Mac OS X Server 10.2: ボリュームのジャーナル方法と、ジャーナルボリュームを修復する方法

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Mac OS X Server 10.2.2 では、ジャーナリングと呼ばれるファイルシステム機能が導入されました。この機能は、サーバコンポーネントの予期できない動作不良や停電からファイルシステムを保護し、修復の必要を少なくします。ディスクユーティリティやコマンドラインツールを使って、ボリュームのジャーナリングを行ったり、ジャーナリング機能を無効にすることができます。

注意:ジャーナリングについての一般的な説明は、次の記事 107249:Mac OS X Server 10.2:ファイルシステムのジャーナリングについてを参照してください。

ディスクユーティリティの使用方法
「ディスクユーティリティ」を使用して、ボリュームの消去あり/なしでボリュームをジャーナリングすることができます

ボリュームを消去せずにジャーナリングするには:
    1. ジャーナリング設定するボリュームを持つサーバに管理者としてログインします。
    2. このサーバを誰も使用していないことを確認します。
    3.「ディスクユーティリティ」(/アプリケーション/ユーティリティ/)を開きます。
    4. 左側の欄から、操作するディスクを選択します。
    5.「First Aid」タブをクリックします。
    6.「ディスクの検証」をクリックして、手順 6 以降を実行する前に、ディスクにエラーがないことを確認します。
    7.「情報」タブをクリックします。
    8.「ジャーナル記録済みにする」をクリックします。


ボリュームを消去しながらジャーナリングするには:
重要:ボリュームを消去する前に、ボリューム上の重要なデータをすべてバックアップしているかを確認してください。この手順を行うと、バックアップしていないデータはすべて失われてしまいます。

    1. ジャーナリング設定するボリュームを持つサーバに管理者としてログインします。
    2. このサーバを誰も使用していないことを確認します。
    3.「ディスクユーティリティ」(/アプリケーション/ユーティリティ/)を開きます。
    4. 左側の欄から、操作するディスクを選択します。
    5.「消去」タブをクリックします。
    6. ポップアップメニューから「Mac OS 拡張(ジャーナリング)」を選択します。
    7.「名前」フィールドにディスク名を入力します。
    8.「消去」をクリックします。

ジャーナリング機能を無効にするには:
ディスクユーティリティを使って、ジャーナリング機能を無効にすることができます。
    1. ジャーナリング設定するボリュームを持つサーバに管理者としてログインします。
    2. このサーバを誰も使用していないことを確認します。
    3.「ディスクユーティリティ」(/アプリケーション/ユーティリティ/)を開きます。
    4. 左側の欄から、操作するディスクを選択します。
    5.「情報」タブをクリックします。
    6.「ジャーナル記録を取り除く」をクリックします。


ジャーナリングボリュームの修復方法:
ディスクユーティリティを使って、他の対応ボリュームと同様に、ジャーナリングボリュームの検証や修復を行うことができます。

コマンドラインツールの使用方法
手順 5 で説明するように、コマンドラインでボリュームの消去あり/なしでボリュームをジャーナリングすることができます。この方法では、“diskutil”または“new_hfs”コマンドのいずれかを使用します。

    1. ジャーナリング設定するボリュームを持つサーバに管理者としてログインします。

    2. このサーバを誰も使用していないことを確認します。

    3.「ターミナル」(/アプリケーション/ユーティリティ/)を開きます。

    4. 次のように入力します:mount

    5. Return キーを押します。ファイルシステムで利用可能なボリュームの一覧が表示されます。ルートレベル“/”でそのボリュームを探します。これは、たとえば「/dev/disk0s11」のような、サーバの起動ボリュームです。

    6.“-f”と“-n”フラグ付きで“fsck_hfs”を実行して、ディスクにエラーがないことを確認します。たとえば、“/dev/disk0s11”を検証するには、次を実行します:
    sudo fsck_hfs -f -n /dev/disk0s11

    7. ディスクを消去せずにジャーナルボリュームに変換したい場合は、手順 8 に進んでください。ボリュームを消去して、ジャーナリング有効でフォーマットしたい場合は手順 9 に進んでください。

    8.“enableJournal”オプションを使って“diskutil”を実行し、変換したいボリュームを設定します。たとえば、ルートボリュームに対してジャーナリングを有効にするには、次を実行します:
    sudo /usr/sbin/diskutil enableJournal /

    MyDisk という名前のボリュームに対してジャーナリングを有効にするには、次を実行します:
    sudo /usr/sbin/diskutil enableJournal /Volumes/MyDisk

    ここで終了です。手順 9 に進まないでください

    9. ディスクを消去する前に、ボリューム上の重要なデータをすべてバックアップしているかを確認してください。この手順を行うと、バックアップしていないデータはすべて失われてしまいます。“-J”フラグ付きで“newfs_hfs”を使用します。たとえば、デバイス“/dev/disk0s11”上の「Foo」という名前のジャーナルボリュームを作成するには、次を実行します:
    newfs_hfs -J -v Foo /dev/disk0s11


diskutil を使ってジャーナリングを無効にする方法
「ターミナル」アプリケーションから“diskutil”を使って、ジャーナリングを無効にすることができます。以下の手順に従ってください:

    1. ジャーナリング設定するボリュームを持つサーバに管理者としてログインします。
    2. このサーバを誰も使用していないことを確認します。
    3.「ターミナル」(/アプリケーション/ユーティリティ/)を開きます。
    4.“disableJournal”オプションを使用し、ジャーナリングを無効にするボリュームを指定して、“diskutil”コマンドを実行します。たとえば、ルートボリュームに対してジャーナリングを無効にするには、次を実行します:
    sudo /usr/sbin/diskutil disableJournal /

    MyDisk という名前のボリュームに対してジャーナリングを無効にするには、次を実行します:

    sudo /usr/sbin/diskutil disableJournal /Volumes/MyDisk


ジャーナリングボリュームを修復する方法
コマンドラインから“fsck_hfs”を使って、ジャーナリングボリュームを検証し、修復することができます。ジャーナリングボリュームを修復するには:

    1. ジャーナリング設定するボリュームを持つサーバに管理者としてログインします。
    2. このサーバを誰も使用していないことを確認します。
    3.「ターミナル」(/アプリケーション/ユーティリティ/)を開きます。
    4.“-f”フラグを使って“fsck_hfs”コマンドを実行します。たとえば、デバイス“/dev/disk0s11”上のジャーナルボリュームを強制検証するには、次を実行します:
    fsck_hfs -f /dev/disk0s11

公開日: 2016/10/11

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