Xcode 9 のセキュリティコンテンツについて
Xcode 9 のセキュリティコンテンツについて説明します。
Apple セキュリティアップデートについて
Apple では、ユーザ保護の観点から、調査が終了してパッチやリリースが公開されるまでは、セキュリティ上の問題を公開、説明、または是認いたしません。最近のリリースについては、「Apple セキュリティアップデート」ページに一覧形式でまとめています。
セキュリティについて詳しくは、Apple 製品のセキュリティに関するページを参照してください。Apple との通信は、Apple Product Security PGP キーで暗号化できます。
Apple のセキュリティ関連の文書では、可能な場合、脆弱性の CVE-ID に言及しています。
Xcode 9
Git
対象 OS:macOS Sierra 10.12.6 以降
影響:悪意を持って作成されたリポジトリをチェックすると、任意のコードが実行される可能性がある。
説明:入力検証を強化し、ssh:// URL スキームの処理における脆弱性に対処しました。
CVE-2017-1000117
ld64
対象 OS:macOS Sierra 10.12.6 以降
影響:悪意を持って作成された Mach-O ファイルを解析すると、任意のコードが実行される可能性がある。
説明:メモリ処理を強化し、複数のメモリ破損の脆弱性に対処しました。
CVE-2017-7076、CVE-2017-7134、CVE-2017-7135、CVE-2017-7136、CVE-2017-7137:Tencent Security Platform Department の riusksk (泉哥) 氏
Subversion
対象 OS:macOS Sierra 10.12.6 以降
影響:悪意を持って作成されたリポジトリをチェックすると、任意のコードが実行される可能性がある。
説明:入力検証を強化し、入力検証における脆弱性に対処しました。
CVE-2017-9800
ご協力いただいたその他の方々
Swift Package Manager
Vincent Esche 氏のご協力に感謝いたします。
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