ディスクユーティリティを使ってディスクを検証または修復する

ディスクユーティリティを使ってディスクを検証または修復する方法を説明します。

ディスクユーティリティを使うと、別のボリュームから起動しなくてもコンピュータの起動ディスク (ボリューム) を検証できます。この機能を「ライブ検証」といいます。ディスクユーティリティで修復が必要な問題が検出された場合は、Mac OS X インストール用 DVD から起動して、ディスクユーティリティを使い、該当するディスクの修理を実施する必要があります (起動ボリュームは、別のボリュームから起動しないと修理できません)。

重要事項

  • ライブ検証を利用できるのは、Mac OS X 拡張 (ジャーナル済み) フォーマット (HFS+J) のボリュームに限られます。ジャーナリングが実行されていないディスクをディスクユーティリティで検証しようとすると、「ERROR: could not freeze volume (Operation not supported)(エラー:ボリュームをフリーズできませんでした (この操作はサポートされていません))」というエラーメッセージが表示されます。
  • ライブ検証の実行中には、ディスクユーティリティの進行状況インジケータが進まなくなる、開いているアプリケーションの動作速度が低下するか、またはアプリケーションが応答しなくなる、進行状況を示すポインタ (回転する風車のような形状) が表示される、コンピュータが応答しなくなる (フリーズする) などの現象が起きる場合があります。
  • いったんライブ検証を開始すると、進行状況によってはその操作を取り消せなくなります。
  • マウント不可能な非起動ディスクを検証または修復しようとすると、何らかの問題が発生する可能性があります。
  • 「Incorrect size for file temp」という警告は無視しても問題ありません。

マウント解除不可能なディスクを検証または修復しようとすると問題が発生する場合がある

マウント解除不可能な非起動ボリュームを検証、または修復しようとすると、エラーメッセージが表示されることもなくディスクユーティリティが応答しなくなったり、コンピュータが数秒間ほど停止したりすることがあります。

起動ディスク以外のボリュームを検証しようとして、何らかの理由 (ディスクのファイルが開いているなど) でディスクユーティリティがそのボリュームをマウント解除できない場合、検証処理はいったん開始したように見えますが、その後、警告メッセージを表示せずに停止します。コンソール (「/アプリケーション/ユーティリティ/」) を開くと、次のようなメッセージが見つかります。

Verifying volume “Storage”
The disk “Storage” could not be unmounted
Could not unmount disk for verification, attempting live verify

マウント解除できないディスクを修復しようとすると、修復処理はいったん開始したように見えますが、その後、ディスクユーティリティに「ディスク修復に失敗しました。ディスクをマウント解除できませんでした」という警告メッセージが表示されて停止します。

コンソール (「/アプリケーション/ユーティリティ/」) を開くと、次のようなメッセージが見つかります。

Verify and Repair disk "Storage."
The disk “Storage” could not be unmounted.
Could not unmount disk for verification.
Repairing disk failed with error. Could not unmount disk.

まれに、コンピュータが数秒ほど応答しなくなる場合があります。

検証または修復しようとしているディスク上で開いているファイルを特定できない場合は、コンピュータを再起動してディスクを再びマウントするか、修復処理の場合は Mac OS X インストール用 DVD または CD からコンピュータを起動します。

「Incorrect size for file temp」という警告は無視しても問題ない

ディスクユーティリティまたは fsck_hfs と -l オプションを使ってボリュームを検証または修復しようとすると、「Incorrect size for file temp[数字]」という警告が表示される場合があります。「temp[数字]」ファイルに関するこれらの警告は無視しても問題ありません。

たとえば、以下のようなメッセージが表示されます。

Verifying volume "Macintosh HD"
Checking Extents Overflow file.
Checking Catalog file.
Incorrect size for file temp420595
(It should be 0 instead of 84538)
Incorrect size for file temp468627
(It should be 0 instead of 16464)
Checking multi-linked files.
Checking Catalog hierarchy.
Checking volume bitmap.
Checking volume information.
The volume Macintosh HD needs to be repaired.
Error: The underlying task reported failure on exit
1 HFS volume checked
Volume needs repair

このような場合、検証や修復を実行する前に、シングルユーザモードで「fsck」を使うか、別のボリュームからコンピュータを起動します。

詳細情報:サイズが切り詰められ、リンク解除されたファイルが開いており、そのファイルのディスク上のサイズがライブ検証の開始前にアップデートされていないと、このような問題が発生します。このようなファイルが存在していても、メモリ上のサイズは正しいため問題が生じることはありません。これらのファイルは閉じるとすぐに削除されます。コンピュータが正常に終了しない場合は、次にコンピュータを起動したときに削除されます。

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