OS X Server v3.1 アップデートについて
OS X Server v3.1 アップデートによる変更点について説明します。
このソフトウェアによって、OS X Server v3.0、v3.0.1、v3.0.2、v3.0.3 が v3.1 にアップデートされます。このアップデートには、OS X Mavericks v10.9.2 以降が必要です。
インストールの方法
OS X Server v3.1 は、Mac App Store からダウンロードできます。OS X Server (Mavericks) がインストールされている場合は、「アップデート」パネルに表示されます。インストールするには、「アップデート」ボタンをクリックします。サービスが中断されないように、Mac App Store からほかのアップデートを自動的にインストールするように設定している場合でも、Server のアップデートは自動的にはインストールされません。
インストール中に「Server アプリケーションの置き換えが検出されました」というメッセージが表示されますが、これは、アップデートの過程で通常表示されるメッセージです。アップデートしても、サーバの設定とデータはすべてそのまま維持されます。
インストールが終わったら、Server App を開いて、以前から構成してあるサービスの設定を終わらせてください。
アップデートによる変更点
Server v3.1 では、OS X Server の全体的な安定性が向上しているほか、以下のような個別の改良が行われています。
プロファイルマネージャ
Device Enrollment Program のサポート
iOS 7.1 を搭載した監視対象デバイスのアクティベーションロックの管理
フォント、AirPrint、Wi-Fi Hotspot 2.0、デスクトップピクチャの設定の管理
大きなディレクトリとの同期時の拡張性の向上
「マイデバイス」ポータルへのアクセスやデバイス登録にかかわるアクセス権の強化
OS X v10.9.2 搭載コンピュータの Active Directory アカウント用のユーザプロファイル
ログインスプリプトのアップロードに対応
リモートディレクトリサーバが利用できなくなった場合の耐障害性が向上
その他のサービス
お住まいの国や地域で一部のコンテンツをキャッシュできない場合はキャッシュサービスがその旨を通知
メールサービスがアクティブでないのにアクティブだと表示される問題を修正
出席者が多いカレンダーイベントの編集時の信頼性が向上