Logic Pro X: Drummerを使ってみる

Drummerを使ってみる

Drummerを使って、プロジェクトに仮想ドラマーを追加できます。さまざまなジャンルを選択できるほか、ジャンルごとに別のドラマーを選択できます。ドラマーごとに固有のドラムキットと演奏スタイルがあります。ドラマープリセットを選択したり、ドラム設定を編集して演奏スタイルを調整したり、ドラムキットを交換したり、個々のドラムのサウンドを選択したりすることができます。

Drummerを操作するには、Drummerトラックをプロジェクトに追加します。Drummerトラックはソフトウェア音源トラックと似ていますが、DrummerトラックにはMIDIリージョンはなく、Drummerリージョンのみが含まれています。Drummerエディタで、トラックとリージョンの両方のパラメータを編集できます。

図。トラック領域のDrummerリージョン。

Drummerトラックを追加する

  1. ツールバーの「トラックを追加」ボタン をクリックします。

  2. 「新規トラック」ダイアログ上部にある「Drummer」アイコン(ドラムキットのアイコン)をクリックします。

    図。「新規トラック」ダイアログの「Drummer」アイコン。
  3. 「作成」をクリックします。

    Drummerトラックと、8小節のリージョンが1つ追加されます。「ライブラリ」が開き、デフォルトのパッチがトラックに読み込まれます。

ジャンルとドラマーを選択する

  1. 「ライブラリ」で、ジャンルをクリックします。

    ジャンルの右側に、選択したジャンルで使用できるドラマーが表示されます。

    図。ライブラリに、Drummerのジャンルと、使用できるドラマーが表示されています。
  2. ドラマーを選択します。

    「ライブラリ」の上部にドラマーカードが表示されます。ドラマーカードには、ドラマーの名前と、ドラマーのスタイルの説明が表示されます。

別のドラマープリセットを選択する

ドラマーごとにさまざまなプリセットが用意されています。これらのプリセットはDrummerエディタの左側に表示されます。

  • プリセットをクリックします。

プリセットは多数のリージョン設定から成っており、設定はプリセット領域の右に表示されます。

選択した Drummerリージョンを現在のプリセットを使って再生する

  • Drummerエディタ上部のルーラにある「再生」ボタンをクリックします。

    図。Drummerエディタの左上の領域にある「再生」ボタンをクリックします。

プリセットの複雑さや音量を調整する

  • XYパッドでパックの位置を変更します。

    図。DrummerエディタのXYパッドのパックをドラッグする。

パックを右端に近付けるとサウンドの複雑さが増し、高く配置するとサウンドの再生音量が大きくなります。

ドラムまたはパーカッション楽器のパターンのバリエーションを選択する

以下のいずれかの操作を行います:

  • タンバリン、シェーカー、ハンドクラップの場合: 楽器をクリックし、「パーカッション」スライダをドラッグするか数値を選択します。

    図。Drummerエディタの「パーカッション」スライダをドラッグする。
  • シンバル、タム、ハイハットの場合: キットピースをクリックし、キット・ピース・スライダをドラッグするか数値を選択します。

    図。Drummerエディタの「ハイハット」スライダをドラッグする。
  • キック、スネアの場合: 「キックとスネア」スライダをドラッグするか数値を選択します。

    図。Drummerエディタの「キックとスネア」スライダをドラッグする。

ドラムを交換する

  1. ドラマーのカードの下部にある「プラグイン」ボタンをクリックしてDrum Kit Designerを開きます。

  2. ドラムをクリックします。

    キットピースと交換できるピースがある場合は、左側の交換パネルが開きます。

  3. 選択したキットピースの「情報」ボタンをクリックして、そのピースの説明を表示します。

  4. 交換パネルで、交換したいキットピースをクリックします。使いたいピースが見つからない場合は、スクロールしてみてください。

    ピースが交換され、対応するドラムサウンドが読み込まれます。

    注記:タムとクラッシュシンバルは、グループとしてのみ交換可能です。

  5. プラグインウインドウの背景をクリックして、パネルを閉じます。

その他の演奏パラメータを編集する

以下のいずれかの操作を行います:

  • 「フィル」ノブを下にドラッグするとフィルの数と長さが減少し、上にドラッグすると増加します。

    図。Drummerエディタの「フィル」ノブをドラッグする。

    鍵をクリックすると、プリセットやドラマーを切り替えてもフィル設定が変更されません。

  • 「スウィング」ノブを上下にドラッグすると、現在の演奏パターンのシャッフル感を調整できます。

    図。Drummerエディタの「スウィング」ノブをドラッグする。

    鍵をクリックすると、プリセットやドラマーを切り替えてもスウィング設定が変更されません。

  • 「詳細」ボタンをクリックすると以下のノブが表示されます:

    図。「詳細」ボタンが選択されたDrummerエディタ。「フィーリング」、「ゴーストノート」、および「ハイハット」ノブが表示されている。
    • 「フィーリング」ノブを右にドラッグするとドラマーの演奏が拍に対して早まり(前ノリ)、左にドラッグすると遅れます(後ノリ)。

    • 「ゴーストノート」ノブをドラッグすると、ビートの中のゴーストノート(スネアやキックのヒットのシンコペーション)のレベルを調整できます。

      注記:ゴーストノートを挿入できるかどうかは、選択したドラマーと複雑さの設定によって異なります。

    • 「ハイハット」ノブをドラッグすると、ドラムを演奏するときのハイハットのオープンとクローズの度合いを調整できます。

      注記:これは、ドラムキット表示でハイハットが選択されているときにのみ使用できます。

Drummerエディタでの変更または選択内容は選択したリージョンにのみ影響し、トラック全体には影響しません。プロジェクトでの Drummerの使いかたについて詳しくは、Drummerの概要を参照してください。

公開日: 2019/09/13
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