Final Cut Pro 5: HDV と DV の両方を扱うデバイスを使用する際のコツ

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多くの HDV カメラやデッキでは、高解像度 HDV 形式と同様に DV の再生や記録が可能です。さらに、これらの HDV デバイスの多くは、再生しているテープの形式にあわせて設定を自動的に変更します。ここでは、このようなタイプのデバイスを「Final Cut Pro」で使用する場合のコツをいくつかあげます。

ヒント:HDV デバイスで正確に設定を行う
「自動」設定を使用せずに、HDV デバイスで自分専用の設定を作成して、デバイスと「Final Cut Pro」とのやりとりがうまく行くようにします。また、こうすることで、DV-NTSC と DV-PAL の両方を扱う HDV デバイスと「Final Cut Pro」とのやりとりがスムースになるようにするのにも役立ちます。

例えば、HDV デッキを使って DV-NTSC で記録されているテープから映像を取り込むとします。「Final Cut Pro」に取り込む前に、デッキをきちんと DV モードに設定していることを確認します。「自動」モードに頼ってはいけません。デバイスによっては、FireWire とデッキの接続を解除してモードを変更する必要があるかもしれません。

一般的な取り込みワークフローとして、次の手順を使うと最善の結果が得られます:
  1. 「Final Cut Pro」が開いている場合は終了します。
  2. HDV デッキ、またはビデオカメラのテープをセットします。
  3. デバイスメニューを使って、テープに記録されている形式に合うようにデバイスを設定します。
  4. HDV デバイスを FireWire ケーブルを使ってコンピュータに接続します。
  5. 「Final Cut Pro」を開きます。
  6. DV または HDV 用の「簡易セットアップ」を選択します(テープに記録されている形式に合ったもの)。
  7. 「切り出しと取り込み」に進みます。

ヒント:モードを変更する前に「Final Cut Pro」を終了する
一般に、デバイスで DV から HDV へ、または HDV から DV へモードを変更する前に「Final Cut Pro」を終了し、変更後にアプリケーションを再度開くのは良い方法です。

ヒント:「簡易セットアップ」を使用して HDV デバイスでデフォルト以外の HDV 形式の映像を再生する
「Final Cut Pro」を使って、HDV デバイスでデフォルト以外の HDV 形式で映像を再生することができます。例えば、1080i60 HDV デバイスを使っていて 1080i50 で記録された映像を再生するとしましょう。または、1808i50 HDV デバイスを使っていて 1080i60 で記録された映像を再生するとしましょう。これを行うには、次の手順に従ってください。
  1. カメラをコンピュータに接続します。
  2. 「Final Cut Pro」アプリケーションで、テープの映像の形式に合う HDV プリセット「簡易セットアップ」を選択します(「Final Cut Pro」を再起動する必要はありません)。
  3. デバイスの LCD ディスプレイには自動的に 60 または 50 に切り替えるスイッチが表示され、再生されるメディアのタイプを示しています。

HDV デバイスでデフォルト以外の DV 形式の映像を再生する方法
また、HDV デバイスを使用してデフォルト以外の DV 形式の映像も再生することができます。例えば、1080i60 HDV デバイスを使っていて DV-PAL で記録された映像を再生するとしましょう。または、1080i50 HDV デバイスを使用していて DV-NTSC で記録された映像を再生するとしましょう。この場合、次の手順に従ってください。
  1. デバイスが DV/DVCAM モードになっていることを確認します。
  2. デバイスを「再生/停止」モードにし、「Final Cut Pro」で「切り出しと取り込み」ウインドウを開きます。
  3. デバイスの LCD(または他の読み出し画面)がテープと同じ形式を表示していることを確認します。そうでない場合、「Final Cut Pro」がお使いのデバイスのタイプを間違ってしまいます。
ヒント:同じテープ上に HDV と DV 形式の両方を記録することは避ける
別の形式で記録する場合は、必ず別のテープを使用してください。既存の映像に重ねて別の形式で記録する必要がある場合(例えば、DV-PAL で記録されているテープがあるが、その上に HDV 1080i50 で記録したい場合)、テープに黒みとタイムコードを作成するか、または古い映像上に新しい形式で連続する記録を完全に重ねるようにするのが良い方法です。例えば HDV テープの中間に DV が 1 秒でも入っていると(またはこの逆)、後からこのテープから映像を取り込もうとしたときに予期せぬ結果になる可能性があります。

詳しくは、「Final Cut Pro 5.0」の「ヘルプ」メニューの“HD および放送用形式について”と“Final Cut Pro ユーザーズマニュアル”を参照してください。


Published Date: 2016/10/07