iOS 14.4 および iPadOS 14.4 のセキュリティコンテンツについて
iOS 14.4 および iPadOS 14.4 のセキュリティコンテンツについて説明します。
Apple セキュリティアップデートについて
Apple では、ユーザ保護の観点から、調査が終了してパッチやリリースが公開されるまでは、セキュリティ上の問題を公開、説明、または是認いたしません。最近のリリースについては、「Apple セキュリティアップデート」ページに一覧形式でまとめています。
Apple のセキュリティ関連の文書では、可能な場合、脆弱性の CVE-ID に言及しています。
セキュリティについて詳しくは、Apple 製品のセキュリティに関するページを参照してください。
iOS 14.4 および iPadOS 14.4
Analytics
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Pro (すべてのモデル)、iPad Air 2 以降、iPad (第 5 世代) 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:リモートの攻撃者から、サービス運用妨害を受ける可能性がある。
説明:この問題は、チェックを強化することで解決されました。
CVE-2021-1761:Cees Elzinga 氏
APFS
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Pro (すべてのモデル)、iPad Air 2 以降、iPad (第 5 世代) 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:ローカルユーザが任意のファイルを読み込める可能性がある。
説明:アクセス権のロジックを改善することで、この問題を解決しました。
CVE-2021-1797:Thomas Tempelmann 氏
Bluetooth
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Pro (すべてのモデル)、iPad Air 2 以降、iPad (第 5 世代) 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:リモートの攻撃者によって任意のコードが実行される可能性がある。
説明:入力検証を強化することで、領域外読み込みに対処しました。
CVE-2021-1794:360 Alpha Lab の Jianjun Dai 氏
Bluetooth
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Pro (すべてのモデル)、iPad Air 2 以降、iPad (第 5 世代) 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:リモートの攻撃者によって任意のコードが実行される可能性がある。
説明:入力検証を強化することで、領域外書き込みに対処しました。
CVE-2021-1795:360 Alpha Lab の Jianjun Dai 氏
CVE-2021-1796:360 Alpha Lab の Jianjun Dai 氏
Bluetooth
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Pro (すべてのモデル)、iPad Air 2 以降、iPad (第 5 世代) 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:ネットワーク上で特権的な地位を悪用した攻撃者から、サービス運用妨害を受ける可能性がある。
説明:メモリ処理を強化し、メモリ初期化の脆弱性に対処しました。
CVE-2021-1780:360 Alpha Lab の Jianjun Dai 氏
CoreAnimation
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Pro (すべてのモデル)、iPad Air 2 以降、iPad (第 5 世代) 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意のあるアプリケーションが任意のコードを実行して、ユーザ情報の侵害を引き起こす可能性がある。
説明:ステート管理を改善し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。
CVE-2021-1760:360 Vulcan Team の @S0rryMybad 氏
CoreAudio
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Pro (すべてのモデル)、iPad Air 2 以降、iPad (第 5 世代) 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、コードが実行される可能性がある。
説明:入力検証を強化することで、領域外書き込みに対処しました。
CVE-2021-1747:Ant Security Light-Year Lab の JunDong Xie 氏
CoreGraphics
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Pro (すべてのモデル)、iPad Air 2 以降、iPad (第 5 世代) 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意を持って作成されたフォントファイルを処理すると、任意のコードが実行される可能性がある。
説明:配列境界チェック機能を改善することで、領域外書き込みの脆弱性に対処しました。
CVE-2021-1776:Google Project Zero の Ivan Fratric 氏
CoreMedia
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Pro (すべてのモデル)、iPad Air 2 以降、iPad (第 5 世代) 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意を持って作成された画像を処理すると、任意のコードが実行される可能性がある。
説明:入力検証を強化することで、領域外読み込みに対処しました。
CVE-2021-1759:Qihoo 360 CERT の Hou JingYi 氏 (@hjy79425575)
CoreText
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Pro (すべてのモデル)、iPad Air 2 以降、iPad (第 5 世代) 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意を持って作成されたテキストファイルを処理すると、任意のコードが実行される可能性がある。
説明:入力検証を強化することで、スタックオーバーフローに対処しました。
CVE-2021-1772:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する Trend Micro の Mickey Jin 氏
CoreText
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Pro (すべてのモデル)、iPad Air 2 以降、iPad (第 5 世代) 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:リモートの攻撃者によって任意のコードが実行される可能性がある。
説明:配列境界チェック機能を改善することで、領域外読み込みの脆弱性に対処しました。
CVE-2021-1792:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する Trend Micro の Mickey Jin 氏および Junzhi Lu 氏
Crash Reporter
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Pro (すべてのモデル)、iPad Air 2 以降、iPad (第 5 世代) 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:ローカルユーザがシステムファイルを作成または変更できる可能性がある。
説明:ステート管理を改善し、ロジックの問題に対処しました。
CVE-2021-1786:Offensive Security の Csaba Fitzl 氏 (@theevilbit)
Crash Reporter
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Pro (すべてのモデル)、iPad Air 2 以降、iPad (第 5 世代) 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:ローカルの攻撃者が権限を昇格できる場合がある。
説明:ロジックを改善し、複数の脆弱性に対処しました。
CVE-2021-1787:James Hutchins 氏
FairPlay
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Pro (すべてのモデル)、iPad Air 2 以降、iPad (第 5 世代) 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意のあるアプリケーションによって、カーネルメモリが漏洩する可能性がある。
説明:領域外読み込みの脆弱性があり、これを悪用されると、カーネルメモリが漏洩する可能性がありました。この問題は、入力検証を強化することで解決されました。
CVE-2021-1791:Junzhi Lu 氏 (@pwn0rz)、Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する Trend Micro の Qi Sun 氏および Mickey Jin 氏
FontParser
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Pro (すべてのモデル)、iPad Air 2 以降、iPad (第 5 世代) 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:リモートの攻撃者によって任意のコードが実行される可能性がある。
説明:配列境界チェック機能を改善することで、領域外読み込みの脆弱性に対処しました。
CVE-2021-1758:STAR Labs の Peter Nguyen 氏
ImageIO
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Pro (すべてのモデル)、iPad Air 2 以降、iPad (第 5 世代) 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意を持って作成されたイメージを処理すると、サービス運用妨害を受ける可能性がある。
説明:ステート管理を改善し、ロジックの問題に対処しました。
CVE-2021-1773:Ant Security Light-Year Lab の Xingwei Lin 氏
ImageIO
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Pro (すべてのモデル)、iPad Air 2 以降、iPad (第 5 世代) 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意を持って作成されたイメージを処理すると、サービス運用妨害を受ける可能性がある。
説明:この問題は、チェックを強化することで解決されました。
CVE-2021-1766:Carve Systems の Danny Rosseau 氏
ImageIO
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Pro (すべてのモデル)、iPad Air 2 以降、iPad (第 5 世代) 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意を持って作成された画像を処理すると、任意のコードが実行される可能性がある。
説明:入力検証を強化することで、領域外読み込みに対処しました。
CVE-2021-1785:Ant Security Light-Year Lab の Xingwei Lin 氏
ImageIO
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Pro (すべてのモデル)、iPad Air 2 以降、iPad (第 5 世代) 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意を持って作成された画像を処理すると、任意のコードが実行される可能性がある。
説明:入力検証を強化することで、領域外書き込みに対処しました。
CVE-2021-1737:Ant Security Light-Year Lab の Xingwei Lin 氏
CVE-2021-1738:Lei Sun 氏
CVE-2021-1744:Ant Security Light-Year Lab の Xingwei Lin 氏
ImageIO
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Pro (すべてのモデル)、iPad Air 2 以降、iPad (第 5 世代) 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:リモートの攻撃者により、アプリケーションを突然終了されたり、任意のコードを実行されたりする可能性がある。
説明:ステート管理を改善し、ロジックの問題に対処しました。
CVE-2021-1818:Ant-Financial Light-Year Security Lab の Xingwei Lin 氏
ImageIO
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Pro (すべてのモデル)、iPad Air 2 以降、iPad (第 5 世代) 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意を持って作成された画像を処理すると、任意のコードが実行される可能性がある。
説明:この問題は、チェックを強化することで解決されました。
CVE-2021-1838:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する Trend Micro の Mickey Jin 氏および Qi Sun 氏
CVE-2021-1742:Ant Security Light-Year Lab の Xingwei Lin 氏
CVE-2021-1746:Ant Security Light-Year Lab の Xingwei Lin 氏、Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する Trend Micro の Mickey Jin 氏および Qi Sun 氏、THEORI の Jeonghoon Shin 氏 (@singi21a)
CVE-2021-1754:Ant Security Light-Year Lab の Xingwei Lin 氏
CVE-2021-1774:Ant Security Light-Year Lab の Xingwei Lin 氏
CVE-2021-1793:Ant Security Light-Year Lab の Xingwei Lin 氏
ImageIO
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Pro (すべてのモデル)、iPad Air 2 以降、iPad (第 5 世代) 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意を持って作成された画像を処理すると、任意のコードが実行される可能性がある。
説明:配列境界チェック機能を改善することで、領域外読み込みの脆弱性に対処しました。
CVE-2021-1741:Ant Security Light-Year Lab の Xingwei Lin 氏
CVE-2021-1743:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する Trend Micro の Mickey Jin 氏および Junzhi Lu 氏、Ant Security Light-Year Lab の Xingwei Lin 氏
ImageIO
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Pro (すべてのモデル)、iPad Air 2 以降、iPad (第 5 世代) 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意を持って作成されたイメージを処理すると、サービス運用妨害を受ける可能性がある。
説明:curl に領域外読み込みの脆弱性がありました。この問題は、配列境界チェック機能を改善することで解決されました。
CVE-2021-1778:Ant Security Light-Year Lab の Xingwei Lin 氏
ImageIO
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Pro (すべてのモデル)、iPad Air 2 以降、iPad (第 5 世代) 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意を持って作成された画像を処理すると、任意のコードが実行される可能性がある。
説明:メモリ管理を改善し、アクセス関連の脆弱性に対処しました。
CVE-2021-1783:Ant Security Light-Year Lab の Xingwei Lin 氏
IOSkywalkFamily
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Pro (すべてのモデル)、iPad Air 2 以降、iPad (第 5 世代) 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:ローカルの攻撃者が権限を昇格できる場合がある。
説明:配列境界チェック機能を改善することで、領域外読み込みの脆弱性に対処しました。
CVE-2021-1757:Proteas 氏、Alibaba Security の Pan ZhenPeng 氏 (@Peterpan0927)
iTunes Store
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Pro (すべてのモデル)、iPad Air 2 以降、iPad (第 5 世代) 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意を持って作成された URL を処理すると、任意の javascript コードが実行される可能性がある。
説明:入力のサニタイズ処理を強化し、検証の脆弱性に対処しました。
CVE-2021-1748:Ant Security Light-Year Labs に協力する CodeColorist 氏
Kernel
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Pro (すべてのモデル)、iPad Air 2 以降、iPad (第 5 世代) 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:リモートの攻撃者から、サービス運用妨害を受ける可能性がある。
説明:メモリ管理を強化し、解放済みメモリ使用 (use-after-free) の脆弱性に対処しました。
CVE-2021-1764:@m00nbsd 氏
Kernel
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Pro (すべてのモデル)、iPad Air 2 以降、iPad (第 5 世代) 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:アプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。
説明:ロジックを改善し、複数の脆弱性に対処しました。
CVE-2021-1750: @0xalsr 氏
Kernel
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Pro (すべてのモデル)、iPad Air 2 以降、iPad (第 5 世代) 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意のあるアプリケーションに権限を昇格される可能性がある。Apple では、この脆弱性が悪用された可能性があるという報告について把握しています。
説明:ロック処理を強化することで、競合状態の脆弱性に対処しました。
CVE-2021-1782:匿名の研究者
Messages
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Pro (すべてのモデル)、iPad Air 2 以降、iPad (第 5 世代) 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意のあるアプリケーションにより、重要なユーザ情報が漏洩する可能性がある。
説明:連絡先カードの処理に、プライバシーに関わる脆弱性がありました。この問題は、ステート管理を改善することで解決されました。
CVE-2021-1781:Offensive Security の Csaba Fitzl 氏 (@theevilbit)
Model I/O
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Pro (すべてのモデル)、iPad Air 2 以降、iPad (第 5 世代) 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意を持って作成された USD ファイルを処理すると、アプリケーションが予期せず終了したり、任意のコードが実行される可能性がある。
説明:配列境界チェック機能を改善することで、バッファオーバーフローに対処しました。
CVE-2021-1763:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する Trend Micro の Mickey Jin 氏
Model I/O
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Pro (すべてのモデル)、iPad Air 2 以降、iPad (第 5 世代) 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意を持って作成された USD ファイルを処理すると、アプリケーションが予期せず終了したり、任意のコードが実行される可能性がある。
説明:配列境界チェック機能を改善することで、領域外読み込みの脆弱性に対処しました。
CVE-2021-1768:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する Trend Micro の Mickey Jin 氏および Junzhi Lu 氏
Model I/O
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Pro (すべてのモデル)、iPad Air 2 以降、iPad (第 5 世代) 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意を持って作成された USD ファイルを処理すると、アプリケーションが予期せず終了したり、任意のコードが実行される可能性がある。
説明:入力検証を強化することで、領域外読み込みに対処しました。
CVE-2021-1745:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する Trend Micro の Mickey Jin 氏および Junzhi Lu 氏
Model I/O
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Pro (すべてのモデル)、iPad Air 2 以降、iPad (第 5 世代) 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意を持って作成された USD ファイルを処理すると、アプリケーションが予期せず終了したり、任意のコードが実行される可能性がある。
説明:入力検証を強化することで、領域外書き込みに対処しました。
CVE-2021-1762:Trend Micro の Mickey Jin 氏
Model I/O
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Pro (すべてのモデル)、iPad Air 2 以降、iPad (第 5 世代) 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意を持って作成された USD ファイルを処理すると、アプリケーションが予期せず終了したり、任意のコードが実行される可能性がある。
説明:入力検証を強化することで、領域外書き込みに対処しました。
CVE-2021-1762:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する Trend Micro の Mickey Jin 氏
Model I/O
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Pro (すべてのモデル)、iPad Air 2 以降、iPad (第 5 世代) 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意を持って作成された画像を処理すると、ヒープ破損が起きる可能性がある。
説明:この問題は、チェックを強化することで解決されました。
CVE-2021-1767:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する Trend Micro の Mickey Jin 氏および Junzhi Lu 氏
Model I/O
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Pro (すべてのモデル)、iPad Air 2 以降、iPad (第 5 世代) 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意を持って作成された画像を処理すると、任意のコードが実行される可能性がある。
説明:配列境界チェック機能を改善することで、領域外読み込みの脆弱性に対処しました。
CVE-2021-1753:Trend Micro の Mickey Jin 氏
Model I/O
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Pro (すべてのモデル)、iPad Air 2 以降、iPad (第 5 世代) 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意を持って作成された画像を処理すると、任意のコードが実行される可能性がある。
説明:配列境界チェック機能を改善することで、領域外読み込みの脆弱性に対処しました。
CVE-2021-1753:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する Trend Micro の Mickey Jin 氏
Phone Keypad
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Pro (すべてのモデル)、iPad Air 2 以降、iPad (第 5 世代) 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:デバイスに物理的にアクセスできる攻撃者が、プライベートな連絡先情報を閲覧できる可能性がある。
説明:ロック画面を回避し、ロックされたデバイス上の連絡先にアクセスできてしまう脆弱性がありました。この問題は、ステート管理を改善することで解決されました。
CVE-2021-1756:Ryan Pickren 氏 (ryanpickren.com)
Swift
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Pro (すべてのモデル)、iPad Air 2 以降、iPad (第 5 世代) 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:任意の読み取りおよび書き込み権限を持つ悪意のある攻撃者が、ポインタ認証を回避できる可能性がある。
説明:検証を強化し、ロジックの脆弱性に対処しました。
CVE-2021-1769:Ant-Financial Light-Year Labs の CodeColorist 氏
WebKit
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Pro (すべてのモデル)、iPad Air 2 以降、iPad (第 5 世代) 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性がある。
説明:メモリ管理を強化し、解放済みメモリ使用 (use-after-free) の脆弱性に対処しました。
CVE-2021-1788:Francisco Alonso 氏 (@revskills)
WebKit
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Pro (すべてのモデル)、iPad Air 2 以降、iPad (第 5 世代) 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性がある。
説明:ステート処理を強化し、型の取り違え (type confusion) の脆弱性に対処しました。
CVE-2021-1789:360 Vulcan Team の @S0rryMybad 氏
WebKit
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Pro (すべてのモデル)、iPad Air 2 以降、iPad (第 5 世代) 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意を持って作成された Web コンテンツが、iframe のサンドボックス化ポリシーに違反する可能性がある。
説明:この問題は、iframe のサンドボックスの適用を改善することで解決されました。
CVE-2021-1801:Confiant の Eliya Stein 氏
WebKit
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Pro (すべてのモデル)、iPad Air 2 以降、iPad (第 5 世代) 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:リモートの攻撃者によって任意のコードが実行される可能性がある。Apple では、この脆弱性が悪用された可能性があるという報告について把握しています。
説明:制限を強化し、ロジックの脆弱性に対処しました。
CVE-2021-1871:匿名の研究者
CVE-2021-1870:匿名の研究者
WebRTC
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Pro (すべてのモデル)、iPad Air 2 以降、iPad (第 5 世代) 以降、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意のある Web サイトに、任意のサーバの制限されたポートにアクセスされる可能性がある。
説明:ポートの検証を強化して、ポートリダイレクトの脆弱性に対処しました。
CVE-2021-1799:Armis Security の Gregory Vishnepolsky 氏および Ben Seri 氏、Samy Kamkar 氏
XNU
対象となるデバイス:iPhone 6s 以降、iPad Pro (すべてのモデル)、iPad Air 2 以降、iPad (第 5 世代以降)、iPad mini 4 以降、iPod touch (第 7 世代)
影響:悪意のあるアプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。
説明:ステート処理を強化し、型の取り違え (type confusion) の脆弱性に対処しました。
CVE-2021-30869:Apple
ご協力いただいたその他の方々
iTunes Store
Ant-Financial Light-Year Labs の CodeColorist 氏のご協力に感謝いたします。
Kernel
Junzhi Lu 氏 (@pwn0rz)、Trend Micro の Mickey Jin 氏および Jesse Change 氏のご協力に感謝いたします。
libpthread
Ant-Financial Light-Year Labs の CodeColorist 氏のご協力に感謝いたします。
Yiğit Can YILMAZ 氏 (@yilmazcanyigit) および匿名の研究者のご協力に感謝いたします。
Store Demo
@08Tc3wBB 氏のご協力に感謝いたします。
WebRTC
Philipp Hancke 氏のご協力に感謝いたします。
Wi-Fi
匿名の研究者のご協力に感謝いたします。
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