iCloudデータへのWebアクセスを管理する
個人データのコントロールをより強化するために、iOS 16.2以降、iPadOS 16.2以降、macOS 13.1以降では、iCloudのデータにWebアクセスできるかどうかを自分で選ぶことができます。
iCloudに保管しているデータには、iCloud.comからアクセスできます。セキュリティを強化し、個人データを各自でもっと思い通りに管理できるように、WebからiCloudデータへのアクセスをオフにする(遮断する)ことを選べるようになりました。その場合、それらのデータには、信頼できるデバイスでのみアクセス可能になります。
Webアクセスをオフにすると、通常ならWeb(iCloud.com)で利用できるiCloudのデータ(メール、連絡先、カレンダー、写真、メモ、リマインダー、ファイル、書類など)には、信頼できるデバイスからしかアクセスできなくなります。ただしデバイスをiCloud.com/findで見つけることはできます。
iCloudの高度なデータ保護を有効にすると、iCloud.comを通じたデータへのアクセスは自動的に無効になります。ただしその場合でも、Webアクセスをオンに戻して、信頼できるデバイスを使ってデータへの一時的なアクセスを許可することができます。
iOS 26.4以降、iPadOS 26.4以降、macOS 26.4以降では、Webアクセスを有効にする場合、「検索を許可」も有効にすることができます。これにより、信頼できるAppleデバイスを使用して、iCloud.comでiCloud DriveやiCloud写真の検索結果を表示できるようになります。
iCloudデータへのWebアクセスを管理する方法
iOS 16.2以降、iPadOS 16.2以降、macOS 13.1以降では、iCloud.comでのデータへのアクセスをiCloudの設定で管理できます。
iOS 26.4以降またはiPadOS 26.4以降の場合
設定アプリを開きます。
ユーザ名をタップし、「iCloud」をタップします。
「iCloud.com」をタップします。
「データアクセスを許可」および「検索を許可」をタップして、オン/オフを切り替えます。
以前のバージョンのiOSまたはiPadOSの場合
設定アプリを開きます。
ユーザ名をタップし、「iCloud」をタップします。
「WebでiCloudデータにアクセス」をタップして、オン/オフを切り替えます。
macOS 26.4以降の場合
Appleメニュー から「システム設定」を選択します。
ユーザ名をクリックし、「iCloud」をクリックします。
「iCloud.comでのデータアクセス」をクリックします。
「データアクセスを許可」および「検索を許可」をクリックして、オン/オフを切り替えます。
以前のバージョンのmacOSの場合
Appleメニュー から「システム設定」を選択します。
ユーザ名をクリックし、「iCloud」をクリックします。
「Web上のiCloudデータにアクセス」をクリックして、オン/オフを切り替えます。
「Web上のiCloudデータにアクセス」をオフにした状態でiCloud.comにサインインすると、警告が表示されます。この警告は、iCloudのデータへのWebアクセスがオフになっており、データにアクセスできないことを通知するものです。Webアクセスを再度オンにするには、iCloud.comに表示される「デバイスで管理」リンクを選択します。次に、信頼できるデバイスのいずれかに表示される指示に従って操作を行ってください。
WebアクセスとiCloudの高度なデータ保護
iCloudの高度なデータ保護を有効にすると、iCloud.com上でのデータへのWebアクセスは自動的にオフになります。これにより、データは信頼できるデバイスでのみ利用可能になります。Web上でiCloudのデータにアクセスするには、以下の手順に従ってください。
iCloudの設定で、「データアクセスを許可」または「Web上のiCloudデータにアクセス」をオンにします。
iCloud.comにサインインします。
信頼できるデバイスを使って、データへの一時的なアクセスを承認します。
信頼できるデバイスからアクセスを承認すると、iCloud.comでデータにアクセスできるようになります。その後1時間は、新しいカテゴリ(写真、メモ、ファイルなど)のデータにアクセスするたびに、デバイスを使った承認が行われ、デバイスが新しいカテゴリへのアクセスを承認するたびに、通知が届きます。
1時間が過ぎてから新しいカテゴリのデータにアクセスするには、信頼できるデバイスから再びアクセスを承認する必要があります。一度アクセスしたカテゴリのデータには、iCloud.comからサインアウトするか、そのブラウズセッションを終了するまでアクセスできます。
一部のデータ(ヘルスケアデータや、iCloudキーチェーンのパスワードなど)はiCloud.comで利用できません。
Webアクセスとprivacy.apple.com
iCloudのデータへのWebアクセスをオフにした場合、AppleのAppleの「データとプライバシー」ページの「データとプライバシー」管理ツールで受け取れるデータも制限されます。利用できるデータのリストに、メール、連絡先、カレンダー、写真、メモ、リマインダー、ファイル、書類などのiCloudのデータが表示されなくなります。こうしたデータをリクエストするには、Webアクセスをオンに戻す必要があります。
また、iCloudの高度なデータ保護が有効になっている場合、Webアクセスが許可されているかどうかにかかわらず、エンドツーエンドの暗号化で保護されているiCloudデータのコピーにAppleがアクセスしたり提供したりすることはできません。エンドツーエンドの暗号化で保護されているデータカテゴリについてご確認ください。
AppleがユーザのApple Accountに関連付けて保管している一部の個人データは、Webアクセスやデータ保護の設定にかかわらず、引き続きprivacy.apple.comから入手できます。こうした個人データには、Apple Accountの情報、ご利用明細、サポート履歴などが含まれます。