Mac で複数のディスプレイを使う

Mac には画面の作業スペースを広く使うオプションがあり、接続された各ディスプレイを有効活用できます。作業スペースをもう 1 台のディスプレイにまで拡張したりミラーリングしたりする方法を説明します。

さまざまな方法で Mac に追加のディスプレイを設定できます。Mac の内蔵ディスプレイのほかに、ディスプレイを接続できます。ディスプレイを内蔵していない Mac の場合は、最初に接続したディスプレイに別のディスプレイを追加できます。また、AirPlay や Apple TV を使って、Mac のデスクトップを HDTV にミラーリングしたり拡張したりできます。

追加のディスプレイを接続すると、以下のメリットがあります。

拡張デスクトップを設定する

複数のディスプレイを連続した 1 つのデスクトップとして使えば、広い作業スペースを好きなように利用できます。ポインタを 1 台のディスプレイの端から外側に動かすと、もう 1 台のディスプレイに現れます。最初は、プライマリディスプレイにデスクトップアイコンがすべて並び、App のウインドウもプライマリディスプレイで開きます。いずれも必要に応じてもう 1 台のディスプレイのほうにドラッグできます。

拡張デスクトップを設定する方法は、以下の通りです。

  1. 追加のディスプレイを接続し、電源を入れます。
  2. Apple () メニューから「システム環境設定」を選択します。
  3. 「ディスプレイ」を選択します。
  4. 「調整」タブをクリックします。
  5. 「ディスプレイをミラーリング」チェックボックスの選択が解除されていることを確認します。

OS X Mavericks 以降でディスプレイを追加して拡張デスクトップを設定すると、以下のようになります。

  • それぞれのディスプレイにメニューバーが表示されます。
  • それぞれのディスプレイで App をフルスクリーン表示できます。App をフルスクリーンにするには、App のウインドウの左上隅にある緑色のボタンをクリックします。または、「control + command + F」キーを押します。
  • Mission Control を使って、ウインドウとフルスクリーンの App を複数のディスプレイで整理できます。
  • Dock を画面の下部に配置している場合は、どの画面を表示している場合でも、ポインタをその画面の下端に移動すれば Dock を表示できます。 

ディスプレイを調整する

ディスプレイのお互いの位置関係を Mac で指定できます。この機能を使って、ウインドウ間を移動しても、接続したディスプレイの位置関係が実際の配置と合うようにしておきます。

「調整」パネルの青いボックスが、Mac に接続されている各ディスプレイを表しています。各ボックスのサイズは、それぞれのディスプレイの解像度を表します。この例では、左側の小さなボックスが MacBook のディスプレイを表しています。右側の大きい方のボックスが Apple 27" Thunderbolt Display です。

ディスプレイの位置関係を変更するには、青いボックスを目的の位置にドラッグします。たとえば、実際の作業スペースで外付けのディスプレイを MacBook の左側に置いている場合に、その青いボックスが右側にあるときは、実際の配置と合うように左側にドラッグできます。

青いボックスの上に白いバーが表示されているほうが、プライマリディスプレイです。プライマリディスプレイには、デスクトップアイコンが表示され、App で開いたウインドウも先に表示されます。別のディスプレイをプライマリディスプレイにするには、白いバーをそのディスプレイを表しているボックスにドラッグします。

ビデオミラーリングを設定する

ビデオミラーリングでは、複数のディスプレイに同時に同じデスクトップとウインドウが表示されます。この機能を使って、写真やビデオなどのコンテンツを大型のディスプレイや HDTV で表示できます。

ビデオミラーリングの設定方法は、以下の通りです。

  1. 追加のディスプレイを接続し、電源を入れます。
  2. Apple () メニューから「システム環境設定」を選択します。
  3. 「ディスプレイ」を選択します。
  4. 「調整」タブをクリックします。
  5. 「調整」パネルの左下隅で「ディスプレイをミラーリング」チェックボックスを選択します。

OS X Mavericks 以降では、ステータスメニュー を追加して、ディスプレイを簡単にミラーリングできるようにしておけます。このメニューを使って Apple TV またはテレビを選択し、ディスプレイとして使うことができます。HDTV を接続したとき、またはネットワーク上の Apple TV を使えるときにメニューが表示されます。このメニューを画面の上部に追加するには、「使用可能な場合はメニューバーにミラーリングオプションを表示」を選択しておきます。

青いボックスは、Mac に接続されている各ディスプレイを表します。両方のボックスの上部にあるホワイトバーが、プライマリディスプレイを表します。ビデオミラーリングでは、どちらも同じ情報を表示するので、両方のディスプレイにホワイトバーが表示されます。
 


画面上の画像の両端に黒い帯が表示される場合があります。これは、「ディスプレイ」パネルで選択した解像度に、片方のディスプレイしか対応していない場合に起きる現象です。Mac は両方が対応している解像度に極力近いものを使います。

 

ビデオミラーリングと拡張デスクトップを切り替えるには、「command」キーと明るさを下げるキーを押します。

関連情報

  • Mac に接続したディスプレイの映像に問題がある場合は、こちらの記事を参照してください。
  • iMac をターゲットディスプレイモードでディスプレイとして使う方法については、こちらの記事を参照してください。
  • システム環境設定の「Mission Control」パネルには「ディスプレイごとに個別の操作スペース」という設定があり、デフォルトで選択されています。この設定の選択を解除した場合は、次のようになります。
    • メニューバーと Dock がプライマリディスプレイにだけ表示されます。
    • ウインドウの一部を 1 台のディスプレイに、ほかの部分をもう 1 台に表示するように配置できます。
    • App を 1 台のディスプレイでフルスクリーンモードで表示すると、ほかのディスプレイには何も表示されなくなります。
    • Split View は利用できません。
公開日: