Logic Pro X: ES2のリングモジュレーションを使用する

ES2のリングモジュレーションを使用する

リングモジュレーションは、ベルのような不協和成分の多い金属音を生成することのできる強力なツールです。これを使って生成されるスペクトルは、ほぼすべての周波数比で不協和音が多くなります。リングモジュレータは、ごく初期のシンセサイザーですでに使われていました。

リングモジュレータには2つの入力があります。出力時に聞こえるのは、入力信号の周波数の和および差です。200 Hzのサイン波を、500 Hzのサイン波でリングモジュレーションすると、700 Hz(和)および300 Hz(差)の信号が出力されます。周波数が低い方の出力信号は、位相が反転しています。

ヒント:より複雑な出力信号を作成する場合は、オシレータ1および2から生成されたノコギリ波および矩形波(パルス幅変調された)入力信号をそれぞれ使用します。倍音成分の多いこれらの波形を使うことで、多数の側波帯が聞こえるようになります。

リングモジュレーションサウンドを作成する

  1. オシレータ2の波形ノブを「Ring」に設定します。

  2. 一方または両方のオシレータの「Frequency」値(メインおよび微調整)をいろいろと変えてサウンドを試してみます。

    オシレータ2のリングモジュレータは、オシレータ1の出力信号およびオシレータ2自体から生成された方形波を受け取ります。この方形波のパルス幅は変調可能です(ES2のパルス幅変調を使用するを参照)。

    図。リングモジュレーション。
公開日: 2019/09/13
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