Aperture 3.x: バックアップワークフローの概要

バックアップワークフローの概要

撮影した写真を保護するには、信頼できるバックアップシステムを構築して定期的にバックアップを作成することが重要です。「Aperture」のバックアップシステムを使用すると、Aperture ライブラリ全体のバックアップを定期的に作成できます。「Aperture」では、最後に行ったバックアップが最新であるかどうかが簡単に分かるので、好きなときにすぐにバックアップをアップデートできます。火事や天候の影響で機器が損傷した場合など、機器の障害やその他の予期しない問題が万一発生した場合には、Aperture ライブラリ全体をお使いのコンピュータまたは新しいコンピュータに簡単に復元できます。

ライブラリのバックアップコピーを作成しておくと、万一予期しない事故によってファイルが失われても、後でバックアップボールトからファイルを簡単に復元できます。ライブラリのバックアップを定期的に作成し、バックアップを別の場所に保管しておけば、作品を失う危険はほとんどなくなります。

写真のバックアップを作成すると、現在の状態のライブラリの完全なコピーが作成されます。ライブラリから項目を削除した場合、それらの項目は次回バックアップをアップデートするときにバックアップから削除されます。

ライブラリの完全なバックアップは、必要な数だけ作成して保存できます。ライブラリのアーカイブの履歴を管理したい場合は、各バックアップを何らかの方法で定期的に保存するシステムを計画する必要があります。

ライブラリのコピーをボールトと呼ばれる指定した記憶領域にバックアップを作成するように、「Aperture」を設定します。安全性と冗長性を確保するために、ボールトの保存には外部ハードディスクを使用してください。「Aperture」では、必要な数のボールトを作成できます。たとえば、一方の外部ハードディスクには、日次バックアップを保管するためのボールトを作成し、別の場所にある別の外部ハードディスクには、2 つ目のボールトを作成します。

管理されたイメージのすべてのオリジナル、すべてのバージョン、およびすべてのメタデータ、プレビュー、写真に関連付けられた調整情報のバックアップが作成されます。バージョン、プレビュー、および参照イメージに関連付けられたメタデータもボールトにバックアップが作成されます。

Important:   参照イメージのオリジナルのバックアップは、ライブラリと一緒にはボールトに作成されません。参照イメージのオリジナルはライブラリの外に保存されるため、それらのファイルのバックアップ作成およびアーカイブは自分で管理する必要があります。

コンピュータシステムに機械的な障害や予期しない損傷が発生することがまれにあります。また、機器をアップグレードしたために、撮影した写真を新しいシステムに移動しなければならないこともあります。「Aperture」では、ライブラリ全体をバックアップディスクからお使いのコンピュータまたは新しいシステムに復元する作業を簡単に実行できます。イメージおよびプロジェクトの復元について詳しくは、Aperture システムを復元するを参照してください。

写真ライブラリに写真を追加すると、どのファイルがボールトにバックアップが作成されているかが自動的に監視されます。ボールトにバックアップが作成されていないイメージファイルがライブラリにあるときには、「ボールトの状況」ボタンが赤く表示されます。ボールトが最新の状態のときには、そのボールトの「ボールトの状況」ボタンが黒く表示されます。イメージに変更(イメージ調整や、メタデータまたはキーワードの変更など)を加えたけれども、まだボールトにバックアップが作成されていないときには、ボタンが黄色く表示されます。「Aperture」ではボールトは自動的にアップデートされませんが、ユーザはいつでもアップデートできます。

Important:   「Aperture」では、ライブラリのバックアップは自動的に作成されません。「すべてのボールトをアップデート」ボタンをクリックするか(接続されているすべてのボールトにライブラリのミラーコピーが作成されます)、いずれかのボールトの「ボールトの状態」ボタンをクリックして(そのボールトにライブラリのミラーコピーが作成されます)、ライブラリのバックアップを作成するように「Aperture」に指示する必要があります。
公開日: 2012/10/01
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