iOS 10.3.1 のセキュリティコンテンツについて

iOS 10.3.1 のセキュリティコンテンツについて説明します。

Apple セキュリティアップデートについて

Apple では、ユーザ保護の観点から、調査が終了してパッチやリリースが公開されるまでは、セキュリティ上の問題を公開、説明、または是認いたしません。最近のリリースについては、「Apple セキュリティアップデート」ページに一覧形式でまとめています。

セキュリティについて詳しくは、Apple 製品のセキュリティに関するページを参照してください。Apple との通信は、Apple Product Security PGP キーで暗号化できます。

Apple のセキュリティ関連の文書では、可能な場合、脆弱性の CVE-ID に言及しています。

iOS 10.3.1

2017 年 4 月 3 日リリース

CoreText

対象となるデバイス:iPhone 5 以降、iPad (第 4 世代) 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:悪意を持って作成されたファイルを処理すると、アプリケーションが予期せず終了する可能性がある。

説明:検証を強化し、サービス運用妨害の問題に対処しました。

CVE-2017-7003:SPYSCAPE の Jake Davis 氏 (@DoubleJake)

2017 年 5 月 31 日に追加

Wi-Fi

対象となるデバイス:iPhone 5 以降、iPad (第 4 世代) 以降、iPod touch (第 6 世代) 以降

影響:通信範囲内にいる攻撃者から、Wi-Fi チップに対して任意のコードを実行される可能性がある。

説明:入力検証を強化することで、スタック・バッファ・オーバーフローに対処しました。

CVE-2017-6975:Google Project Zero の Gal Beniamini 氏

Apple が製造していない製品に関する情報や、Apple が管理または検証していない個々の Web サイトについては、推奨や承認なしで提供されています。Apple は他社の Web サイトや製品の選択、性能、使用に関しては一切責任を負いません。Apple は他社の Web サイトの正確性や信頼性についてはいかなる表明もいたしません。詳しくは各メーカーや開発元にお問い合わせください。

公開日: