iPadをMacの2台目のディスプレイとして使う

Sidecarを使えば、Macのデスクトップを拡張またはミラーリングするディスプレイとしてiPadを活用できます。

MacBook Airと、2台目のディスプレイとして使っているiPad Pro。

準備する

  • まず、MacとiPadがSidecarのシステム条件を満たしていること、その双方で同じApple Accountを使ってサインインしていることを確認しておいてください。

  • Sidecarはワイヤレスでも使えますが、iPadを使用中も充電できるように、iPadに付属のUSB充電ケーブルでMacに直接接続しておきましょう。

キーボード、マウス、トラックパッドでMacとiPadを両方とも操作し、iPadにMacのデスクトップとアプリではなく、iPadのホーム画面とアプリを表示したい場合は、代わりにユニバーサルコントロールを使ってください。

MacのウインドウをiPadとの間で移動する

Macのウインドウのフルスクリーンボタンフルスクリーンボタンの上にポインタを置いて、そのウインドウをiPadに移動するオプションを選択します。または、ウインドウをiPadにドラッグします。

ウインドウをMacに戻すには、iPadのフルスクリーンボタンの上にポインタを置いて、「ウインドウをMacに戻す」を選択します。iPadOS 27およびmacOS 27以降をお使いの場合は、代わりにフルスクリーンボタンを長押しして、「ウインドウをMacに戻す」を選択できます。または、ウインドウをMacにドラッグして戻します。

iPadでMacのデスクトップを拡張するのではなく、Macの画面をミラーリングしたい場合は、コントロールセンターまたはメニューバーの「画面ミラーリング」メニューからiPadを選択します。

フルスクリーンボタンから利用可能なメニュー

iPadでMacのウインドウを操作する

キーボード、マウス、トラックパッドを使う。Sidecarセッション中は、Macに接続したキーボードやiPadに接続したキーボード(Smart KeyboardやiPad用Magic Keyboardなど)を使ってiPadに入力できます。マウスやトラックパッドでポイント、クリック、選択を行うには、Macに接続したマウスまたはトラックパッドを使います。Sidecarは、iPadで使うトラックパッドジェスチャおよびマウスジェスチャにも対応しています。

タッチを使う。iPadOS 27およびmacOS 27以降では、Sidecarを使ってiPad上でMacのウインドウやメニューをタッチ操作で行える機能が大幅に拡張されています。以前のバージョンのiOSおよびmacOSでは、スクロール(2本指でスワイプ)、カット、コピー、ペースト、取り消しなど、iPadの限られたジェスチャに対応しています。

iPadのサイドバーを使う。Sidecarセッション中、iPad上のサイドバーに、よく使うMacのコントロールが表示されます。サイドバーには、上から順に以下の項目が表示されます。

  • iPadでウインドウをフルスクリーン表示しているときに、メニューバーを表示または非表示にするボタン。

  • iPadでコンピュータのDockを表示または非表示にするボタン。

  • 「command ⌘」「option ⌥」「control ⌃」「shift ⇧」の各ボタン。これらのボタンを使うと、キーボードの代わりに、指やApple Pencilで重要なコマンドを選択できます。ボタンを長押しすると、キーを設定できます。また、ボタンをダブルタップすると、キーをロックできます。

  • 最後の操作を取り消すボタン。一部のアプリでは、複数のアクションを取り消せます。

  • オンスクリーンキーボードを表示または非表示にするボタン。

  • ホーム画面に切り替えるボタン。

  • iPadとMacの接続を解除して、Sidecarセッションを終了するボタン。

Apple Pencilを使う。iPadでMacのディスプレイを拡張またはミラーリングしている間は、ポイント/クリック/選択の操作や、描画/写真編集/オブジェクト操作などのタスクを実行するために、Macに接続したマウスやトラックパッドの代わりにApple Pencilを使えます。書類を書く、スケッチする、マークアップするのにも使え、出来上がった内容はMacにもリアルタイムで反映されます。Sidecarはダブルタップにも対応しています。この機能は、設定画面で有効にします。ダブルタップを有効にすると、この機能に対応したアプリで、Apple Pencil(第2世代以降)の側面をダブルタップしてカスタムアクションを実行できます。

iPadのアプリに切り替える

iPadをディスプレイとして使っている間に、アプリスイッチャーを使ってiPadのアプリに切り替えることができます。または、サイドバーのホーム画面ボタンを使ってホーム画面に戻ります。その後、iPadでアプリを通常通りに使うことができます。Sidecarアプリに戻るまで、Sidecarセッションは一時中断します。Sidecarアプリは、Sidecarの使用中にのみホーム画面に表示されます。

SidecarアプリがiPadのDockにあるところ。

設定を変更する

Sidecarの設定は、以下の手順で確認してください。

  • macOS Ventura 13以降:Appleメニュー  から「システム設定」を選択し、サイドバーで「ディスプレイ」をクリックして、ウインドウの上部にある「iPad」をクリックします。

  • macOS Monterey 12:Appleメニュー  から「システム環境設定」を選択し、「ディスプレイ」をクリックします。「ディスプレイ設定」をクリックし、サイドバーでiPadをクリックします。

  • 以前のバージョンのmacOS:Appleメニュー  で「システム環境設定」を選択し、「Sidecar」をクリックします。

Sidecarに対応したコンピュータでのみ、以下の設定を変更できます。

  • サイドバーを表示:iPadの画面の左側または右側にサイドバーを表示するか、非表示にします。

  • Touch Barを表示:iPadの画面の上部または下部にTouch Barを表示するか、非表示にします。

  • Apple Pencilでダブルタップを有効にする:この機能に対応しているアプリで、Apple Pencil(第2世代以降)の側面をダブルタップしたときにカスタムアクションを実行できるようにします。

Sidecarのシステム条件

Sidecarは、以下のデバイスおよびオペレーティングシステムで利用できます。うまく機能しない場合は、最新のmacOSアップデートとiPadOSアップデートをデバイスにインストールしてください。

macOS Catalina 10.15以降

  • MacBook Air(2018年以降に発売されたモデル)

  • iMac(Retina 5K, 27-inch, Late 2015)

  • 2016年以降に発売されたその他すべてのMacモデル

iPadOS 13以降

その他の条件

関連情報

  • ワイヤレス通信の干渉が原因でWi-FiやBluetoothに問題が起きていると、Sidecarをワイヤレスで使う場合のパフォーマンスに影響する可能性があります。こうした問題の解決方法は、こちらの記事で確認してください。

  • iPad Proでリファレンスモードを使う。

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