Logic Pro X: Retro Synthのエンベロープ

Retro Synthのエンベロープ

Retro Synthには、アタック、ディケイ、サスティン、リリース(ADSR)のエンベロープが2つあります。これらを使って、時間の経過に伴うフィルタカットオフとサウンドレベルの変化を設定できます。

スネアドラム、ピアノ、弦楽器などの音は、互いに音色が異なるだけでなく、それぞれ音の特性が時間と共に変化します。スネアドラムとピアノは叩いた瞬間に音が鳴ります。これはどちらもアタックフェーズが短いためです。一方、擦弦楽器は音が徐々に大きくなります。つまり、アタックタイムが長いことになります。

時間の経過に伴う音の変化のしかたが分かれば、Retro Synthのエンベロープを使ってスネアドラム、ピアノ、弦楽器などの音の特性を簡単にエミュレートできます。

図。Retro Synthのエンベロープパラメータ。

エンベロープパラメータ

  • アタックハンドル: 左右にドラッグして、エンベロープが初期レベルに達するまでの時間を設定します。

    注記:アタック時間を0.50ミリ秒未満に設定すると、オシレータは自動的に非同期モードから同期モードに切り替わります。これには、特に積み重ねた声部で顕著な影響があります。詳しくは、グローバル/コントローラ設定のセクションを参照してください。

  • ディケイハンドル: 左右にドラッグして、エンベロープが初期アタックタイムの後、サスティンレベルに下がるまで時間を設定します。

  • サスティンハンドル: 上下にドラッグして、キーを放すまで持続されるサスティンレベルを設定します。

  • リリースハンドル: 左右にドラッグして、エンベロープがサスティンレベルからゼロに下がるまでの時間を設定します。

  • 「Velocity」スライダ: 受信したベロシティに対するエンベロープの感度を設定します。

    • 最大値に設定すると、キーを最大のベロシティで押したときのみ、エンベロープの出力が最大レベルになります。

    • ベロシティを弱くすると、それに応じて各エンベロープのレベルも変わります。たとえば、ベロシティを50 %にすると、アタックレベルとサスティンレベルはパラメータの半分のレベルになります。エンベロープのアタックタイム、ディケイタイム、リリースタイムは、ベロシティが変わっても影響を受けません。

公開日: 2019/09/13
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