Logic Pro X: Linear Phase EQのパラメータ

Linear Phase EQのパラメータ

Linear Phase EQウインドウの中央の領域には、各EQ帯域を形成するためのグラフィックディスプレイとパラメータがあります。右側にはマスターの「Gain」スライダがあります。左下には「Analyzer」と「Q Couple」のコントロールがあります。

図。Linear Phase EQウインドウ。

Linear Phase EQのパラメータ

  • 帯域1のオン/オフボタン: 高周波成分を通過させ、設定したカットオフ周波数付近の低周波成分のレベルを下げるハイパスフィルタのスイッチです。オンにすると、周波数帯パラメータをグラフィックディスプレイで直接変更できます。

    • 帯域1の背景: 赤い網掛けの領域を横方向にドラッグすると、周波数の値を変更できます。

    • 帯域1の点: 赤い点をドラッグすると、周波数の値とQ値を変更できます。

    • 帯域1の横線: 縦方向にドラッグするとQ値を変更できます。

    • 帯域1の縦線: 横方向にドラッグするとスロープを変更できます。

    • 帯域1の縦/横線: ドラッグするとスロープとQ値を変更できます。

  • 帯域2のオン/オフボタン: 低周波成分のレベルを調整し、設定したカットオフ周波数より高い周波数成分にはほとんど影響しないロー・シェルビング・フィルタのスイッチです。オンにすると、周波数帯パラメータをグラフィックディスプレイで直接変更できます。

    • 帯域2の背景または点: オレンジ色の網掛けの領域または点をドラッグすると、周波数とゲインの値を変更できます。

    • 帯域2の横線: 縦方向にドラッグするとゲイン値を変更できます。

    • 帯域2の縦線: 横方向にドラッグするとQ値を変更できます。

    • 帯域2の縦/横線: ドラッグするとゲイン値とQ値を変更できます。

  • 帯域3のオン/オフボタン: 3つのコントロールのあるパラメトリックフィルタのスイッチです。「Frequency」で中心周波数を設定します。「Q」で中心周波数前後の周波数帯の幅を設定します。「Gain」で帯域のレベルを設定します。オンにすると、周波数帯パラメータをグラフィックディスプレイで直接変更できます。

    • 帯域3の背景または点: 黄色の網掛けの領域または点をドラッグすると、周波数とゲインの値を変更できます。

    • 帯域3の横線: 縦方向にドラッグするとゲイン値を変更できます。

    • 帯域3の縦線: 横方向にドラッグするとQ値を変更できます。

    • 帯域3の縦/横線: ドラッグするとゲイン値とQ値を変更できます。

  • 帯域4のオン/オフボタン: 3つのコントロールのあるパラメトリックフィルタのスイッチです。「Frequency」で中心周波数を設定します。「Q」で中心周波数前後の周波数帯の幅を設定します。「Gain」で帯域のレベルを設定します。オンにすると、周波数帯パラメータをグラフィックディスプレイで直接変更できます。

    • 帯域4の背景または点: 緑色の網掛けの領域または点をドラッグすると、周波数とゲインの値を変更できます。

    • 帯域4の横線: 縦方向にドラッグするとゲイン値を変更できます。

    • 帯域4の縦線: 横方向にドラッグするとQ値を変更できます。

    • 帯域4の縦/横線: ドラッグするとゲイン値とQ値を変更できます。

  • 帯域5のオン/オフボタン: 3つのコントロールのあるパラメトリックフィルタのスイッチです。「Frequency」で中心周波数を設定します。「Q」で中心周波数前後の周波数帯の幅を設定します。「Gain」で帯域のレベルを設定します。オンにすると、周波数帯パラメータをグラフィックディスプレイで直接変更できます。

    • 帯域5の背景または点: 水色の網掛けの領域または点をドラッグすると、周波数とゲインの値を変更できます。

    • 帯域5の横線: 縦方向にドラッグするとゲイン値を変更できます。

    • 帯域5の縦線: 横方向にドラッグするとQ値を変更できます。

    • 帯域5の縦/横線: ドラッグするとゲイン値とQ値を変更できます。

  • 帯域6のオン/オフボタン: 3つのコントロールのあるパラメトリックフィルタのスイッチです。「Frequency」で中心周波数を設定します。「Q」で中心周波数前後の周波数帯の幅を設定します。「Gain」で帯域のレベルを設定します。オンにすると、周波数帯パラメータをグラフィックディスプレイで直接変更できます。

    • 帯域6の背景または点: 青い網掛けの領域または点をドラッグすると、周波数とゲインの値を変更できます。

    • 帯域6の横線: 縦方向にドラッグするとゲイン値を変更できます。

    • 帯域6の縦線: 横方向にドラッグするとQ値を変更できます。

    • 帯域6の縦/横線: ドラッグするとゲイン値とQ値を変更できます。

  • 帯域7のオン/オフボタン: 高周波成分のレベルを調整し、設定したカットオフ周波数より低い周波数成分にはほとんど影響しないハイ・シェルビング・フィルタのスイッチです。オンにすると、周波数帯パラメータをグラフィックディスプレイで直接変更できます。

    • 帯域7の背景または点: 紫色の網掛けの領域または点をドラッグすると、周波数とゲインの値を変更できます。

    • 帯域7の横線: 縦方向にドラッグするとゲイン値を変更できます。

    • 帯域7の縦線: 横方向にドラッグするとQ値を変更できます。

    • 帯域7の縦/横線: ドラッグするとゲイン値とQ値を変更できます。

  • 帯域8のオン/オフボタン: 低周波成分を通過させ、設定したカットオフ周波数付近の高周波成分のレベルを下げるローパスフィルタのスイッチです。オンにすると、周波数帯パラメータをグラフィックディスプレイで直接変更できます。

    • 帯域8の背景: ピンク色の網掛けの領域を横方向にドラッグすると、周波数の値を変更できます。

    • 帯域8の点: ドラッグすると周波数の値とQ値を変更できます。

    • 帯域8の横線: 縦方向にドラッグするとQ値を変更できます。

    • 帯域8の縦線: 横方向にドラッグするとスロープを変更できます。

    • 帯域8の縦/横線: ドラッグするとスロープとQ値を変更できます。

  • グラフィックディスプレイ: 各EQ帯域の現在のカーブが表示されます。目盛りの単位はdBです。各帯域の色は、ディスプレイの上にあるその帯域のボタンの色と一致します。色分けされた各帯域の上にポインタを置くと、その帯域(および対応する周波数、ゲイン、Qフィールド)が強調表示されます。帯域を編集するには、カーブの一部をクリックするか、中心周波数のハンドルをクリックするか、または基線とEQカーブの間のカラー領域をクリックして、その帯域を強調表示して選択します。

    ヒント:以下の操作を行うときは、Commandキーを押したままドラッグすると、縦または横方向のみに動きを制限できます。

    • ゲインと中心周波数を調整するには、色の付いた帯域内をドラッグします。

    • Q(帯域幅)のみを調整するには、帯域を囲む縦線をドラッグします。2つの矢印アイコンが表示されます。

    • ゲインのみを調整するには、帯域内の横線をドラッグします。「Q Couple」が有効な場合は、ゲインと帯域幅の両方が調整されます。2つの矢印アイコンが表示されます。

    • ゲインとQを同時に調整するには、縦線と横線の交点をドラッグします。4つの矢印アイコンが表示されます。

    • 中心周波数のみを調整するには、ハンドルをドラッグします。

      注記:帯域1と帯域8の周波数ハンドルを左右にドラッグすると、周波数とQの両方が調整されます。

    • Option+Commandキーを押しながら操作すると、Qと中心周波数が同時に調整されます。ポインタの位置に「Q」アイコンが表示されます。

  • 「Frequency」フィールド: 選択した帯域の周波数を調整します。

  • 「Gain/Slope」フィールド: 選択した帯域のゲインの量を設定します。帯域1および8では、これによりフィルタのスロープが変更されます。

  • 「Q」フィールド: 選択した帯域のQ値(影響を受ける中心周波数前後の範囲のレゾナンス)を調整します。

    注記:スロープを6 dB/Octに設定した場合、帯域1と帯域8のQパラメータは作用しません。Qパラメータを極端に高く(100など)設定すると、これらのフィルタが影響する周波数帯域が非常に狭くなるため、ノッチフィルタとして使用できます。

  • スケールディスプレイ: 縦方向にドラッグするとEQカーブ全体のスケールを調整できます。

  • 「Master Gain」スライダ/フィールド: 信号の全体的な出力レベルを設定します。各周波数帯をブーストまたはカットしてから使います。

  • 「Analyzer」ボタン: アナライザのオン/オフを切り替えます。オーディオ信号を再生しながら、グラフィックディスプレイで周波数スペクトルのピークと低レベル部分を確認できます。

  • 「Analyzer (Pre/Post)」ボタン: アナライザモードが有効なときにEQ適用前または適用後のどちらの周波数カーブを表示するかを設定します。Linear Phase EQのアナライザを参照してください。

  • 「Q-Couple」ボタン: Gain-Q Couple(EQ帯域のゲインの増減に応じたQ(帯域幅)の自動調整)をオンにします。これにより、対象の帯域幅のベルカーブが保たれます。Linear Phase EQの拡張パラメータを参照してください。

  • 「Processing」ポップアップメニュー: ステレオ信号の両サイド(「Stereo」)、または左のみ(「Left Only」)、右のみ(「Right Only」)、ミドルのみ(「Mid Only」)、サイドのみ(「Side Only」)のいずれを処理するかを選択します。MS(ミッドサイド)録音でのLinear Phase EQの使いかたについて詳しくは、Linear Phase EQの使いかたのヒントを参照してください。

公開日: 2019/09/13
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