Mac OS X 10.4.11 用 Safari 3.1.2 のセキュリティコンテンツについて
この記事では Mac OS X 10.4.11 用 Safari 3.1.2 のセキュリティコンテンツについて説明します。このセキュリティコンテンツは、システム環境設定の「ソフトウェアアップデート」パネル、または Apple の「ダウンロード」ページからダウンロードしてインストールできます。
Apple では、ユーザ保護の観点から、完全な調査が終了して必要なパッチやリリースが利用可能になるまではセキュリティ上の問題を公開、説明、または是認いたしません。Apple 製品のセキュリティについては、こちらを参照してください。
Apple Product Security PGP キーについては、こちらの記事を参照してください。
CVE ID を使って脆弱性を調べることもできます。
その他のセキュリティアップデートについては、こちらの記事を参照してください。
Mac OS X 10.4.11 用 Safari 3.1.2
WebKit
CVE-ID:CVE-2008-2307
対象となるバージョン:Mac OS X v10.4.11、Mac OS X Server v10.4.11
影響:悪意を持って作成された Web サイトにアクセスすると、アプリケーションが予期せず終了したり、任意のコードが実行されたりする可能性がある。
説明:WebKit による JavaScript 配列の処理にメモリ破損の脆弱性が存在します。悪意を持って作成された Web サイトにアクセスすると、アプリケーションが予期せず終了したり、任意のコードが実行されたりする可能性があります。このアップデートでは、配列境界チェック機能を改善することで問題が解消されています。この問題は、Windows XP または Vista 用 Safari v3.1.2、および Mac OS X v10.5.4 を実行しているシステムで解消されています。この問題の報告は、James Urquhart 氏の功績によるものです。