Logic Pro X: 譜表と声部を編集する/譜表スタイルのパラメータを割り当てる

譜表と声部を編集する/譜表スタイルのパラメータを割り当てる

譜表スタイルの声部と譜表の数を設定すると、譜表スタイルウインドウの下部で、選択した譜表スタイルの「譜表」および「声部」パラメータを編集したり、譜表スタイルの各声部の「割り当て」パラメータを編集したりできます。譜表スタイルを変更すると、その譜表スタイルを使用するすべてのトラックが影響を受けます。

譜表スタイルウインドウで以下の「譜表」、「声部」、および「割り当て」パラメータを編集できます:

  • すべての譜表:  音部記号を選択したり、キーの表示/非表示を切り替えたり、次の(上下の)譜表との間隔を設定したり、譜表サイズを設定したり、譜表内の声部の数を設定したり、表示トランスポーズを設定したりします。

  • 多声部の多段譜表スタイル:  譜表を結ぶ括弧と小節線の構成を編集します。

  • 各声部:  休符の表示、符尾の向き、タイの向き、N連符の括弧と数字の向き、連桁、音符の色、符頭タイプを制御します。

  • 各声部の「割り当て」パラメータ: 声部を分割するために、分割点ピッチのMIDIチャンネル割り当てとその定義を設定します。

選択した譜表スタイルの譜表のパラメータを編集する

譜表スタイルウインドウの「譜表」セクションで、以下のいずれかの操作を行います:

  • 音部記号を変更する: 「音部記号」ポップアップメニューから音部記号を選択します。標準の音部記号に加えて、いくつかの追加オプションがあります。

    • ドラム.0-8: 0-8行の譜表は通常のパーカッション音部記号です。MIDIノートピッチとすべての譜表の第5線(一番上の線)との関係は、通常のベース音部記号(A2)の第5線に一致します。これらのドラム譜には臨時記号は表示されません。「ドラム.0」では、加線は表示されません。これらの音部記号は、通常、マッピングされたドラムスタイルで使われます。この場合、譜表の音符の縦位置は音高とは一致せず、別のドラム・マップ・パラメータで規定されます。マッピングされたドラムスタイルの詳細については、マッピングされた譜表スタイルでドラム記譜を使うを参照してください。

    • 記号なし.0-8: 「ドラム.0-8」の譜表に似ていますが、音部記号がありません。

    • TAB GuitarとTAB Bass: ギターまたはベースのタブ譜の記譜に使える12種類のオプションがあります。タブ譜チューニング設定は、「レイアウト」>「ギタータブ譜」と選択して、タブ譜ウインドウで行います。

  • キーを表示する/隠す: 譜表の「キー」チェックボックスを選択します。

    「キー」チェックボックスが選択されていない場合、譜表はキーなしで表示されます。影響を受けるすべての音符のすぐ横に、臨時記号が表示されます。たとえば、移調フレンチホルンパート譜(キーなしで記譜されることがある)に使用できます。

  • 隣接する段との距離を変更する: 「Space」の上または下の値を上下にドラッグします。上の値で上の段との間隔を調整し、下の値で下の段との間隔を調整します。総譜内の最上段および最下段の場合、ページの余白が制御されます。

    ヒント:段の上の間隔をスコアで直接調整することもできます(音部記号をつかんで段を上下にドラッグ)。段の下の間隔をスコアで直接調整することもできます(スコアディスプレイの最下段(または1段の譜表)の場合のみ)。スコア表示領域の下側の線をポインタでドラッグします。

  • 譜表サイズを変更する: サイズ値を上下にドラッグするか、ダブルクリックして値を編集します。

    「サイズ」パラメータは、譜表および譜表に表示される音符と記号(スラーやタイなど)の大きさを指定します。0-15の値で、16種類のサイズを指定できます。推奨サイズは以下の通りです:

    • 通常の楽器パートやリードシートには、7または8のサイズを設定します。

    • 総譜の譜表の大きさは、スコアに表示される譜表の数とプリント用紙のサイズと規格によって異なります。A4またはUSレターの用紙を使う場合、フルオーケストラは「2」、ビッグバンドは「3」、管楽五重奏は「4」に設定します。

    注記:スコアセットに含まれるすべての譜表のサイズは、スコアセットウインドウの「スケール」パラメータの影響も受けます。(スコアセットの概要を参照してください。)これにより、総譜とパート譜の両方に同じ大きさを指定できます。

  • 表示トランスポーズを変更する: トランスポーズ値を半音単位で上下にドラッグするか、ダブルクリックして値を編集します。

    表示トランスポーズはノートの再生には影響せず、スコアでの表示のみに影響します。譜表にコード記号が付けられている場合、譜表のトランスポーズに従ってコード記号もトランスポーズします。「スコア」プロジェクト設定の「音部記号とキー/拍子」パネルで、「キーを自動的にトランスポーズ」を選択している場合は(デフォルト設定)、キーもトランスポーズします。

選択した譜表スタイルの声部のパラメータを編集する

譜表スタイルウインドウの「声部」セクションで、以下のいずれかの操作を行います:

  • 休符の表示方法を変更する: 「休符」ポップアップメニューから値を選択します。自動休符表示を無効にしたり(「隠す」を選択)、休符の代わりにビートスラッシュを使うように設定したり(「スラッシュ」を選択)できます。リズムセクションのパートや即興演奏のパートに適用できます。この場合、小節当たりのスラッシュの数は、4/4拍子なら4本のスラッシュ、6/8拍子なら6本のスラッシュというように、拍子の分子の数になります。挿入された音符と記号の表示には変更はありませんが、1拍より短い個所には自動休符が挿入されます。必要に応じて、ユーザ休符を手動で挿入し、個々のビートスラッシュに置き換えることができます。

  • 符尾の向きを設定する: 「符尾」ポップアップメニューから値を選択します。デフォルトの設定は「自動」です。「アップ」または「ダウン」に設定すると、音符の現在の縦位置に関係なく、すべての符尾の向きが設定した方向に変わります。「隠す」に設定すると、すべての符尾(棒と旗)が非表示になります。

  • 符尾位置を設定する: 「符尾位置」ポップアップメニューから値を選択します。

  • タイの縦方向の向きを設定する: 「タイ」ポップアップメニューから値を選択します。デフォルトの設定は「自動」です。「上」または「下」に設定すると、すべてのタイの向きが設定した方向に変わります。

  • 連符の括弧と数字の向きを設定する: 「連符」ポップアップメニューから値を選択します。デフォルトの設定は「自動」です。「上」または「下」に設定すると、すべてのN連符の括弧と数の向きが設定した方向に変わります。「隠す」に設定すると、N連符の括弧と数の向きは自動設定されさません。この場合、画面には括弧に囲まれた数字は非表示にされないので、それらの3連符を編集できます。ただし、括弧に囲まれたこれらの数字は、プリントはされません。

    「隠す」に設定しても、特定の3連符を表示する方法はあります。括弧に囲まれた数字「(3)」をダブルクリックすると、連符ダイアログが表示されます。「OK」をクリックしてこのダイアログを閉じると、自動表示された3連符が指定した連符に変換され、ダイアログで設定したパラメータに従って表示されます。

  • 連桁の表示を設定する: 「連桁」ポップアップメニューから値を選択します。デフォルトの「傾き」設定では、連桁を斜めにすることができます。連桁を水平にする場合は、「横」を設定します。クラシックの声楽パート譜のように、ボーカルは連桁では表されず、符尾が付いた音符だけで表示されます。

  • 音符の色を設定する: 「カラー」ポップアップパレットから値を選択します。カラーのオプションには、黒(「---」)、ピッチ、ベロシティ、およびカラーパレットの16色があります。(「カラー」設定を参照してください。)

    この設定がリージョンに反映されるのは、スコアエディタで「表示」>「カラー」と選択し、「標準」が選択されている場合です(デフォルト設定)。

  • 符頭の表示を設定する: 「符頭」ポップアップメニューから値を選択します。通常通りに符頭を表示するか、音の名前または指の名前を表示するか、あるいは符頭を非表示にすることができます。

「符尾位置」および「カラー」パラメータは、「詳細」環境設定パネルで「追加オプション」の「スコア」が選択されている場合に使用できます。

選択した譜表スタイルの割り当てのパラメータを編集する

譜表スタイルウインドウの「割り当て」セクションで、以下のいずれかの操作を行います:

  • 声部のMIDIチャンネル割り当てを設定する: チャンネル値を上下にドラッグします。

  • 声部の分割点を設定する: 「分割」の値を上下にドラッグします。

譜表スタイルウインドウの「Chan」および「分割」パラメータについて詳しくは、声部と譜表に音符を割り当てるを参照してください。

公開日: 2019/09/13
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