iOS、iPadOS、visionOSで手動でインストールした証明書プロファイルを信頼する

証明書ペイロードを含むプロファイルをiOS、iPadOS、visionOSで手動でインストールした場合、その証明書がSSL証明書として自動的に信頼されることはありません。インストールした証明書プロファイルを手動で信頼する方法をご説明します。

この記事は、学校、企業、その他の組織のシステム管理者を読者として想定しています。

メールで送信されてきたプロファイルや、Webサイトからダウンロードしたプロファイルをインストールする際は、SSL/TLSの証明書として信頼するよう手動で設定を有効にする必要があります。

SSL/TLS証明書としての信頼設定を有効にする場合は、「設定」>「一般」>「情報」>「証明書信頼設定」の順に選択します。「ルート証明書を全面的に信頼する」で、証明書に対する信頼を有効にします。*

iPhoneの「証明書信頼設定」

Appleでは、Apple Configuratorまたはモバイルデバイス管理(MDM)を介して証明書を配布することを推奨しています。証明書ペイロードは、ConfiguratorやMDMでインストールされた場合や、MDM登録プロファイルの一部としてインストールされた場合に、SSL通信において自動的に信頼されます。

*「ルート証明書を全面的に信頼する」が表示されない場合は、追加の証明書はインストールされていません。

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