Logic Pro X: Logic Pro 10.4の新機能

Logic Pro 10.4の新機能

スマートテンポ

スマートテンポを使うと、メトロノームを鳴らさずに演奏を録音し、録音のテンポに合わせてプロジェクトのテンポを調整したり、プロジェクトのテンポを保持したままFlex機能で録音のテンポをプロジェクトに合わせたりできます。また、プロジェクトとはテンポが異なるオーディオファイルやテンポが変化するオーディオファイルを読み込んだときも、スマートテンポを使って、プロジェクトのテンポを保持したままFlex機能でオーディオリージョンのテンポをプロジェクトに合わせたり、オーディオファイルのテンポに合わせてプロジェクトのテンポを調整したりできます。さらに、マルチトラックオーディオ録音やMIDIリージョンでもスマートテンポを使用できます。詳しくは、スマートテンポの概要およびスマート・テンポ・エディタで作業するを参照してください。

アーティキュレーションの操作

複数のアーティキュレーションを利用できるソフトウェア音源で、新しいコントロールを使ってアーティキュレーションを作成、編集、選択できます。アーティキュレーションエディタを使って、既存のアーティキュレーションセットのパラメータを表示および変更したり、新しいアーティキュレーションセットを作成して保存したりできます。これらのアーティキュレーションセットを使えば、ほかのエディタでの作業中にアーティキュレーションをすばやく変更できます。詳しくは、アーティキュレーション・セット・エディタでアーティキュレーションを管理するおよびソフトウェア音源のアーティキュレーションを管理するを参照してください。

ミキサーの強化

ミキサーの応答とパフォーマンスが向上しました。特にこれはチャンネルストリップ数の多いプロジェクトに効果的です。ほかにも、デフォルトのチャンネルストリップ設定の作成、選択したチャンネルストリップへの自動スクロールの無効化、センドまたはルーティング先に相当するチャンネルストリップの強調表示など、いくつもの新機能があります。また、複数のチャンネルストリップを選択したときに、チャンネルストリップに割り当てられているトラックも選択されるようになりました。

プラグインの動的な読み込み

プロジェクトを開くとき、プロジェクトが自動的に解析され、プロジェクトの再生に必要なチャンネルが特定されます。再生用の完全なシグナルフロー(Aux、バス、出力を含む)を有効にするために必要なプラグインのみが読み込まれます。これにより、プロジェクトを再生および編集できる状態ですばやく開くことができます。プロジェクトでの作業中に、必要に応じてその他のプラグインが読み込まれます。トラックのヘッダにある オン/オフボタン を使って、プロジェクトを開くときにトラックが読み込まれないようにすることができます。

プラグインの動的な読み込みは、「プロジェクト設定」>「一般」で「プロジェクトの再生に必要なプラグインのみを読み込む」チェックボックスを選択した場合に有効になります。

新しいドラマー

「Logic Pro」に2人の新しいドラマーと、新しいブラシキットが追加されました。「Songwriter」カテゴリで「Austin」と「Tyrell」を選択できます。

Studio音源

Studio音源では、管楽器と弦楽器の高品質なマルチサンプル音源をさまざまなソロまたはグループ・プリセットとして利用できます。各プリセットには多彩なアーティキュレーションが用意されているため、演奏や録音で細かいニュアンスや表情まで再現できます。詳しくは、Studio Hornsの概要およびStudio Stringsの概要を参照してください。

Vintage Mellotron

Vintage Mellotronは、1960〜1970年代の数多くのクラシックロックやポップソングで用いられ、今でも根強い人気を誇る有名なキーボード楽器「メロトロン」の機能と数々のサウンドを再現します。詳しくは、Vintage Mellotronの概要を参照してください。

Alchemy

エンベロープフォロワーやMIDIモジュレーションの新機能が追加されるなど、モジュレーション機能が強化されました。Alchemyのモジュレーションの概要を参照してください。また、ループの長さの新しい設定や新しいソロ機能が追加され、取り消しやドラッグ&ドロップの動作も改良されています。

エフェクト

プロジェクトで使用できる新しいエフェクトとして、DeEsser 2ChromaVerbVintage EQコレクションPhat FXStep FXが追加されました。また、ExpanderSpace DesignerDirection Mixerプラグインが大幅に刷新されています。

MelodyneプラグインでのARAのサポート

新しい「Logic Pro」では、MelodyneプラグインでAudio Random Access(ARA)がサポートされます。ARAを使うと、「Logic Pro」とMelodyneプラグインの間で曲の構造情報や解析結果を共有できます。ARA 2互換プラグインでのAudio Random Accessのサポートを参照してください。

センドのパンニングを別途調整する

センドで「インディペンデントパン」設定を使用して、センドのパンのタイプや位置をチャンネルストリップのパンとは別に調整できます。センドのパンニングを別途調整するを参照してください。

スコアエディタの自動スラー

スコアエディタで音符に自動スラーを適用できます。自動スラーは、選択した音符にまとめてかけることができ、音符のコピー、移動、トランスポーズ時に自動適合します。キーコマンドを使えば、段、パート、またはスコア全体で自動スラーをすばやく追加および編集できます。強弱記号、スラー、クレッシェンドを追加するを参照してください。

Logic Proコンテンツを管理する

サウンドライブラリを別のボリュームやパーティションに移動できます。Logic Proコンテンツを管理するを参照してください。

Logic Proヘルプ

Logic Proヘルプに音源とエフェクトの情報が統合され、1つの書類ですべての情報を参照し、簡単に検索およびブラウズできるようになりました。

公開日: 2019/09/13
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