Logic Pro X: モジュレーションエフェクトの概要

モジュレーションエフェクトの概要

モジュレーションエフェクトを使うと、サウンドに動きと深みを与えることができます。コーラスフランジングトレモロフェージングなどの種類があります。Spreaderエフェクトでは、聴覚上の広がりを変えることができます。Rotor Cabinetエフェクトでは、サウンドに動きと空間の両方を与えることができます。

一般にモジュレーションエフェクトは、入力信号を数ミリ秒遅延させた後、LFOで遅延信号をモジュレートします。一部のエフェクトでは、遅延時間をモジュレートするためにLFOを使うこともあります。

LFO(低周波オシレータ)はシンセサイザーの音を生成するオシレータに似ていますが、LFOで生成される周波数は低く、耳には聞こえません。モジュレーションのためにのみ使われます。LFOのパラメータには、速度(周波数)と深さ(強さ)のコントロールがあります。

また、エフェクトのかかった(ウェット)信号と元の(ドライ)信号の比率も制御できます。フィードバックパラメータを備えたモジュレーションエフェクトもあります。これはエフェクト出力の一部をエフェクト入力に戻します。

ほかのモジュレーションエフェクトはピッチにも影響します。ピッチモジュレーションを使う代表的なエフェクトとしてビブラートがあります。ビブラートではLFOを使ってサウンドの周波数をモジュレートします。ほかのモジュレーションエフェクトと異なり、ビブラートは遅延信号だけを変化させます。

Ensemble は最も複雑なモジュレーションエフェクトの1つです。これはオリジナル信号と複数の遅延信号をミックスします。Ringshifterは、リングモジュレータと周波数シフターエフェクトを組み合わせたものです。Modulation Delayでは、フランジングやコーラスのエフェクトを加えたり、テープの速度のずれをエミュレートしたり、ロボットのような金属的な音に変化させたりすることができます。

公開日: 2019/09/13
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