Safari 15.5 のセキュリティコンテンツについて

Safari 15.5 のセキュリティコンテンツについて説明します。

Apple セキュリティアップデートについて

Apple では、ユーザ保護の観点から、調査が終了してパッチやリリースが公開されるまでは、セキュリティ上の問題を公開、説明、または是認いたしません。最近のリリースについては、「Apple セキュリティアップデート」ページに一覧形式でまとめています。

Apple のセキュリティ関連の文書では、可能な場合、脆弱性の CVE-ID に言及しています。

セキュリティについて詳しくは、Apple 製品のセキュリティに関するページを参照してください。

Safari 15.5

2022 年 5 月 16 日リリース

WebKit

対象 OS:macOS Big Sur および macOS Catalina

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、コードが実行される可能性がある。

説明:ステート管理を改善し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

WebKit Bugzilla:238178

CVE-2022-26700:ryuzaki 氏

WebKit

対象 OS:macOS Big Sur および macOS Catalina

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ管理を強化し、解放済みメモリ使用 (use-after-free) の脆弱性に対処しました。

WebKit Bugzilla:236950

CVE-2022-26709:ShuiMuYuLin Ltd および Tsinghua wingtecher lab の Chijin Zhou 氏

WebKit Bugzilla:238171

CVE-2022-26717:Theori の Jeonghoon Shin 氏

WebKit

対象 OS:macOS Big Sur および macOS Catalina

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:ステート管理を改善し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

WebKit Bugzilla:238183

CVE-2022-26716:Kunlun Lab の SorryMybad 氏 (@S0rryMybad)

WebKit Bugzilla:238699

CVE-2022-26719:Venustech の ADLab に協力する Dongzhuo Zhao 氏

ご協力いただいたその他の方々

WebKit

James Lee 氏および匿名の研究者のご協力に感謝いたします。

2022 年 5 月 25 日に更新

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