Final Cut Pro X でレイヤー化されたグラフィックファイルを使う

Final Cut Pro X のプロジェクトで、レイヤー化されたグラフィックファイルを使い、思い通りに仕上げる方法をご案内します。

Final Cut Pro X 10.0.3 以降では、Adobe Photoshop (PSD) ファイルなどのレイヤー化されたグラフィックファイルを Final Cut Pro プロジェクトに追加して、接続されたクリップとしてタイムラインで編集できます。

この記事では、プロジェクトで活用しやすいファイルを作成する方法、ファイルの継続期間を変更する方法、プロジェクトに追加した後でサイズを変更する方法を説明します。

レイヤー化されたグラフィックファイルを作成する

Final Cut Pro で使うレイヤー化されたグラフィックファイルは、Adobe Photoshop などのアプリケーションで作成できます。以下のガイドラインを参考にして、有効活用できるファイルを作成してください。

カラーモード

ファイルは 8 ビットの RGB カラーモードで作成します。別のカラーモードのファイルを Final Cut Pro プロジェクトに読み込もうとした場合は、以下のようになります。

  • 16 ビットカラーモードで作成されたファイルのレイヤーは、読み込み時にフラット化されます。8 ビットの RGB モードでファイルを作成すると、ファイルのレイヤーがプロジェクトでも維持されます。
  • 32 ビットカラーモードで作成されたファイルは読み込めません。
  • CMYK カラー、Lab カラー、ビットマップなどのカラーモードのファイルは読み込めません。

フレームサイズ

Final Cut Pro プロジェクトで使うテレビまたは映画のピクセルサイズと互換性のあるフレームサイズでファイルを作成します。たとえば Photoshop には、一般的なビデオや映画のピクセルサイズのプリセットがあります。

Photoshop の調整レイヤー

Photoshop の調整レイヤーは、ファイルを Final Cut Pro X に読み込む前にフラット化しておきます。Final Cut Pro X で使うために調整レイヤーをフラット化したファイルのコピーと、調整レイヤーを未変更のマスターバージョンのファイルの両方を保存しておくことをお勧めします。そうしておけば、必要に応じて調整レイヤーにさらに変更を加えられます。

Photoshop ブレンドモード

ファイルにブレンドモードが使われている場合、Photoshop のブレンドモードの中でも、Final Cut Pro のブレンドモードに対応しているものを使っておくと安心です。

レイヤーの表示/非表示

ファイルのレイヤーが表示/非表示になっている場合、プロジェクトのタイムラインに追加したときも同様に有効化/無効化されます。Final Cut Pro では、タイムラインでレイヤーを選択して「V」キーを押し、レイヤーの有効/無効を切り替えられます。

カラープロファイルの埋め込み

Final Cut Pro は、レイヤー化されたグラフィックファイルにカラープロファイルが埋め込まれている場合、そのカラープロファイルを認識します。ファイルに埋め込まれたカラープロファイルを Final Cut Pro で表示するには、以下の手順を実行してください。

  1. ファイルを選択します。
  2. 「ウインドウ」>「移動」>「インスペクタ」の順に選択します。
  3. インスペクタの上部の情報ボタンをクリックします。
  4. 「メタデータ」ポップアップメニューから「拡張表示」を選択します。
  5. インスペクタをスクロールして、「カラープロファイル」メタデータフィールドを表示します。

レイヤー化されたグラフィックファイルの継続時間を変更する

Final Cut Pro では、レイヤー化されたグラフィックファイルの継続時間はデフォルトでは 1 分間に設定されます。ファイルの継続時間はブラウザで変更できます。ほかのライブラリやプロジェクトでファイルが使われるときも、その時間が維持されます。

レイヤー化されたグラフィックファイルの継続時間を変更するには、以下の手順を実行してください。

  1. レイヤー化されたグラフィックファイルを「control」キーを押しながらクリックし、メニューから「 クリップ を開く」を選択します。ファイルが専用のタイムラインで開き、個々のレイヤーが表示されます。
  2. 「編集」>「すべてを選択」を選択して、レイヤーをすべて選択します。
  3. 「変更」>「継続時間を変更」の順に選択します。ダッシュボードにタイムコードの入力フィールドが表示されます。
  4. 継続時間を入力して「enter」キーを押します。Final Cut Pro は最長 24 時間の継続時間に対応しています。 

レイヤー化されたグラフィックファイルのサイズを変更する

  1. ファイルを選択して、「ウインドウ」>「移動」>「インスペクタ」の順に選択します。
  2. インスペクタの上部で「ビデオ」ボタンをクリックします。
  3. 以下のいずれかの方法でファイルのサイズを変更します。

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