iPhone:サウンドに関する問題のトラブルシューティング
スピーカー、着信音、またはマイクに関する問題のトラブルシューティング
問題を特定する
以下のいずれかの問題を確認した場合は、リンクされている記事を参照してください。
下部スピーカーから音が出ない、音が小さい、または音が歪む
上部スピーカーから音が出ない、音が小さい、または音が歪む
着信音が聞こえない、着信音の音量が小さい、または着信音が歪む
電話アプリやFaceTimeでの通話時に相手に声が聞こえない
電話アプリやFaceTimeでの通話時に、音声が聞こえない、または不明瞭、あるいは異音(「パチパチ」いう音など)がする
電話アプリやFaceTimeの通話、ビデオ撮影、またはマイクを使用するほかのアプリの音が出ない、音が小さい、または音が歪む
サポート記事の手順に従っても問題が解決しなかった場合は、次のセクションに進んでください。
簡単なトラブルシューティング手順を試す
音量ボタンを押して音量レベルを確認します。
着信/サイレントスイッチ搭載のiPhoneで、スイッチを前面の方向(iPhoneのディスプレイ側)に動かして、オレンジ色が見えない状態(「着信」のポジション)にします。アクションボタン搭載モデルの場合は、アクションボタンまたはコントロールセンターを使ってデバイスの設定が「着信」になっていることを確かめます。
画面保護シートやフィルム、ケースが装着されている場合は取り外します。
iPhoneを掃除します。iPhoneのスピーカーとマイクの開口部が埃や異物で塞がれていないか確認します。金属製ではない毛先の柔らかい小さなブラシを使用して、これらの部分をていねいに掃除します。ブラシは清潔で、乾燥しているものを使います。レシーバー開口部のメッシュカバーの埃や異物をていねいに払い落とします。レシーバー開口部に内蔵されているマイクを傷付けないように、細心の注意を払ってください。ガラス面の広範囲にわたってブラシをかけないようにしてください。傷が付く場合があります。スピーカーとマイクのカバー開口部から埃や異物をそっと払い落とします。マイクロファイバー製のクロスで、払い落とした埃や異物を拭き取ります。
重要:まず、iPhoneからすべてのケーブルを取り外して電源を切ります。漂白剤(ブリーチ)や過酸化水素を含む製品は使わないでください。開口部に湿気や水分が入り込まないように注意してください。また、洗剤類の中にiPhoneを浸さないでください。エアダスターは使わないでください。
「トラブルシューティングを行う際のクイックチェック」に記載されている手順とサポートリソースを参照します。
手動テストと診断テストを実行する
モバイルリソースインスペクタ(MRI)診断プログラムを実行します。
修理を行うiPhoneに適切なオーディオ診断プログラムを実行します。
別の電話から、テストしているiPhoneに電話をかけます。電話に出て、スピーカーをオンにします。通常の声で話して、下部マイクがクリアな音質であることを聞いて確認します。
iPhoneを開いて検査する
サポート記事の手順に従ったり、診断テストを実行したりしても問題の解決または切り分けができなかった場合は、iPhoneの修理マニュアルを参照し、iPhoneを開いて検査します。部品の損傷や位置のずれが原因で、いずれかの問題が発生している可能性があります。
注:このセクションでは、部品とツールの注文が必要です。部品を交換してもデバイスの問題が解決しない可能性があります。その他の修理サービスオプションは、support.apple.com/ja-jp/repairで確認できます。
部品を交換する
ここまでの手順を実行しても問題の解決または切り分けができなかった場合は、以下の該当するiPhoneモデルの部品を交換します。
iPhone 13以降のモデル:上部スピーカーに問題がある場合は、上部スピーカーを交換します。
iPhoneの全モデル:上部マイクの問題がある場合は、ディスプレイを交換します。
iPhone 15の全モデル、iPhone 16の全モデル、およびiPhone 16e:下部マイクに問題がある場合は、メインマイクを交換します。
iPhone 15、iPhone 15 Plus、iPhone 16、iPhone 16 Plus、iPhone 16 Pro、iPhone 16 Pro Max、iPhone 16eの各モデル:下部スピーカーまたは下部マイクに問題がある場合は、USB-Cコネクタまたは下部スピーカーを交換します。
iPhone 15、iPhone 15 Plus、iPhone 16、iPhone 16 Plus、iPhone 16 Pro、iPhone 16 Pro Max、iPhone 16eの各モデル:その他のマイクに関する問題を解決するには、筐体を交換します。
修理が完了したらデバイスの電源を入れ、スピーカー、着信音、マイクの機能を確認します。
注:このセクションでは、部品とツールの注文が必要です。部品を交換してもデバイスの問題が解決しない可能性があります。上記以外のモデルの場合は、support.apple.com/ja-jp/repairで修理サービスオプションを確認できます。