Logic Pro X: オーディオ・ファイル・エディタの編集コマンド

オーディオ・ファイル・エディタの編集コマンド

オーディオ・ファイル・エディタには、オーディオの編集と処理に関するいくつかの標準的なコマンドと機能があります。

オーディオファイルで特定の範囲を選択した後、「編集」メニューの「カット」、「コピー」、「ペースト」、「削除」などの編集コマンドを使って、選択範囲をカット、コピー、ペースト、および削除できます。

編集メニューのコマンド

  • カット: 選択範囲のパッセージをオーディオファイルから削除し、クリップボードにコピーします。選択範囲以降のすべてのオーディオは前に(オーディオファイルの開始位置側へ)詰められます。

  • コピー: 選択範囲のパッセージをクリップボードにコピーします。選択範囲そのものは元の位置に残したままです。ほかの編集コマンドとは異なり、「コピー」コマンドは非破壊的に実行されます。

  • ペースト: クリップボード内のデータをカーソル位置に追加します。ペースト(挿入)位置以降にもオーディオデータがあれば、クリップボードの内容を挿入できるよう、後ろに(オーディオファイルの終了位置側へ)ずらして間を開けます。

警告:ペースト先に選択状態になっている範囲があれば、その部分を削除してクリップボードの内容で置き換えます。

  • 削除: 選択範囲を消去しますが、クリップボードにはコピーしません。オーディオファイルにギャップが残ります。

  • 削除して移動: 選択範囲を消去しますが、クリップボードにはコピーしません。選択範囲以降の部分は前に(オーディオファイルの開始位置側へ)詰められます。

オーディオ・ファイル・エディタで実行するオーディオ編集および処理操作のほとんどは、破壊的に行われます。破壊的な操作では、再生パラメータが変更されるのではなく、オリジナルのオーディオファイルのデータが変更されます。ただし、取り消し機能を使うことができます(編集手順を取り消すを参照してください)。

ヒント:実行した編集や処理コマンドを取り消す機能はありますが、オリジナルのオーディオファイルではなく、そのコピーで作業するようにしましょう。オーディオ・ファイル・エディタでバックアップを作成および復元する手順の詳細については、手動バックアップを実行するを参照してください。

注記:Flex Pitchが有効になっているリージョンのオーディオファイルには、破壊編集を行うことができません。可能であれば、Flex Pitchを有効にする前にオーディオファイルを破壊編集するか、「所定の場所にバウンス」を使って作成されたオーディオファイルを破壊編集します。

キーコマンドを使って、破壊的なサンプル編集機能を実行できます。実行の際には、変更内容を適用してオリジナルのオーディオファイルを上書きするかどうかを確認するメッセージが表示されます。この安全確認のための機能は無効にすることもできます。

キーコマンドの警告を無効にする

  • 「環境設定」>「オーディオ」>「オーディオ・ファイル・エディタ」と選択し、「キーコマンドで機能を実行する前に警告」チェックボックスの選択を解除します。

公開日: 2019/09/13
役に立ちましたか?