イマーシブな体験を始める前に

Apple Vision Proでイマーシブな体験を始める前に、安全な環境を準備する方法を説明します。

環境を準備する

周囲には障害物や危険物を置かず、転倒や衝突のリスクを最小限に抑えてください。また、Apple Vision Proの使用中には人、ペット、子どもが周囲にいないか注意を払うようにしてください。

詳しくは、「Apple Vision Proの安全な使い方」をご覧ください。

イマーシブな体験中に周囲の障害物を検知する

Apple Vision Proでは、周囲の障害物(ガラス、鏡、階段など)をすべて検知できるわけではなく、目の高さにある物だけを検知できます。周囲の障害物が検知される可能性を高めるには、次のようにします。

  • 十分に明るい環境でApple Vision Proを使う

  • Apple Vision Proの使用中に走ったり、急に動いたりしない

  • 動く物(扇風機など)の近くではApple Vision Proを使わない

Apple Vision Proは、フルイマーシブな体験中や部分的にイマーシブな体験中に周囲の状況を認識しやすくする機能を備えています。これらの機能は常にオンになっており、調整することはできません。

フルイマーシブな体験

Apple Vision Proでは、ユーザが周囲の状況に気づきやすいように、フルイマーシブな体験の境界が自動的に設定されます。境界に近づくと、周囲が徐々に見えるようになります。

境界の外側に完全に出ると、周囲がはっきりと見えます。その場合は、元の位置に戻るか、ビューを再センタリングすると、元のイマーシブレベルに戻ります。

部分的にイマーシブな体験

部分的にイマーシブな体験では、動いている間に徐々に周囲の環境が見えるようになります。その間も、体験の操作は続けることができます。動きを止めると、元のイマーシブレベルに戻ります。

部分的にイマーシブな体験では、周囲にある物が体験によって遮られることがあるため、移動する際は常に周囲の状況に注意してください。

物に近づいたり、動きが速すぎたりする(早歩きよりも動きが速い)と、自動的に視界がクリアになり、周囲がはっきりと見えるようになります。

問題がある場合

どんなことでお困りなのかを教えていただければ、対処法をご案内します。

対処法を確認する

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