iPadやiPhoneを使ってMacの書類にスケッチまたはマークアップする

連係スケッチや連係マークアップの機能を使えば、iPadやiPhoneでMacの書類にすばやくスケッチを挿入したり、Mac上のPDFや画像にリアルタイムでマークアップを実行できます。

デバイスを設定する

連係スケッチと連係マークアップは、対応モデルのデバイスが互いに近くにあり、それぞれ以下の通りに設定されている場合に機能します。

これらの機能は、Pages、Numbers、Keynote、メール、メッセージ、メモ、テキストエディットなど、それらの機能に対応するように作られたApple製のアプリや他社製のアプリで使えます。

連係スケッチを使う

連係スケッチを使えば、MacからiPadやiPhoneに新しいスケッチをリクエストし、それらのデバイスからMacの書類にスケッチを挿入できます。

  1. Macで書類を開きます。

  2. 「ファイル」メニューまたは「挿入」メニューから(アプリによって異なります)、「iPhoneから挿入」または「iPadから挿入」> 「スケッチを追加」の順に選択します。

  3. デバイス上でスケッチウインドウが開き、Apple Pencilや指でスケッチを作成できるようになります。

    iPadOS 15を搭載したiPad Proの連係スケッチウインドウ
  4. スケッチし終わったら、デバイスで「完了」をタップします。スケッチがMacの書類に表示されます。

    macOS MontereyのKeynoteに連係スケッチが挿入されているところ

連係マークアップを使う

連係マークアップを使えば、MacからiPadやiPhoneに書類のマークアップをリクエストできます。デバイスでマークアップを追加すると、その様子がMacにリアルタイムで表示されます。書類に署名する、校正する、重要部分に丸を付けるなどの場面で便利に活用できます。

  1. MacのFinderで、マークアップしたいPDFや画像を探し、以下のいずれかの操作を行います。

    • 書類を選択し、スペースバーを押してプレビューウインドウで開きます。ウインドウの上部にある マークアップボタン をクリックします。

    • または、「control」キーを押しながら書類をクリックし、ショートカットメニューから「クイックアクション」>「マークアップ」の順に選択します。

  2. プレビューウインドウの上部にあるマークアップツールバーで、注釈ボタン注釈ボタン をクリックするか、  をクリックしてデバイス   を選択します。

    macos-monterey-continuity-markup-device-dropdown
  3. デバイス上でマークアップウインドウが開きます。Apple Pencilや指でスケッチツールを使うか、プラス記号 をタップしてマークアップツールを使い、テキスト、署名、拡大鏡、図形、矢印を追加します。

    iPadOS 15を搭載したiPad Proの連係マークアップウインドウ
  4. デバイスで作業するに従い、その変更内容がリアルタイムでMacに表示されます。

    macOS Montereyの連係マークアップ
  5. 書類のマークアップが終わったら、デバイスで「完了」をクリックします。

  6. 変更内容を保存するには、Macで「完了」をクリックします。

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