iOS 14.0 および iPadOS 14.0 のセキュリティコンテンツについて
iOS 14.0 および iPadOS 14.0 のセキュリティコンテンツについて説明します。
Apple セキュリティアップデートについて
Apple では、ユーザ保護の観点から、調査が終了してパッチやリリースが公開されるまでは、セキュリティ上の問題を公開、説明、または是認いたしません。最近のリリースについては、「Apple セキュリティアップデート」ページに一覧形式でまとめています。
Apple のセキュリティ関連の文書では、可能な場合、脆弱性の CVE-ID に言及しています。
セキュリティについて詳しくは、Apple 製品のセキュリティに関するページを参照してください。
iOS 14.0 および iPadOS 14.0
AppleAVD
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Air 2 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:アプリケーションにシステムを突然終了されたり、カーネルメモリに書き込まれる可能性がある。
説明:配列境界チェック機能を改善することで、領域外書き込みの脆弱性に対処しました。
CVE-2020-9958:Mohamed Ghannam 氏 (@_simo36)
Assets
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Air 2 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:攻撃者が信頼関係を悪用して、悪意のあるコンテンツをダウンロードする場合がある。
説明:レガシーの API を削除して、信頼に関する脆弱性に対処しました。
CVE-2020-9979:AntGroup の LightYear Security Lab の CodeColorist 氏
Audio
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Air 2 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意のあるアプリケーションが、制限されたメモリを読み取れる可能性がある。
説明:配列境界チェック機能を改善することで、領域外読み込みの脆弱性に対処しました。
CVE-2020-9943:Ant Group Light-Year Security Lab の JunDong Xie 氏
Audio
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Air 2 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:アプリケーションが、制限されたメモリを読み取れる可能性がある。
説明:配列境界チェック機能を改善することで、領域外読み込みの脆弱性に対処しました。
CVE-2020-9944:Ant Group Light-Year Security Lab の JunDong Xie 氏
CoreAudio
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Air 2 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意を持って作成されたオーディオファイルを処理すると、任意のコードが実行される可能性がある。
説明:入力検証を強化することで、領域外読み込みに対処しました。
CVE-2020-9960:Ant Security Light-Year Lab の JunDong Xie 氏および XingWei Lin 氏
CoreAudio
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Air 2 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意のあるオーディオファイルを再生すると、任意のコードが実行される可能性がある。
説明:メモリ処理を強化し、バッファオーバーフローの脆弱性に対処しました。
CVE-2020-9954:Trend Micro Zero Day Initiative に協力する Francis 氏、Ant Group Light-Year Security Lab の JunDong Xie 氏
CoreCapture
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Air 2 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:アプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。
説明:メモリ管理を強化し、解放済みメモリ使用 (use-after-free) の脆弱性に対処しました。
CVE-2020-9949:Proteas 氏
CoreText
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Air 2 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意を持って作成されたテキストファイルを処理すると、任意のコードが実行される可能性がある。
説明:ステート管理を改善し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。
CVE-2020-9999:Apple
Disk Images
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Air 2 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:アプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。
説明:入力検証を強化することで、領域外読み込みに対処しました。
CVE-2020-9965:Proteas 氏
CVE-2020-9966:Proteas 氏
FontParser
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Air 2 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意のあるアプリケーションが、制限されたメモリを読み取れる可能性がある。
説明:入力検証を強化することで、領域外読み込みに対処しました。
CVE-2020-29629:匿名の研究者
FontParser
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Air 2 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意を持って作成されたフォントファイルを処理すると、任意のコードが実行される可能性がある。
説明:入力検証を強化することで、領域外読み込みに対処しました。
CVE-2020-9956:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する Trend Micro Mobile Security Research Team の Mickey Jin 氏および Junzhi Lu 氏
FontParser
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Air 2 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意を持って作成された画像を処理すると、任意のコードが実行される可能性がある。
説明:サイズ検証を強化し、バッファオーバーフローに対処しました。
CVE-2020-9962:Yiğit Can YILMAZ 氏 (@yilmazcanyigit)
FontParser
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Air 2 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意を持って作成されたフォントファイルを処理すると、任意のコードが実行される可能性がある。
説明:フォントファイルの処理に、メモリ破損の脆弱性が存在します。入力検証を強化し、この脆弱性に対処しました。
CVE-2020-27931:Apple
FontParser
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Air 2 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意を持って作成されたフォントを処理すると、プロセスメモリが漏洩する可能性がある。
説明:入力検証を強化することで、領域外読み込みに対処しました。
CVE-2020-29639:Trend Micro の Mickey Jin 氏および Qi Sun 氏
HomeKit
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Air 2 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:ネットワーク上の特権的な地位を悪用した攻撃者に、アプリケーションの状態を予期せず改ざんされる場合がある。
説明:この問題は、設定が伝搬されるように改善することで解決されました。
CVE-2020-9978:インディアナ大学ブルーミントン校の Luyi Xing 氏、Dongfang Zhao 氏、および Xiaofeng Wang 氏、西安電子科技大学 (Xidian University) および中国科学院大学 (University of Chinese Academy of Sciences) の Yan Jia 氏、華中科技大学 (HuaZhong University of Science and Technology) の Bin Yuan 氏
Icons
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Air 2 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意のあるアプリケーションが、ユーザがインストール済みのほかのアプリケーションを識別できる可能性がある。
説明:アイコンのキャッシュの処理を改善することで、この問題に対処しました。
CVE-2020-9773:Zimperium zLabs の Chilik Tamir 氏
IDE Device Support
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Air 2 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:ネットワーク上の特権的な地位を悪用した攻撃者が、ネットワークを利用したデバッグセッション中に、ペアリングしたデバイスで任意のコードを実行できる可能性がある。
説明:iOS 14、iPadOS 14、tvOS 14、watchOS 7 を搭載したデバイスとのネットワーク通信を暗号化することで、この脆弱性に対処しました。
CVE-2020-9992:Dany Lisiansky 氏 (@DanyL931)、Zimperium zLabs の Nikias Bassen 氏
ImageIO
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Air 2 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意を持って作成された tiff ファイルを処理すると、サービス運用妨害を受ける可能性や、メモリのコンテンツが漏洩する可能性がある。
説明:入力検証を強化することで、領域外読み込みに対処しました。
CVE-2020-36521:Ant-Financial Light-Year Security Lab の Xingwei Lin 氏
ImageIO
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Air 2 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意を持って作成された画像を処理すると、任意のコードが実行される可能性がある。
説明:配列境界チェック機能を改善することで、領域外書き込みの脆弱性に対処しました。
CVE-2020-9955:Trend Micro の Mickey Jin 氏、Ant Security Light-Year Lab の Xingwei Lin 氏
ImageIO
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Air 2 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意を持って作成された画像を処理すると、任意のコードが実行される可能性がある。
説明:入力検証を強化することで、領域外読み込みに対処しました。
CVE-2020-9961:Ant Security Light-Year Lab の Xingwei Lin 氏
ImageIO
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Air 2 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意を持って作成された PDF ファイルを開くと、アプリケーションが予期せず終了したり、任意のコードが実行される可能性がある。
説明:配列境界チェック機能を改善することで、領域外書き込みの脆弱性に対処しました。
CVE-2020-9876:Trend Micro の Mickey Jin 氏
IOSurfaceAccelerator
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Air 2 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:ローカルユーザがカーネルメモリを読み取れる場合がある。
説明:メモリ処理を強化し、メモリ初期化の脆弱性に対処しました。
CVE-2020-9964:Mohamed Ghannam 氏 (@_simo36)、Tommy Muir 氏 (@Muirey03)
Kernel
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Air 2 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:リモートの攻撃者にシステムを突然終了されたり、カーネルメモリを破損されたりする可能性がある。
説明:入力検証を強化し、複数のメモリ破損の脆弱性に対処しました。
CVE-2020-9967:Alex Plaskett 氏 (@alexjplaskett)
Kernel
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Air 2 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:アプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。
説明:メモリ管理を強化し、解放済みメモリ使用 (use-after-free) の脆弱性に対処しました。
CVE-2020-9975:Pangu Lab の Tielei Wang 氏
Kernel
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Air 2 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:ネットワーク上の特権的な地位を悪用した攻撃者が、VPN トンネル内のアクティブな接続にインジェクション攻撃をしかけることができる。
説明:制限を強化し、ルーティングの脆弱性に対処しました。
CVE-2019-14899:William J. Tolley 氏、Beau Kujath 氏、Jedidiah R. Crandall 氏
Keyboard
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Air 2 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意のあるアプリケーションにより、重要なユーザ情報が漏洩する可能性がある。
説明:ステート管理を改善し、ロジックの問題に対処しました。
CVE-2020-9976:JAIDE GmbH (ドイツ、ハンブルク) の Rias A. Sherzad 氏
libxml2
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Air 2 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意を持って作成されたファイルを処理すると、任意のコードが実行される可能性がある。
説明:メモリ管理を強化し、解放済みメモリ使用 (use-after-free) の脆弱性に対処しました。
CVE-2020-9981:OSS-Fuzz により検出
libxpc
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Air 2 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意のあるアプリケーションに権限を昇格される可能性がある。
説明:検証を強化し、ロジックの脆弱性に対処しました。
CVE-2020-9971:Tencent Security Xuanwu Lab の Zhipeng Huo 氏 (@R3dF09)
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Air 2 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:リモートの攻撃者がアプリケーションの状態を予期せず変更する場合がある。
説明:この問題は、チェックを強化することで解決されました。
CVE-2020-9941:ミュンスター応用科学大学 (FH Münster University of Applied Sciences) の Fabian Ising 氏、ミュンスター応用科学大学の Damian Poddebniak 氏
Messages
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Air 2 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:ローカルユーザに、ユーザが削除したメッセージを特定される可能性がある。
説明:削除処理を改善することで、この問題に対処しました。
CVE-2020-9988:William Breuer 氏 (オランダ)
CVE-2020-9989:von Brunn Media
Model I/O
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Air 2 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意を持って作成された USD ファイルを処理すると、アプリケーションが予期せず終了したり、任意のコードが実行される可能性がある。
説明:配列境界チェック機能を改善することで、領域外書き込みの脆弱性に対処しました。
CVE-2020-13520:Cisco Talos の Aleksandar Nikolic 氏
Model I/O
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Air 2 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意を持って作成された USD ファイルを処理すると、アプリケーションが予期せず終了したり、任意のコードが実行される可能性がある。
説明:メモリ処理を強化し、バッファオーバーフローの脆弱性に対処しました。
CVE-2020-6147:Cisco Talos の Aleksandar Nikolic 氏
CVE-2020-9972:Cisco Talos の Aleksandar Nikolic 氏
Model I/O
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Air 2 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意を持って作成された USD ファイルを処理すると、アプリケーションが予期せず終了したり、任意のコードが実行される可能性がある。
説明:配列境界チェック機能を改善することで、領域外読み込みの脆弱性に対処しました。
CVE-2020-9973:Cisco Talos の Aleksandar Nikolic 氏
NetworkExtension
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Air 2 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意のあるアプリケーションに権限を昇格される可能性がある。
説明:メモリ管理を強化し、解放済みメモリ使用 (use-after-free) の脆弱性に対処しました。
CVE-2020-9996:Trend Micro iCore Team の Zhiwei Yuan 氏、Trend Micro の Junzhi Lu 氏および Mickey Jin 氏
Phone
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Air 2 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:指定の時間が経過しても画面がロックされないことがある。
説明:この問題は、チェックを強化することで解決されました。
CVE-2020-9946:iolight AB の Daniel Larsson 氏
Quick Look
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Air 2 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意のある App が、コンピュータ上のファイルの有無を判断できる可能性がある。
説明:アイコンのキャッシュの処理を改善することで、この問題に対処しました。
CVE-2020-9963:Offensive Security の Csaba Fitzl 氏 (@theevilbit)
Safari
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Air 2 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意のあるアプリケーションが、Safari でユーザが開いているタブを判断できる可能性がある。
説明:エンタイトルメントの確認処理に検証不備の脆弱性がありました。この問題は、プロセスエンタイトルメントの検証を強化することで解決されました。
CVE-2020-9977:Josh Parnham 氏 (@joshparnham)
Safari
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Air 2 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意のある Web サイトにアクセスすると、アドレスバーを偽装される可能性がある。
説明:UI の処理を改善することで、この問題を解決しました。
CVE-2020-9993:筑波大学の Masato Sugiyama 氏 (@smasato)、Piotr Duszynski 氏
Sandbox
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Air 2 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:ローカルユーザが、重要なユーザ情報を閲覧できる可能性がある。
説明:サンドボックスの制限を追加で設けて、アクセス関連の脆弱性に対処しました。
CVE-2020-9969:SecuRing の Wojciech Reguła 氏 (wojciechregula.blog)
Sandbox
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Air 2 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意のあるアプリケーションに、制限されたファイルにアクセスされる可能性がある。
説明:制限を強化し、ロジックの脆弱性に対処しました。
CVE-2020-9968:TrustedSec の Adam Chester 氏 (@_xpn_)
Siri
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Air 2 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:iOS デバイスに物理的にアクセスできる人が、ロック画面から通知の内容を表示できる可能性がある。
説明:ロック画面に脆弱性があり、ロックされたデバイス上のメッセージにアクセスできてしまう状況でした。この問題は、ステート管理を改善することで解決されました。
CVE-2020-9959:匿名の研究者、匿名の研究者、匿名の研究者、匿名の研究者、匿名の研究者、匿名の研究者、テキサス大学オースティン校 McCombs School of Business の Andrew Goldberg 氏、Li̇v College の Meli̇h Kerem Güneş 氏、Sinan Gulguler 氏
SQLite
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Air 2 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:リモートの攻撃者から、サービス運用妨害を受ける可能性がある。
説明:この問題は、チェックを強化することで解決されました。
CVE-2020-13434
CVE-2020-13435
CVE-2020-9991
SQLite
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Air 2 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:リモートの攻撃者が、メモリを漏洩させる可能性がある。
説明:ステート管理を改善し、情報漏洩の脆弱性に対処しました。
CVE-2020-9849
SQLite
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Air 2 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:SQLite に複数の脆弱性がある。
説明:SQLite をバージョン 3.32.3 にアップデートして、複数の脆弱性に対処しました。
CVE-2020-15358
SQLite
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Air 2 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意を持って作成された SQL クエリによって、データが破損するおそれがある。
説明:この問題は、チェックを強化することで解決されました。
CVE-2020-13631
SQLite
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Air 2 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:リモートの攻撃者によって任意のコードが実行される可能性がある。
説明:ステート管理を改善し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。
CVE-2020-13630
WebKit
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Air 2 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性がある。
説明:メモリ管理を強化し、解放済みメモリ使用 (use-after-free) の脆弱性に対処しました。
CVE-2020-9947:Trend Micro Zero Day Initiative に協力する cc 氏
CVE-2020-9950:Trend Micro Zero Day Initiative に協力する cc 氏
CVE-2020-9951:Cisco Talos の Marcin 'Icewall' Noga 氏
WebKit
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Air 2 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、コードが実行される可能性がある。
説明:配列境界チェック機能を改善することで、領域外書き込みの脆弱性に対処しました。
CVE-2020-9983:zhunki 氏
WebKit
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Air 2 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、クロスサイトスクリプティング攻撃につながるおそれがある。
説明:入力検証を強化し、入力検証の脆弱性に対処しました。
CVE-2020-9952:Ryan Pickren 氏 (ryanpickren.com)
Wi-Fi
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Air 2 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:アプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。
説明:ステート管理を改善し、ロジックの問題に対処しました。
CVE-2020-10013:Didi Research America の Yu Wang 氏
ご協力いただいたその他の方々
802.1X
ハマド・ビン・ハリーファ大学 (Hamad bin Khalifa University) の Kenana Dalle 氏、カーネギーメロン大学カタール校 (Carnegie Mellon University) の Ryan Riley 氏のご協力に感謝いたします。
App Store
Holmdel High School の Giyas Umarov 氏のご協力に感謝いたします。
Audio
Ant-Financial Light-Year Security Lab の JunDong Xie 氏および XingWei Lin 氏のご協力に感謝いたします。
Bluetooth
NCC Group の Andy Davis 氏、ダルムシュタット工科大学 Secure Mobile Networking Lab の Dennis Heinze 氏 (@ttdennis) のご協力に感謝いたします。
CallKit
Federico Zanetello 氏のご協力に感謝いたします。
CarPlay
匿名の研究者のご協力に感謝いたします。
Clang
Google Project Zero の Brandon Azad 氏のご協力に感謝いたします。
Core Location
Yiğit Can YILMAZ 氏 (@yilmazcanyigit) のご協力に感謝いたします。
Crash Reporter
AFINE の Artur Byszko 氏のご協力に感謝いたします。
debugserver
Linus Henze 氏 (pinauten.de) のご協力に感謝いたします。
FaceTime
Federico Zanetello 氏のご協力に感謝いたします。
iAP
NCC Group の Andy Davis 氏のご協力に感謝いたします。
iBoot
Google Project Zero の Brandon Azad 氏のご協力に感謝いたします。
Kernel
Google Project Zero の Brandon Azad 氏、Google の Stephen Röttger 氏のご協力に感謝いたします。
libarchive
Dzmitry Plotnikau 氏および匿名の研究者のご協力に感謝いたします。
libxml2
匿名の研究者のご協力に感謝いたします。
lldb
Linus Henze 氏 (pinauten.de) のご協力に感謝いたします。
Location Framework
Nicolas Brunner 氏 (linkedin.com/in/nicolas-brunner-651bb4128) のご協力に感謝いたします。
匿名の研究者のご協力に感謝いたします。
Mail Drafts
HackerOne の Jon Bottarini 氏のご協力に感謝いたします。
Maps
Amazon Alexa の Matthew Dolan 氏のご協力に感謝いたします。
NetworkExtension
Computest の Thijs Alkemade 氏、‘Symantec, a division of Broadcom’ の ‘Qubo Song’ 氏のご協力に感謝いたします。
Phone Keypad
Akdeniz University Faculty of Tourism の Hasan Fahrettin Kaya 氏、匿名の研究者のご協力に感謝いたします。
Safari
OneSpan's Innovation Centre (onespan.com) およびユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの Andreas Gutmann 氏 (@KryptoAndI)、OneSpan's Innovation Centre (onespan.com) およびユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの Steven J. Murdoch 氏 (@SJMurdoch)、Lightning Security の Jack Cable 氏、Ryan Pickren 氏 (ryanpickren.com)、Yair Amit 氏のご協力に感謝いたします。
Safari Reader
OPPO ZIWU Security Lab の Zhiyang Zeng 氏 (@Wester) のご協力に感謝いたします。
Security
Objective Development Software GmbH の Christian Starkjohann 氏のご協力に感謝いたします。
Status Bar
Abdul M. Majumder 氏、Taif University の Abdullah Fasihallah 氏、Adwait Vikas Bhide 氏、Frederik Schmid 氏、Nikita 氏、匿名の研究者のご協力に感謝いたします。
Telephony
Onur Can Bıkmaz 氏、Vodafone Turkey 氏 (@canbkmaz)、Yiğit Can YILMAZ 氏 (@yilmazcanyigit)、匿名の研究者のご協力に感謝いたします。
UIKit
Sarenet の Borja Marcos 氏、Simon de Vegt 氏、Mysk Inc の Talal Haj Bakry 氏 (@hajbakri) および Tommy Mysk 氏 (@tommymysk) のご協力に感謝いたします。
Web App
Outcourse Limited の Augusto Alvarez 氏のご協力に感謝いたします。
Web App
Outcourse Limited の Augusto Alvarez 氏のご協力に感謝いたします。
WebKit
REDTEAM.PL の Pawel Wylecial 氏、Ryan Pickren 氏 (ryanpickren.com)、Tsubasa FUJII 氏 (@reinforchu)、OPPO ZIWU Security Lab の Zhiyang Zeng 氏 (@Wester)、ハンブルグ大学 Security in Distributed Systems Group の Maximilian Blochberger 氏のご協力に感謝いたします。
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