します。

ネットワーク接続を確認する

Windows パソコンが Mac 上の設定アシスタントや移行アシスタントのウインドウに表示されない場合は、両方のコンピュータが同じネットワークに接続されているか確認してください。Mac と Windows パソコンの間を 1 本の Ethernet ケーブルで接続すれば、独立したネットワークを形成できます。

それでも移行アシスタントに Windows パソコンが表示されない場合、Windows パソコンでファイアウォールソフトウェアを使っていれば無効にしてみてください。Windows 移行アシスタントの動作に必要なネットワークポートがファイアウォールでブロックされている可能性があります。移行が終わった後で、ファイアウォールソフトウェアを有効に戻すことができます。

ウイルス対策ソフトウェアを無効にする

Windows パソコンで移行アシスタントが開かない場合、Windows パソコンでウイルス対策ソフトウェアを使っていれば無効にしてみてください。その上で、移行アシスタントをもう一度開いてみます。移行が終わった後で、ウイルス対策ソフトウェアを有効に戻すことができます。

Windows パソコンに移行アシスタントとの互換性がない場合

ほかにもデータを転送する方法はあります。たとえば、外付けのドライブファイル共有を利用して、Mac に重要なデータを手動でコピーできます。

転送できるデータ

移行アシスタントでは、Mac に移行するデータを選択できます。特定の App やデータの種類について、移行できる情報を以下に紹介します。

 

メール、連絡先、カレンダーの情報
移行アシスタントは、メールメッセージ、メールアカウント設定、連絡先、予定を移行してくれます。お使いの Windows のバージョンとアカウントの種類によって処理内容は違ってきます。

Outlook
移行アシスタントでは、Windows XP 以降の 32 ビット版の Outlook から以下のデータを移行できます。

移行アシスタントは、64 ビット版の Outlook には対応していません。Outlook 2013 または Outlook 2016 からメール、連絡先、予定表を手動で移行できます。Mac でサインインして、コンテンツを手入力してください。

ピクチャ

写真やその他の画像はホームフォルダにコピーされます。それらのファイルを写真 App に追加できます。移行後に写真 App を開くと、読み込み対象として Mac 上の写真が検索されます。

その他のファイル
移行中に以下のファイルを移動するかどうかも選択できます。

  • その時点でログインしている Windows ユーザのホームディレクトリの最上位フォルダに入っているファイル
  • 「Windows」フォルダまたは「Program Files」フォルダに入っている非システムファイル
  • ユーザの Windows システムディスク上の最上位にあるフォルダ
  • Windows パソコンに接続されたほかのローカルディスク上の最上位にあるフォルダ

Outlook Express
移行アシスタントでは、Windows XP の Outlook Express から以下のデータを移行できます。

  • 連絡先は連絡先 App に移行
  • IMAP の設定とメッセージはメール App に移行
  • POP の設定とメッセージはメール App に移行*

Windows Live Mail
移行アシスタントでは、Windows Vista 以降の Windows Live Mail から以下のデータを移行できます。

Windows メール
移行アシスタントでは、Windows Vista 以降の Windows メールから以下のデータを移行できます。Windows 8 のメール App だけは例外です。

  • IMAP の設定とメッセージはメール App に移行
  • POP の設定とメッセージはメール App に移行*
  • 連絡先は連絡先 App に移行

ブックマーク
Internet Explorer、Windows 用 Safari、Firefox のブックマーク (お気に入り) は Safari に転送されます。

iTunes のコンテンツ
iTunes のミュージック、ムービー、その他の iTunes ライブラリのファイルは、Mac の iTunes に転送されます。

システム設定
言語と位置情報の設定、Web ブラウザのホームページ、カスタムのデスクトップピクチャは、macOS のシステム環境設定の設定項目として転送されます。

* 移行アシスタントでは、ログインしている Windows ユーザに属するメールや連絡先のデータだけが転送されます。別のユーザアカウントからデータを転送するには、その Windows アカウントにログインした状態で再び移行アシスタントを使ってください。移行のたびに、Mac に新しいユーザアカウントが作成されます。

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