Xcode 15 のセキュリティコンテンツについて
Xcode 15 のセキュリティコンテンツについて説明します。
Apple セキュリティアップデートについて
Apple では、ユーザ保護の観点から、調査が終了してパッチやリリースが公開されるまでは、セキュリティ上の問題を公開、説明、または是認いたしません。最近のリリースについては、「Apple セキュリティアップデート」ページに一覧形式でまとめています。
Apple のセキュリティ関連の文書では、可能な場合、脆弱性の CVE-ID に言及しています。
セキュリティについて詳しくは、Apple 製品のセキュリティに関するページを参照してください。
Xcode 15
2023 年 9 月 18 日リリース
Dev Tools
対象 OS:macOS Ventura 13.5 以降
影響:App に、昇格した権限を取得される可能性がある。
説明:この問題は、チェックを強化することで解決されました。
CVE-2023-32396:Mickey Jin 氏 (@patch1t)
GPU Drivers
対象 OS:macOS Ventura 13.5 以降
影響:App がカーネルメモリを漏洩させる可能性がある。
説明:メモリ処理を改善することで、この問題に対処しました。
CVE-2023-40391:Dataflow Security の Antonio Zekic 氏 (@antoniozekic)
iTMSTransporter
対象 OS:macOS Ventura 13.5 以降
影響:アプリが App Store の資格情報にアクセスできる可能性がある。
説明:Hardened Runtime を有効にして、この問題に対処しました。
CVE-2023-40435:James Duffy 氏 (mangoSecure)
Apple が製造していない製品に関する情報や、Apple が管理または検証していない個々の Web サイトについては、推奨や承認なしで提供されています。Apple は他社の Web サイトや製品の選択、性能、使用に関しては一切責任を負いません。Apple は他社の Web サイトの正確性や信頼性についてはいかなる表明もいたしません。詳しくは各メーカーや開発元にお問い合わせください。