Compressor のアップデートをインストールする前に、現状のシステムが Compressor のシステム条件を満たしているか確認してください。確認の上、現在インストールされているバージョンの Compressor と、カスタムの設定を作成してある場合はそれらも含めて、必ずバックアップしておいてください。
Compressor 4.6.5 の新機能
2023年 7 月 18 日リリース
Compressor 4.6.5 では、以下の機能が強化され、バグが修正されています。
- インスペクタが開いているときに、「設定」と「場所」のサイドバーのサイズを変更できるようになりました。
- Apple シリコン搭載の Mac コンピュータで 4:2:2 ベースの H.264 メディアを処理する際の信頼性が向上します。
- 「色空間」を「自動」に設定しているときに、フォト-JPEG ソースの色空間が間違っていた問題に対処しました。
- 書き出された IMF 補足パッケージが元のパッケージよりも 1 フレーム短かった問題が修正されています。
以前のバージョン
Compressor 4.6.4
2023 年 5 月 23 日リリース
- ビデオを元の高さを保ったまま自動的に中央にクロップして、スクエア、縦長、カスタムサイズに変更できます。
- 標準のキーボードショートカットを使って、ファイルを Finder からバッチウインドウにコピー&ペーストすることができます。
- 追加のオーディオトラックで補足の IMF パッケージを作成したり、標準バッチで IMF パッケージから CPL を使用したりできます。
- コマンドラインを使用してバッチを構成する際に、サラウンドチャンネルに自動的にラベルを付けることができます。
Compressor では、以下の修正や機能強化も施されています。
- 「Apple デバイス SD」組み込み設定の使用時に、トランスコードが完了しないことがありましたが、この問題が解決しました。
- IMF フォルダからオーディオファイルやビデオファイルを追加するときの安定性が向上しました。
- EXR への書き出しにアルファチャンネルを含められるようになりました。
- DPX イメージシーケンスへの書き出し時に、アスペクト比が正しくないファイルが作成される場合がありましたが、この問題が解決しました。
- ProRes RAW を H.264 SDR で書き出した場合に、フレームが黒くなる問題を解決しました。
Compressor 4.6.3
2022 年 10 月 24 日リリース
- HEVC 8 ビットの 4:2:2 エンコーディングに対応しました。
- マルチパス HEVC 4:2:2 エンコーディングに対応しました。*
- デフォルトの HEVC エンコーダーのタイプが「高速」に変更されました。
- HDR ビデオの透明度のプレビューに対応しました。*
- 特定のディレクトリに読み出し/書き込み権限がない場合にバッチを送信できない場合がありましたが、この問題が解決しました。
* macOS Ventura が必要です。
Compressor 4.6.2
2022 年 8 月 9 日リリース
トランスコード中にビデオフレームの順序が入れ替わってしまう場合がありましたが、この問題が解決しました。
Compressor 4.6.1
2022 年 4 月 12 日リリース
- ビデオの透明度 (macOS Monterey 12.3 以降が必要)、出力のアスペクト比、変更後のソースメディアのプロパティをプレビュービューアに表示できます。
- 設定に新たに追加されたビデオのプロパティを使って、ビデオファイルを回転/反転できます。
- 新しい Mac Studio に搭載されている M1 Max および M1 Ultra 用にトランスコード性能が最適化されました。
- 韓国語に対応しました。
Compressor 4.6.1 では、以下の修正や機能強化も施されています。
- 写真 App からメディアをドラッグ&ドロップできるようになりました。
- macOS Monterey 12.3 以降を搭載した Apple シリコン搭載モデルの Mac コンピュータで、ファイルを HEVC 10 Bit 4:2:2 にエンコードできるようになりました。
- エイリアスでは、ウォッチフォルダでトランスコードが実行されない問題が解決しました。
- HEVC HTTPS ライブストリーミングの出力先が、新しい解像度とビットレートで追加されました。
- ビデオ設定のインスペクタに、HTTPS ライブストリーミングの自動ビットレートプリセットが新たに追加されました。
- ジェネレータを含む Mac 用 Final Cut Pro プロジェクトをバッチウインドウで選択すると、正常に機能しない場合がありましたが、この問題が解決しました。
- 選択されている出力から新しいジョブを作成できない場合がありましたが、この問題が解決しました。
- システム設定でジョブの送信が阻止されている可能性がある場合に警告が表示されるようになりました。
Compressor 4.6
2021 年 10 月 18 日リリース
- ウォッチフォルダを使ってトランスコードを自動化し、MacBook Pro (14-inch, 2021) や MacBook Pro (16-inch, 2021) ではワークステーション並みのパフォーマンスを発揮
- ファイルシステム内の指定のフォルダに追加されたビデオを自動的にエンコード
- Canon RAW プラグインを使って、Canon Cinema RAW Light を再生し、ほかのビデオコーデックやフォーマットにトランスコード
- iPhone 13 のシネマティックモードで撮影されたビデオをエンコード (macOS Monterey が必要)
Compressor 4.6 では、以下の修正や機能強化も施されています。
- キャプションファイルを読み込む必要なく、Compressor 内で直接キャプションを作成する機能を追加
- 非圧縮の TGA イメージシーケンスの作成に対応
- 圧縮した TIFF イメージシーケンスの作成に対応
- 手動共有を使ってクラスタでバッチを処理する際の速度と信頼性が向上
- 7.1 およびディスクリートのオーディオチャンネルレイアウトのメニューオプションを追加し、非圧縮のオーディオに対応
- イメージシーケンスの読み込み時にフレームレートを設定する機能を追加
- Apple シリコン搭載 Mac で macOS Monterey を使う場合に、マルチパス HEVC エンコーディングに対応
- H.264 10 ビットの 4:2:2 ファイルのデコードと、ほかのフォーマットへのトランスコードに対応
- 特定のカメラからのファイルについて、「タイムコード」ウインドウと「プレビュー」ウインドウで同期がずれる問題を解決
- 「Apple デバイス」プリセットのデータレートをユーザが調整できない問題を解決
- Blu-ray ディスクの作成が、ソースでチャプタマーカーが使われていて、ソースと出力のフレームレートが異なる場合に失敗する場合がある問題を解決
- ビデオエフェクトでガンマ補正を追加する際に、HLG HDR ビデオが適切にエンコードされない場合がある問題を解決
- イメージシーケンスのジョブ成功の通知をクリックしても、出力フォルダにフォーカスが移らない問題を解決
Compressor 4.5.4
2021 年 7 月 8 日リリース
- macOS の特定の「言語と地域」環境設定での安定性が向上
- DVD または Blu-ray ディスクへ書き出すときにレイヤーのタイプを設定できない問題を修正
Compressor 4.5.3
2021 年 6 月 17 日リリース
- ソースクリップやオーディオファイルの開始タイムコードの変更機能を追加
- カラーパレットとディザリングアルゴリズムを選択し、PNG や GIF のファイルサイズを縮小する機能を追加
- インスペクタの新しい「最大」プリセットを使って、縦長ビデオのサイズをほかの縦長のフレームサイズに変更し、正方形ビデオのサイズをほかの正方形のフレームサイズに変更する機能を追加
- インスペクタの「クロップとパディング」の新しいプリセットを使って、ビデオのサイズを縦長や長方形のアスペクト比に変更する機能を追加
- ユーザがソースメタデータのパススルーを無効にして、オーディオファイルや MOV、MP4、M4V、MXF ビデオフォーマットを出力可能
- 共有コンピュータのグループの中に非対応バージョンの Compressor を使った Mac が含まれている場合に警告を表示
- MXF 言語タグのサポートを追加
- AVCHD ディスクイメージをファイルシステムに書き込む機能を追加
- iTunes Store や IMF パッケージタイプの新規バッチを作成するキーボードショートカットを追加
- DPX または Cineon イメージシーケンスが不正なフレームレートで読み込まれる問題を解決
Compressor 4.5.2
2021 年 3 月 4 日リリース
- タイムコードジェネレータエフェクトの使用時のプレビューイメージが適切でない問題を修正
- バッチ領域のキャプション用の新しいアイコンを追加
Compressor 4.5.1
2020 年 12 月 14 日リリース
- YouTube や Facebook のサイトにアップロードするファイルを作成するための「YouTube および Facebook 用に準備」共有オプションを追加
- 安定性が向上
Compressor 4.5
2020 年 11 月 12 日リリース
- Apple シリコン搭載の Mac コンピュータでのパフォーマンスおよび効率が向上
- HLG ハイダイナミックレンジのプロジェクトをドルビービジョン 8.4 メタデータ付きで書き出して、Apple 製デバイスでの再生を最適化
- クリップのフレームレートを変更するとオーディオの同期がずれる問題を解決
- DV-PAL ソースから Blu-ray ディスクを作成できない問題を解決
- Avid DNxHR® および Avid DNxHD® のデコードと再生に標準対応
Compressor 4.4.8
2020 年 9 月 24 日リリース
- Sony PXW-FX9 カメラから取り込んだ XAVC メディアが認識されない問題を修正
Compressor 4.4.7
2020 年 8 月 25 日リリース
カメラログの変換
- ログエンコードされたビデオを SDR および HDR 色空間に変換
- Panasonic、Sony、Canon、Blackmagic、Nikon、ARRI のログに応じた組み込みのカメラ LUT から選択可能
- カスタムのカメラ LUT を追加して、組み込みオプションがないカメラで正確な変換を実現したり、オンセットの外観に一致させたりすることが可能
カスタム LUT エフェクト
- 他社製のクリエイティブな LUT を素材に適用して、圧縮中にカスタムな外観を追加
- .cube、.mga、.m3d ファイルフォーマットに対応
- 出力色空間を SDR または HDR に設定
Compressor 4.4.7 には、以下の機能もあります。
- SMB での分散処理を利用して、速度と信頼性を向上
- 複数言語のサポートを含む ProRes IMF パッケージを作成
- PNG ムービーファイルの再生に対応
- ドロップレットが .m4v ファイルを認識しない問題を解決
- 709 カラープロファイルを使った DV コーデックでトランスコードできない問題を解決
- イメージシーケンスが間違った色 (ビット) 深度で書き出される場合がある問題を解決
- Touch Bar 搭載の MacBook Pro でバッチ処理中に「アクティブ」タブが開いていると、システムがメモリ不足になる場合がある問題を解決.
Compressor 4.4.6
2019 年 12 月 10 日リリース
- 「リバーステレシネ」を使用するときの安定性が向上
- ドルビービジョンのメタデータを読み込むときの信頼性が向上
- iTunes Store 用に作成されたパッケージにドルビービジョンのメタデータを適用するとエラーが誤って報告される問題を修正
- iTunes Store 用に作成されたパッケージを検証するときにエラーが誤って報告される問題を修正
Compressor 4.4.5
2019 年 10 月 7 日リリース
- 新しい Metal ベースのプロセッシングエンジンのおかげで、再生タスクが改善され、レンダリング、合成、書き出しなどのグラフィックタスクが高速化
- Mac Pro でマルチ GPU (Radeon Pro Vega II、Radeon Pro Vega II Duo など) に対応し、グラフィックスのパフォーマンスが向上
- Mac Pro で最大 28 コアの CPU に対応し、CPU パフォーマンスの最適化を実現
- Mac Pro で Afterburner カード使用時の ProRes および ProRes RAW のデコードのパフォーマンスが向上
- Apple Pro Display XDR で圧倒的な美しさの HDR (ハイダイナミックレンジ) ビデオを表示および配信
- macOS Catalina で Compressor の使用時に、互換性のある SDR (標準ダイナミックレンジ) ディスプレイに HDR ビデオをトーンマッピング
- マルチ GPU 全体でのグラフィックス処理の負荷分散を改善
- アルファチャンネルを維持した HEVC 再生に対応
- QuickTime ムービーファイルでアルファチャンネルを維持して HEVC をエンコード
- タイムコードをドロップフレーム、非ドロップフレーム、フレーム、絶対時刻として表示
- 複数のイメージシーケンスを同時に読み込み
- ターミナルでのコマンドラインを使ったオーディオトラックの再割り当てとジョブアクションの指定に対応
- ウォーターマークのサイズを自動調整してサイズを書き出すオプションを追加
- iTunes Store で、HDR およびドルビービジョンのメタデータを指定して送信されたパッケージから SDR 配信データを作成
Compressor 4.4.4
2019 年 3 月 21 日リリース
- Mojave より後のバージョンの macOS と互換性がない可能性があるメディアファイルを検出
- YouTube にビデオを共有するときの信頼性が向上
Compressor 4.4.3
2018 年 12 月 13 日リリース
- Metal 対応の Mac コンピュータで ProRes RAW および ProRes RAW HQ フォーマットに対応
Compressor 4.4.2
- 64 ビットアーキテクチャが Mac 内のすべてのメモリを最大限に活用して、高解像度のイメージとプロジェクトに対応
- 後方互換性によりレガシー 32 ビットフォーマットに対応
- Facebook などの幅広い Web サイトで使われる SRT フォーマットで、クローズドキャプションを表示、編集、配信
- Compressor がソースメディアのプロパティを使い、MXF や QuickTime の設定を自動的に構成
- 設定の自動構成により、フレームレート、フィールドの順番、色空間を正確に適用
Compressor 4.4.2 には、以下の機能もあります。
オーディオ
- QuickTime フォーマットを使ってオーディオファイルをトランスコードする際に、オーディオプロパティを自動的に設定
クローズドキャプション
- 「クローズドキャプション」インスペクタに、現在の再生位置を示す再生ヘッドを追加
メタデータ
- Apple デバイスにトランスコードする際にメタデータが表示されない問題を解決
- ソースファイルから追加したメタデータを削除すると、削除後に、トランスコード後のメディアファイルに表示される問題を解決
- メタデータ処理が向上
MXF
- MXF ファイルに対して「自動」または「ソースと同じ」色空間設定を使うときの信頼性が向上
ユーザインターフェイス
- インスペクタパネルのレイアウトと読みやすさが向上
Compressor 4.4.1
クローズドキャプション
- クローズドキャプションを表示、調整、配信
- バッチまたは iTunes Store パッケージにキャプションファイルを読み込み
- インスペクタを使って、テキスト、カラー、画面上の位置、タイミングを調整
- インスペクタでテキストを検索し、1 つまたは複数のキャプションを選択
- iTunes Store パッケージで複数の言語とフォーマットをサポート
- キャプションのオーバーラップ、不適切な文字、無効なフォーマットなど、一般的なエラーについて、検証インジケータが即座に警告
- 書き出したビデオファイルにキャプションを埋め込むか、または個別のキャプションサイドカーファイルを作成
- キャプション付きのビデオを YouTube や Vimeo で直接共有
- CEA-608 および iTT のクローズドキャプションフォーマットに対応
バリアフリー音声ガイド
- iTunes Store パッケージにバリアフリー音声ガイドファイルを追加
Compressor 4.4.1 には、以下の機能もあります。
- MXF 設定が、「カスタム」設定から、設定パネルの「内蔵」セクションに移動
- YouTube の「アクセス」ボタンや「友人に知らせる」ボタンで、ビデオの正しい URL を開く
- ラインをクロップしても iTunes Store パッケージのビューアに表示されない問題を解決
- 「HTTP ライブストリーミング」ジョブアクションを HEVC 出力に適用した場合にエラーを表示
- XDCAM バッチが失敗する問題を解決
- DVD ジョブや Blu-ray ジョブの作成時に、.PSD ファイルをバックグラウンド画像として正しく読み込み
- ムービー DVD および Blu-ray メニューをサポート
Compressor 4.4
360 VR 配信
- さまざまなフォーマットとフレームサイズで 360° ビデオをエンコード
- 360° ビデオを YouTube、Facebook、Vimeo で直接共有
- 業界標準の全方位メタデータを埋め込んだ 360° ビデオファイルを書き出し
- モノスコピックおよびステレオスコピックのフォーマットに対応
ハイダイナミックレンジ
- 色空間変換コントロールと HDR メタデータを使って HDR (ハイダイナミックレンジ) ビデオを配信
- HDR ビデオを HDR10 対応の P3 D65 PQ、Rec. 2020 HLG、Rec. 2020 PQ で配信
- HDR ビデオを SDR (Standard Dynamic Range) ビデオに簡単に変換
- iTunes Store パッケージ内で、ドルビービジョングレードのビデオファイルのドルビービジョン XML へのリンクに対応
HEVC
- ビデオの映像品質を同等に保ちながら、H.264 よりもファイルサイズを最大 40 % 縮小できる HEVC (High Efficiency Video Coding、別名 H.265) フォーマットでエンコード*
- Compressor で作成したカスタムの HEVC 書き出し設定を Mac 用 Final Cut Pro で使用
- Mac 用 Final Cut Pro や Motion のプロジェクトを Compressor に送り、HEVC フォーマットでビデオをエンコード
- デスクトップでドラッグ&ドロップするだけでエンコーディングできる自己完結型の HEVC ドロップレットを作成
MXF
- さまざまなコーデックやパラメータに対応する MXF ファイルのエンコーディング
- さまざまなフレームレートと解像度が使える AVC-Intra、D-10/IMX、ProRes、XDCAM HD などの新しい MXF プリセット
- MXF コンテナ内で ProRes および 10 ビット非圧縮ビデオをサポート
- MXF コンテナ内で HDR ビデオをサポート
* HEVC のサポートには、macOS High Sierra が必要です。
Compressor 4.4 で解決した問題
- Panasonic GH5 MP4 ファイルを ProRes で書き出すと、ファイルの先頭に緑のフレームが 3 個生成されることがありましたが、この問題が解消しました。
- リタイミングモードを「最高品質」にして 29.97i ビデオを 25p に変換するときの安定性が向上しました。
- ドライブ全体でのトランスコーディング時に、詳しいエラーメッセージが表示されます。
- 透かしが入った 240fps ソースメディアのパフォーマンスが向上しました。
- 新しいアニメーション GIF 画像設定:最大 428 x 240、15 fps (メッセージングおよび Web サイト用に最適化) の場合は「小」、最大 640 x 360、25 fps (高画質再生用に最適化) の場合は「大」
- iPhone ムービーでフレームレートが正しく識別されます。
- DV コーデックでビデオフレームサイズ、ピクセル比、フィールド順が正しく設定されない問題が解消しました。
Compressor 4.3.2
- コマンドラインオプションでジョブの状況を監視できます。
- ディザリングオプションを使ってイメージにノイズを追加し、カラーバンディングなどの邪魔になるパターンを最小限に抑えることができます。
- iTunes Store パッケージの作成時に、インドの法律で義務付けられている健康被害警告のテキストを指定するオプションを利用できます。
- ウォーターマークイメージの画質が向上しました。
- アニメーション PNG とアニメーション GIF のイメージシーケンスがサポートされます。
- ドロップフレームメディアでタイムコードフィルタが正確に表示されます。
- AC-3 にトランスコードされたオーディオの同期が正確になります。
- DVD の共有オプションが応答しなくなる問題が解決されました。
- DVD のメニューとチャプタタイトルのフォント品質が向上しました。
- DVD 作成時の画質が向上しました。
- DVD のユーザダイアログのメッセージに書類へのリンクが埋め込まれ、改良されました。
Compressor 4.3.1
- 分散エンコーディングの使用時に、フェードイン/フェードアウトフィルタが正しく適用されます。
- ダブルバイト文字の言語の使用時に、ディスク名やタイトルが正しく表示されます。
- ターミナル経由で Compressor を使用時に、ロケーションパスが考慮されます。
- H.264 ファイルの書き出し時およびフレームレートの変更時のパフォーマンスが改善されました。
- Compressor を使って ProRes 4444 ファイルを透明度付きで書き出した場合に、正しいアルファチャンネルが作成されます。
- Animation、PNG、Cinepak、WMV などの 32 ビットコーデックを使用してファイルを処理できないという問題が解決されました。
- Touch Bar 上のマーカーボタンが正しく表示されないという問題が解決されました。
- Apple USB SuperDrive を使って Mac 用 Final Cut Pro プロジェクトから DVD を作成できないという問題が解決されました。
Compressor 4.3
- デザインが刷新されたダークインターフェイスでビデオに集中、バッチや設定の表示を効率化
- インスペクタにビデオファイルやオーディオファイルの詳細情報を表示
- 標準の Rec. 601 および Rec. 709 の色空間または Wide Rec. 2020 の色空間でビデオを配信
- iTunes Store パッケージのプレビューで、代替オーディオ、クローズドキャプション、または字幕をオーディションして同期を確認
- iTunes Store パッケージのメディアパススルーにより、不要な圧縮を回避
- iTunes Store パッケージのプレビューで、素材の再生中にオーディオストリームをシームレスに切り替えて確認を高速化
- バッチの警告およびエラーメッセージに、対策に役立つ詳細なメモを表示
- 複数の色空間やより大きなビット深度のサポートなど、静止画像に関する機能が向上
- DPX、Cineon、OpenEXR の静止画像をサポート
- OpenEXR イメージシーケンスをサポート
- DPX のサポートを強化し、カラー情報、ピクセルのアスペクト比、インターレース、タイミングの解釈の精度が向上
- フレームレート変換、インターレース、拡大/縮小、オプティカルフローのリタイミング、エフェクト、色空間の変換などのイメージ処理のパフォーマンスが向上
- 最適なビット深度の自動選択により、トランスコーディング、色処理、エフェクトの品質が向上
- CPU 処理および GPU 処理を効率化
- 新しい DVD ディスクテンプレートにより、メニューと背景のオプションが増加
- DVD オーサリングに新しいオプションが追加され、再生のループ、モーションメニューの追加、メニューイメージのカスタマイズが可能
Compressor 4.3 では次の内容も改善されています。
- 字幕を読み込み時に検証、対策に役立つ詳細なメモを提示.
- iTunes Store パッケージの素材の言語を自動検知
Compressor 4.2.2
- Apple デバイス用のビデオファイルを作成できる 4K の書き出しプリセット
- iTunes Store パッケージの作成時に、クローズドキャプションファイルに誤って SDH 字幕としてラベルが付けられる場合がある問題を修正
- プレビューウインドウを拡大すると、ナビゲーションウインドウにソースクリップが表示されない問題を修正
- OS X El Capitan で起動画面を正しく表示
- Apple デバイスの互換性リストに iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPad Pro、および Apple TV HD を追加
Compressor 4.2.1
- ユーザアカウントを別のシステムに移行した後で Compressor が突然終了する問題を解決
- H.264 書き出しで iframe 配置用マーカーを使用する機能の復活
- インターレース H.264 ファイルの書き出し
- クローズドキャプション/字幕とオーディオ/ビデオの同期を改善
Compressor 4.2
新機能
- iTunes Store 送信用の iTunes Store パッケージを作成
- 映画、予告編、クローズドキャプション、字幕を iTunes Store パッケージに簡単に追加
- クローズドキャプションや字幕をビューアで直接プレビュー
- ビューアを拡大表示して実際のピクセル精度でコンテンツをプレビュー
- デュアル GPU に対応し、「Compressor へ送信」の使用時に GPU レンダリングが可能に
- 対応システムでのハードウェアアクセラレーションを利用したマルチパス H.264 エンコーディング
- MPEG-4 および H.264 QuickTime ムービーのビットレートを自動計算
- 処理前に QuickTime オーディオトラックを表示し、チャンネルを割り当て
- QuickTime 出力用のサラウンドサウンド処理時にマトリックスステレオダウンミックスを選択
- マルチパスエンコーディングの CABAC エントロピーモード
Compressor 4.2 では次の内容も改善されています。
- ドロップレットから送信したジョブを「アクティブ」および「完了」タブに表示
- ProRes 422 HQ で Apple AES3 Audio フォーマットを使用する場合の安定性の向上
Compressor 4.1.3
- Compressor 4.1.3 では、Blu-ray ディスクへの書き込み時または Blu-ray ディスクイメージの作成時における信頼性の問題を修正.
Compressor 4.1.2
- Apple ProRes 4444 XQ のサポート
- Mac 用 Final Cut Pro や Motion から「Compressor へ送信」を使った際のステータス表示とレスポンスを改善
- GoPro カメラから H.264 ソースファイルのエンコーディングを行う際のパフォーマンスと色の精度が向上
- イメージシーケンスにあるアルファチャンネルのトランスコードの問題を修正
このアップデートでは、安定性も全体的に向上しています。
Compressor 4.1.1
- これまで Qmaster を有効にしていたコンピュータに Compressor をインストールする際の問題が解決されています。
- Mac 用 Final Cut Pro から「Compressor へ送信」を行う際の信頼性が向上しています。
- ソースファイルが起動ボリュームにない場合に発生する、分散エンコーディングのエラーに対応しています。
- バッチを送信するときにハングを発生させる問題が修正されています。
- 複数の Compressor プラグインがインストールされていると発生することがある、安定性の問題が修正されています。
- プラグインをインストールせずにプラグイン設定を表示する際の問題が解決されています。
- 全体的に安定性が向上しました。
Compressor 4.1
- シングルウインドウレイアウトの新しいインターフェイスで効率よく制御.
- 一般的なエンコーディングタスクのためのプリセットの書き出し先
- 分散エンコーディングの設定が簡単に
- サポートされている共有操作で、ハードウェアベースの H.264 エンコーディング
- Dolby Digital Plus エンコーディングをサポート
- 4K 解像度で YouTube に直接共有
- 中国のビデオサイト Youku および Tudou に直接共有
Compressor 4.0.7
- Vimeo にアップロードするときのファイルサイズの上限 (1 GB) が取り除かれます。
- 一部の MPEG-2 ファイルを再生するときの安定性の問題が解決されます。
- 複数のジョブを処理するときの Qmaster の安定性の問題が解決されます。
Compressor 4.0.6
このアップデートでは、Vimeo に 1 GB 以上のクリップをアップロードする際の問題の解決を含む、機能と全体的なパフォーマンスが向上しています。
Compressor 4.0.5
- クラスタ設定の改良により、Compressor をすべてのクラスタノードで開く必要がなくなりました。
- エンコード用クラスタを管理者の認証なしで使うことができます。
- Compressor が開かなくなってしまう他社製 QuickTime コンポーネント関連の問題が解決しています。
Compressor 4.0.4
Compressor 4.0.4 では以下のように全体的な安定性とパフォーマンスが向上しています。
- MacBook Pro (Retina, Mid 2012) 用に Share Monitor が強化されています。
- インスペクタから「YouTube に公開」ジョブアクションを選択したときに発生する安定性の問題が解決されています。
Compressor 4.0.3
- モニターなしの Mac で Compressor を実行できます。
- Open Directory ユーザとしてログインしたときの書き出しの問題が修正されています。
- MP4 と AVI ファイルのエンコーディングを行うときのパフォーマンスが向上しています。
- 対応する iOS デバイス上で 1080p ビデオの書き出し設定が追加されました。
Compressor 4.0.2
- マーカーがデフォルトでチャプターマーカーとして設定されます。
- 非圧縮 8 ビット 4:2:2 および 非圧縮 10 ビット 4:2:2 が書き出し設定リストに追加されます。
- 非圧縮 10 ビット 4:2:2 から ProRes へのトランスコードの速度が向上します。
Compressor 4.0.1
- HTTP ライブストリーミングのセルラー設定のビットレートが更新されています。
- Mac 用 Final Cut Pro 内の QuickTime 書き出しコンポーネント設定へのアクセスに関する問題が修正されています。
- OS X が中国語で構成されている場合に「このコンピュータ」クラスタが表示されない問題が修正されています。
- Compressor 4 のインストール後に Soundtrack を起動する際の安定性の問題が解消されています。
Compressor をバックアップする
アップデートする前に、現在インストールされているバージョンの Compressor アプリケーションとカスタム設定をバックアップしておいてください。
Compressor アプリケーションをバックアップする
現在インストールされている Compressor アプリケーションは以下の手順でバックアップしてください。
- 「アプリケーション」フォルダに新しいフォルダを作成し、アプリケーションにちなんだ名前を付けます (「Compressor 4.2.2」など)。Compressor のバージョンを調べるには、アプリケーションを開いて「Compressor」メニューの「Compressor について」を選択します。
- 「アプリケーション」フォルダで Compressor アプリケーションを選択します。「ファイル」>「"Compressor" を圧縮」の順に選択します。圧縮が完了するまでに、数分かかります。
- 作成された「Compressor.zip」ファイルを手順 1 で作成したフォルダに移動します。
- zip ファイルが入っているフォルダをバックアップドライブに移動します。
Compressor の設定をバックアップする
Compressor 設定をバックアップするには、「~/ライブラリ/Application Support/Compressor/Settings」にあるカスタム設定ファイルを新しいフォルダにコピーしてください。