Apple Watch の睡眠時無呼吸の通知
睡眠時無呼吸の通知機能は、睡眠中の呼吸の乱れを調べ、中等度から重度の睡眠時無呼吸の兆候を検出すると、通知で知らせてくれます。
睡眠時無呼吸と呼吸の乱れについて
睡眠時無呼吸は、睡眠中に繰り返し呼吸の乱れが起きる呼吸疾患です。呼吸の乱れはめずらしいことではなく、通常、多くの人が一晩に数回の乱れを経験しています。アルコールの摂取、上気道の疾患、またはある種の薬によっても、夜間の呼吸の乱れが増すことがあります。Apple Watch を装着して就寝すると、加速度センサーが睡眠中の呼吸の乱れを検出し、検出結果が「高い」または「高くない」に分類されます。30 日間で、呼吸の乱れが一貫して「高い」と評価されると、睡眠時無呼吸の可能性があるという通知が届きます。これまでに睡眠時無呼吸と診断されたことがない方は、医師の診察を受けてください。
必要な条件と準備
最新バージョンの watchOS を搭載した Apple Watch Series 9 以降、または Apple Watch Ultra 2。
iPhone を最新バージョンの iOS にアップデートします。
「Apple Watch で睡眠時間を記録」を有効にして、「睡眠」を設定する必要があります。
30 日間で少なくとも 10 日間、Apple Watch を装着した状態で就寝する必要があります。データは 30 日 ごとに分析されます。
睡眠時無呼吸の通知は、睡眠時無呼吸と診断されていない 18 歳以上の方による使用を想定しています。
睡眠時無呼吸の通知をオンにする
iPhone でヘルスケアアプリを開きます。
「ブラウズ」をタップし、「呼吸」をタップします。
「睡眠時無呼吸の通知」の下にある「設定」をタップし、「次へ」をタップします。
生年月日を確認し、睡眠時無呼吸と診断されたことがある場合は「続ける」をタップします。
「次へ」をタップしてから「完了」をタップします。
睡眠時無呼吸の通知や呼吸の乱れを確認する
iPhone でヘルスケアアプリを開きます。
「ブラウズ」をタップし、「呼吸」をタップします。
「睡眠時無呼吸の通知」または「呼吸の乱れ」をタップします。
過去 1 か月、6 か月、または 1 年間の呼吸の乱れを確認できます。
通知を受け取った場合は、詳しいレポートを医療機関と共有することもできます。PDF を共有するには、下にスクロールして「PDF として書き出す」をタップします。
注意事項
睡眠時無呼吸の通知機能は、睡眠時無呼吸の診断、治療、または管理を支援することを目的としたものではありません。
睡眠時無呼吸の症状のある人全員が通知を受け取るわけではありません。
睡眠時無呼吸の症状があると思われる場合は、医師にご相談ください。