起動中にMacで問題が発生したと表示された場合

macOS Tahoe 26以降の復旧システムには、Macの起動を妨げる問題が発生したときに自動的に開くように設計されたユーティリティである復旧アシスタントが含まれています。復旧アシスタントは、問題を特定して解決しようとします。

復旧アシスタントを使用する

macOS Tahoe 26以降が必要

Macの起動中に特定の動作が発生すると、自動的に再起動して復旧アシスタントが開くことがあります。

macOS Tahoe 26の復旧アシスタント。
  1. 復旧アシスタントには、起動中にMacで問題が発生したことを示す応急マークが表示されています。「続ける」をクリックします。

  2. 診断データの収集に関する情報をお読みください。診断データの収集はAppleのプライバシーポリシーに従って処理されます。次に、このデータをAppleに送信するかどうかを選択します。選択内容は結果に影響しません。

  3. ディスクのロックを解除するためのパスワードの入力を求められたら、Macへのログインに使っている管理者パスワードを入力します。「ロックを解除」をクリックします。

  4. 復旧アシスタントは、Macに影響を与える可能性のあるソフトウェアの問題に関する最新情報をダウンロードするために、インターネット接続が必要です。画面の案内が表示されたら、Wi-Fiネットワークを選択します。キャプティブネットワークと、802.1X認証が必要なネットワークには対応していません。

  5. 復旧プロセスが完了すると、復旧アシスタントから、デバイスが正常に復旧した、デバイスを復旧できなかった、または既知の問題は見つからなかったことが報告されます。「Macを再起動」をクリックします。

  6. Macが正常に起動すると、iCloudデータを復旧するための通知が届くことがあります。通知をクリックして「システム設定」を開くか、Appleメニュー  >「システム設定」を選択してから、サイドバーで「Recover iCloud Data」(iCloudデータを復元)をクリックします。その後、Apple Accountでサインインするよう求められます。

  7. Macが正常に起動しない場合、復旧アシスタントでは解決できない問題があります。その場合は、Macの起動プロセスが完了しない場合で、ほかに何ができるかについて確認します。たとえば、起動ディスクを修復するまたはmacOSを再インストールすることが必要になる場合があります。

関連情報

  • 復旧アシスタントは、macOS復旧の「ユーティリティ」メニューからも利用できます。Appleサポートまたは別のサポート記事で推奨されていない限り、復旧アシスタントを手動で開く必要はありません。

  • macOS復旧に戻るために復旧アシスタントを終了する必要がある場合は、「command + Q」キーを押すか、メニューバーから「デバイス復旧アシスタント」>「終了」を選択します。

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